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2025年11月18日 (火)

国会中継が面白い!!

 いま、ネットやニュースで”国会中継が面白い”と評判になっています。私も時々見てあまりに面白かったので、私の趣味の範囲外ですが、ブログで感想を呟きます。興味のない方はパスしてください。
 高市内閣発足後の国会中継については、うちの女房殿も一日中テレビの国会中継をつけています。家事などをしながらやりとりを聞いているのです。これまで、私と同様にあまり政治には関心はなかったはずですが、やはり、女性がガラスの天井を破って初めて内閣総理大臣になったことを喜んでいる様子です。時々、やりとりを聞きながら”絶対女性だから舐めている”とか独り言をつぶやいています。怖いなあ(笑)。政治家の皆さん、高市内閣の70%を超える支持率の高さを舐めたらイケません。いままで政治に無関心だった若者や女性たちが関心を持って観ています。そして、年寄りだって、いまやネットぐらいは見ているぞ(笑)。

 それにしても、実際、高市さんが総理大臣になって、日本の政治が一変したような感じです。

 正直、前任の総理大臣が率いる内閣は、ネットなどで”だらし内閣”と揶揄されるような状況でした。前政権の総理や外務大臣などの行状には、同じ日本人として、いろいろ言いたいことがありますが、でも、あの1年間があったからこそ、高市内閣が誕生したような気もしますので、まあ、早く忘れましょう(笑)。もっとも、前総理さんはご自分がしたことはもうすっかり記憶にないようですが・・。
 ただ、海外の会議で首脳たちに挨拶もせずに、席で一人でスマホをつついたり、挨拶に来た外国の首脳に椅子に座ったまま握手したりする映像はいつまでも残ります。トランプ大統領との会見では挨拶もされませんでしたし、・・。正直、ああいう映像を見たときは、同じ日本人としてなんとも恥ずかしかったなあ。第一、あのおにぎりの食べ方はいけません(笑)。

 一方、高市内閣総理大臣の外交は素晴らしかった。ほとんど準備する時間もなく、総理就任後あわただしく出国し、東南アジアの首脳たちに積極的に挨拶や言葉を交わす映像は、日本人として本当に誇らしくうれしくて涙が出ましたねえ。 
 そして、トランプ米国大統領の来日、その対応もお見事というほかありません。それを、野党は、はしゃぎすぎとか、身体にさわり過ぎとか、なかには”現地妻”と称した女の発言、某女タレントの妄言もゆるせませんなあ。マスコミ報道も高市下げ一色ですよねえ。
 でも、韓国での花も飾っていない会場での会談、就任挨拶も寄こさない中国最高指導者との会談も、とても、なまじっかな男ではやれない、実に男前の態度と言動でこなしました。本当に、就任時に発した働く覚悟の発言、そのままです。本当に感服しました。 それにしても、あの発言に文句を言う野党やマスコミの程度の低さには呆れかえりますねえ。

 で、やっと国会中継の話になるのですが、いやはや、高市内閣総理大臣、片山さつき財務大臣、小野田経済安全保障担当大臣の3人の女性閣僚のパワーが物凄い。まず、若いタレントさんが言った”前の総理は何を言っているか、よくわからなかったが、高市さんはよく分かる”というのは”言い得て妙”でしたねえ。これまでの木で鼻をくくったような、官僚が書いたペーパーをそのまま読み上げるのではなく、自分の言葉で真正面から答弁をしています。
 特に、驚いたのが、片山さつき財務大臣です。国会答弁で”責任ある積極財政”の名のもとに、これまでタブーだった、プライマリーバランスの見直し、消費税の売上税としての本質論、前総理がギリシャ並に悪いといった借金高を財政破綻する可能性はないと言い切った、元大蔵省の初の女性主計官の実力を痛感しました。そう、あれが本当の官僚というもののあるべき姿でしょうねえ。まあ、財務省内は大変でしょうねえ。なにしろ、事務次官より先輩なのですから(笑)。でも、これからが正念場ですよねえ。頑張って下さい。

 女性と言えば、自民党の広報担当の鈴木宗男さんのムスメさんの活躍も特筆すべきです。野党のデマを証拠付きで一刀両断したり、会見などの議事録を全部そのまま公開するという方法で、マスゴミの報道の嘘を暴いています。これは画期的です。
 それにしても、ちょっとマスコミの報道の偏向ぶりは異常ですよねえ。まるで、どこからか指示があるような印象です(笑)。NHKの斜めの写真、時事通信の”支持率落としてやる”等の発言はとても信じられません。いまや、SNSの時代になにをやっているのでしょうねえ。正直あきれます。

 そして、野党の国会質問も酷いものがあります。国民民主党の榛葉幹事長のユーモアにあふれた質問、参政党の鋭い質問など、これまでの国会ではなかったような内容の濃い論戦があるかと思うと、首相の所信演説で、冒頭から大音量でヤジを飛ばしたり、直前まで質問書を提出せずに、首相が午前3時になって仕事していると誹謗する野党議員、しかも、内容は、週刊誌ネタである閣僚のクマ発言問題、奈良のシカの問題、年号の誤認に基づく追求など、レベルが低すぎて、ネット民から”金と時間を返せ”とまで言われる始末。
 しかも、予算委員長は、すべて高市首相に質問を集中させる疑惑なども浮かび上がり、この物価高で国民が大変な思いをしてる中で、とても、国会議員としての資質、いやそれ以上に人として大丈夫かと疑いたくなりましたねえ。これらは、国会中継ですべて映像に残っていますから、まったくの嘘やデマというモノではないと思います。それにしても、なんで、野党の幹部たちは女性議員も含めてあんなに偉そうなんでしょうかねえ。選挙民にもそうなのかな、人ごとながら選挙が心配になります。嗚呼、比例ですか?ゾンビ議員制度は早くやめてほしいものです。

 でも、この本会議や予算委員会を通じて見直したのが、小泉防衛大臣です。カンペもなく、小泉構文でもなく、堂々と左翼野党の妄言を一蹴しています。ネットでは、”覚醒した”という声がありますが、いや、本当にそう感じました。最初はどうかと思った、高市首相のこの人事は見事でした。
 そして、もう一人、強面のイメージの強い茂木外務大臣です。しっかり外交のコーヒーブレイクの映像をSNSで報告しながら、中国には毅然とした態度で対応しています。前大臣とは180度違っており、頼もしい限りです。

 以上のように、実に面白い国会中継でしたが、いま、まさに、我が国の政治が大きく変わろうとしている歴史的な時なのだという気がしています。もし、これで変わらなければ、日本は終わりという気もします。とにかく、いま、次々と様々な施策が打ち出されようとしています。総理の各大臣へのあの分厚い”指示書”にも驚愕しましたが、ほんとうに、これまで見たことがないスピードで、言ったことを必ず実現しようとしている高市内閣には一国民として頭が下がります。
 ただ、これからが本番です。これまでの利権屋や某大陸の手先勢力、そして、出世が命のエセ官僚たち、総裁選で反高市派の国会議員の皆様、マスゴミの偏向報道などの抵抗がますます大きくなってくると思います。是非、高市内閣の皆様には健康に気を付けて、国民の期待を裏切らないように(笑)、頑張ってください。

2025年11月14日 (金)

追悼 仲代達矢さん

 2025年(平成7年)11月8日 午前0時25分、俳優の仲代達矢さんがお亡くなりになったそうです。92歳で、6月まで石川県の舞台で主演を務めていたとのことで、ご冥福をお祈りします。

 このブロクでも、私が役者仲代達矢のファンであることを何度もお話したことがあると思いますが、改めて、昔の記憶を辿ってみたいと思います。私が最初に銀幕で仲代達矢を知ったのは、多分、高校生の時に体育教師に薦められ、全6部作の9時間半を一挙上映する特別興業を松竹劇場で観た、小林正樹監督の「人間の條件」だったと思います。とにかく、戦争や社会の不正や不合理に真正面から抵抗する正義感の強い主人公”梶”に圧倒されました。ただ、どちらかというと、この時は、仲代達矢という俳優よりは小林正樹演出の迫力が印象に強く残った記憶があります。
 そのあと、岡本喜八監督の「斬る」での侍崩れの口八丁な旅人(やくざ者)を観ている筈なのですが、あまりのキャラクターの違いからか、「人間の条件」の主人公を演じた俳優とは思っていなかったような気がします(笑)。 

 そして、仲代達矢という役者を意識し始めたのは、五社英雄の「御用金」からでした。彼が第2の故郷という能登が舞台の時代劇です。雪の中の丹波哲郎との殺陣の斬新さには感動しました。さらに、同じく五社監督の「人斬り」で演じた冷酷非情の武市半平太の演技には驚きました。狂気を秘めた目つきとあの朗々としたセリフ回し、勝新太郎演じる岡田以蔵の壮絶な殺陣にも勝る凄味でしたねえ。

 実は、この頃、私の住む地方では、邦画のリバイバルを上映する名画座、ましてやまだビデオなどもなく、黒澤明監督の「用心棒」や「椿三十郎」などはテレビ放送もなく、全く見るすべがありませんでした。こうした名作の情報は、映画関係の文献でしか得られませんでしたからねえ。いやあ、とにかく観たかったなあ。本当に飢えていました(笑)。

 結局、黒澤明監督の時代劇を観ることができたのは、高校卒業後、上京してから、銀座の名画座(並木座)でしたねえ。劇場には昼からサラリーマンがたくさんいて、驚いたのも記憶にありますが、「用心棒」は、それまで文献で想像していたものを軽々超えていった映像に驚愕しました。さすが、世界のクロサワと感動しました。そして、主演の三船三十郎もカッコ良いのですが、仲代達矢演じる敵役の”卯之助”の悪の魅力に完全に参りました。
 ここで、完全に仲代達矢さんのファンになった(当ブログ2025.5.21参照)の後は、次々と都内の名画座をまわり、仲代達矢さんが出演する様々な映画を観て回りました。もちろん「椿三十郎」、「切腹」、「上位討ち」などを観ましたねえ。それまでは文献でしか知らなかった名作だらけの映画三昧、今思えば、至福の時代でした。

 そんな中、池袋の邦画の名画座(文芸地下)で仲代達矢特集というリバイバル上映が行われ、多分、オールナイトだったと思うのですが、大学の友達数人と劇場に足を運んだのです。上映作品は、その当時でもあまりリバイバルされていない、岡本喜八監督の「殺人狂時代」や「大菩薩峠」だったのではなかったかと思う(実は記憶に自信がない)のですが、すぐ後ろの席を見て、驚愕しました。なんと、仲代達矢さん本人が無名塾の俳優やスタッフを引き連れて座っているのではないですか。いや、本当に奇跡と思いましたが、こんなことが起こるのが東京なんでしょうねえ。
 とにかく、若気の至りで、失礼ながら握手を求めたのですが、仲代さん、嫌な顔一つせず、快く応じてくださいました。実物はスクリーンで見るより、スリムで、握手した手もほっそりしていました。顔もマネキンのようなサイズなのです。均整が取れてスタイルが良いので、スクリーンでは大きく映るのでしょうねえ。本当に、このときのことは、いまでも忘れられません。一生の宝物です。仲代さん、ありがとうございました。ちなみに、仲代さん以外で、本物の芸能人に会ったのは、地元のタレントさん以外は、歩道ですれ違ったジャイアント馬場さんでした。馬場さんには、その背の高さに驚きました。雲をつくという表現の意味が分かったような、本当にデカかった(笑)。

 話がそれましたが、そうした思いでもあって、私としては、長年の”推し”の役者さんでした。なお、最近では、邦画の黄金時代の話を出版(当ブログ2020.3.24参照)したり、時代劇の小品(DVDや配信)で老いても元気な姿をみせておられ、直前まで舞台の準備もされてたようですので、今回の急な訃報には驚きましたが、ともかく、これまでの長年の精力的な活動に敬意をささげ、改めてご冥福をお祈り申し上げます。ありがとうございました。

2025年7月14日 (月)

4K液晶テレビ

 先日の早朝、居間のテレビが突然故障して映らなくなりました。妻によると、いつものようにテレビの音声を聞きながら家事をしており、振り返ると画面が真っ暗になっていることに気が付いたそうです。まあ、購入後7年経過しており、寿命だったのでしょう。
 保証期間が過ぎていたため、修理にはモニターの交換代だけで最低6万円はかかるとメーカーの修理部に言われたので、思い切って新しく買い替えることにしました。

 買替えに当たっては、なによりUHDのディスクが視聴できる4Kテレビにすることでした。というのも、DVD・ブルーレイ収集が趣味の私としては、コレクションしているスチールブック仕様のブルーレイに、セット売りのUHDが一定数含まれているのです。そう、遅まきながら、これまで観ることもできないまま死蔵していたUHDの映像を観てみたかったのです(笑)。もちろん、併せてUHDを視聴するためのプレイヤーも格安の製品を購入しました。

 さらに、テレビ画面のサイズも、私としてはできたら55型ぐらいにはしたかったのですが、妻が支配権をもつ”居間”のテレビであることから、居間が狭くなるという強固な反対から、最終的には50型に落ち着きました。残念、無念。

 また、家電量販店で展示販売されているテレビ台はメーカー専用品ではないうえに、デザインがパッとしないにもかかわらず、なんとも値段が高いのには驚きました。家具店もいくつか回りましたが、どうも気に入りません。で、結局、通販で昔ながらのシンプルなデザインの120cmテレビ台を探して購入することになりました。

 それにしても、水曜日の朝に故障して、その日の午前中に家電量販店でテレビを購入したのですが、配達されたのが翌週の月曜でした。丁度、エアコンの販売で大盛況だったようですが、やっぱり人手不足も影響しているのでしょうねえ。とにかく”テレビの無い居間”というのは、なんとも寂しいものです。6日間の長かったこと。うん、これはやっぱり体験しないと分かりませんねえ。

20250707_182208 左の写真が我が家に到着した50型4K液晶テレビと120cm台座です。早速、UHDの黒澤明時代劇のうち、「七人の侍」と「用心棒」、さらに、東宝特撮映画「ゴジラ」を観てみました。いずれもモノクロ画像なのですが、やはり解像度が素晴らしく、人物などが立体的に見えるような気さえして”4K液晶テレビにしてよかった”と感動しました。UHDのコレクションはまだまだあります。例えば、最近の「ミッション・インポシブル」シリーズなどもありますので、洋画のカラー映像も楽しみです。
 ただ、残念ながら、居間のテレビなので妻のいない間に観ることが求められており、実はこれがなかなか難しいのだ(笑)でも、結果としては、長年の願望だったUHDを観ることができる環境が整ったのですから、”災い転じて福となる”ということで、”めでたし、めでたし”なのでした。

2024年8月17日 (土)

パリオリンピック

 映画と全く違うのですが、あんまり腹がたったので「パリオリンピック」の話題を取り上げたいと思います。
 まず、オリンピックというのは平和の祭典と思うんですが、イスラエルをはじめウクライナとロシア間での戦争中にもかかわらず開催されるのが腑に落ちませんが、まあロシアが不参加ということで良しとするとしても、SNSやネットがこれだけ発達すると、以前から”黒い五輪”と呼ばれるIOCのやばさが一段と浮き彫りになります。しかも、開催国の思惑や本音までもが透けて見えるのです。

 前回の東京オリンピック以前は、テレビや新聞などのマスコミによって都合よくバイアスがかかったニュースしか目にしなかったのですが、参加する選手自身のSNSや当地(外国)のネットニュースなどがダイレクトに流されると、そのあきれるばかりのとんでもない実態が明らかになります。
 東京オリンピックの時は、”選手村の食事がまずい”と報道した日本のマスコミの評価に対して、参加した選手自身や外国の記者が”食事がおいしい”という絶賛の嵐でしたので、日本人としてはほっとした覚えがあります。一方、隣国の我が国に対する悪意の数々を目にして驚くと同時に、多分、この時から日本人の隣国に対する意識が大きく変わったのではないとか個人的に思ってます。

 そういう中で、今回、”花の都”パリで開催された「パリオリンピック」ですが、昔からフランス好きの日本人にとっては大きな期待があったと思います。なにしろ、我が国の知識人たちは、パリの文化や芸術を高く評価しており、実際にはフランスにほとんど渡航ができない中での影響でしょうか、”おフランス”と揶揄された”山の手”のお上品なマダム達(古すぎるか?)が昔はたくさんいた気がします。
 でも、実際、パリに行くと、ほこりで町や車が薄汚れて(有名な犬のふんは見ませんでした。)おり、とても”花の都”とは思えなかった記憶しかありません。今回のオリンピックでは、そういう現実のパリの不衛生な姿やフランス人の自己中心的な本音を痛い程感じましたねえ。

 まあ、各方面から反発を受けている開会式のことは、いかにも前衛的で悪趣味なフランス風という気がしますのでコメントはしませんが、堂々と行われたアジア人差別ともおもえる柔道やバスケットの意図的な”誤審”の数々には驚きました。いやあ、そこまでやるのかと思えるほどの露骨なフランスびいきは、あきれてものも云えません。
 極めつけは、クライミング女子の手がとどかないスタート位置などありえません。しかも、IOCは知らぬ存ぜぬです。フランスを勝たせるためには、世界中から非難を浴びようが、ルーレットも何も手段を択ばないという露骨な態度は衝撃でした。いやあ、フランス人とはこういう自己中心の人たちだったのか、と改めて絶句です。

 さらに、オリンピックなのに選手へのリスペクトが全くありません。選手村は、CO2削減の名のもとにエアコンは無く(フランス選手宿舎には付いていたらしい)、食事もビーガン食で、身体が資本の運動選手には不評だったようです。”東京の選手村が懐かしい”という声まで出ていたようです。
 そんな中で糞尿が流れるセーヌ川でトライアスロンを強行し、大腸菌で入院患者を出す始末です。65歳の女パリ市長の公約らしいのですが、水質検査の結果も公表されていないらしいので、まさしく政治主導の大会らしい競技でした。それにしても、セーヌ川って、汚水と雨水が流れ込む方式なので昔から汚かったようですねえ。これからは映画などでセーヌ川河畔での恋物語を見ても幻滅するだけでしょう。そういう意味では、パリのイメージがとことん落ちたような気がします。

 また、今回の大会は、LGBTを標榜し、男性を女性ボクシングに出場させて金メダルを取らせたり、実力のない女性審査員を多数登用して誤診を起こしたりと性的少数者を優遇する一方、人種差別にはほとんど無頓着な状況は、欧米のいう多様性というものに大きな懐疑を抱かせましたし、日本人にとっては、フランスという国への幻想を打ち消し、フランスという国の実態を垣間見れたことが、今大会の意義であったと思います。

 最後に、選手たちからは東京選手村を懐かしむ声が出たり、IOCの役員からは”また東京で開催したい”などいうとんでもない声も出たようですが、東京都の発表では、前回は2兆数千億円の赤字だったそうで、経済波及効果どころか、国民の血税で穴埋めする結果なのです。もうそろそろオリンピック自体の金権体質とそのうさん臭さを認識して、開催どころかできるだけ距離を置くべきと思います。
 でも、我が国の政治の状況をみる限り、またぞろ、多額の中抜きを行ったどこかの企業や政治家のように、開催に向けて暗躍する輩が出て来そうな気がします。いいかげん、目をさましてほしいものです。本当に最近の我が国の政治家は利権のために売国行為しかしないような気がします。そして、そうした政治に陥ったのは、投票にもいかない若者をはじめ私たち国民だということを肝に銘じなければなりません。次は是非みんなで投票に行きましょう。いやあ、歳のせいか、ついつい説教じみたことを言ってしまった(笑)のだ、ごめんなさい。

2024年3月14日 (木)

祝!米アカデミー視覚効果賞の受賞/ゴジラ-1.0

 映画「ゴジラ-1.0」が米国アカデミー賞の視覚効果賞を受賞しました。政治的にいって、正直、まさか本当に受賞するとは思っていませんでした。まあ、ノミネートの対抗馬に恵まれたのかもしれませんが、ホワイトに特化せずに、米国アカデミーが世界に開かれたことは間違いありませんね。素晴らしことです。

 それにしても、山崎貴監督さんの嬉しさは大変なものでしょうねえ。もともとSFX技術者出身で、「スターウォーズ」や「未知との遭遇」に憧れてこの世界に入ったそうですので、視覚効果賞への思い入れもありましょうし、ノミネートの際のイベント会場で、憧れのスティーブン・スピルバーグに声をかけられ、”3回観た”と褒められ、しかも、記念写真まで一緒に撮ってもらったことは、例えようもない喜びだったでしょう。本当におめでとうございます。ルーカス・フィルムにも招待されたようです。
 ”まさか、ここ(アカデミー賞受賞式)に来られるとは”という受賞式でのスピーチの言葉には万感がこもっていました。
 今回、受賞後のテレビ番組などでの山崎監督のインタビューを拝見してみると、本当に奢らない、きどらない、優しいお人柄で、ますますファンになりましたねえ。

 そして、このアカデミー賞の効果は、現在も上映中の劇場への客足の伸びにつながっているようです。確か国内の興収は60億円を超えたと記憶していますし、シン・ゴジラと違って海外の興収もかなり増えているようですので、これを機会にさらに頑張ってほしいものです。なお、その人気ぶりは6月に発売が予定されているフィギュアにも見られるようで、発売元のエクスプラスによると、高額商品にもかかわらず、予約開始と同時に完売とか。・・・うーん、欲しいよう(笑)

 その一方で、今回の我が国映画界の”アジア初、監督では2人目(1人目はキューブリック)”という偉業について、映画ネタをテーマにしているワイドショーの番組にもかかわず、一言も取り上げなかったテレビ局があった(youtube)と聞いて驚きました。どうやら、他局(ジブリは日本テレビ関連ですが・・?)関係だったせいかもしれませんが、公共の報道機関としては、その神経(感覚?)が全くわかりません。最近、どうも、我が国の政治やマスコミはなんだかすっかりおかしくなっていますねえ。困ったものです。

20240314_131321 最後に、”マイゴジ(マイナスゴジラの略称)”ではありませんが、最近マイブームとなっているデフォリアル・フィギュアの”モスゴジ(モスラ対ゴジラの略称)”でお祝いの万歳三唱をしましょう。”バンザイ、バンザイ、バンザイ、誠におめでとうございます。今後のますますのご発展(海外進出、続編)をお祈り申し上げます。”

 

 

2024年2月18日 (日)

エアーブラシ用レギュレーター(圧力計付)の交換

 最近、youtubeで模型関係の配信を観る機会が増えたせいか、模型塗装への意欲が高まってしまい、まずは塗装環境の改善を図ろうと、ぶっ壊れた塗装ブース(当ブログ2023.12.24参照)に続いて、調子の悪いエアーブラシ用の機器を交換することにしました。
 エアーブラシ用機器というのは、コンプレッサーとレギュレーターとエアーブラシをホースでジョイントしたもので、私がいままで使っていたコンプレッサーは、クレオスの「mr.エアーリニアコンプレッサーL5」という入門機なのですが、実はまだまだ健気に稼働しています。
 ネットで調べてみると、このコンプレッサーL5という機種は、故障は少ないうえ、性能も良く静音が人気な機種(愛称をL5と呼ぶようです。)だそうです。一方、同社の上位レベルの機種(L7とかL10)は高額の割に駆動音が大きくなるという欠点が指摘されていますし、他のメーカーへのチェンジまでの気にはなりませんでしたので、今回は、コンプレッサーは替えずに、手入れ不足で錆付いているエアーレギュレーターと不具合の多い安物のエアブラシを交換することにしました。

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 まず、エアー圧の調整や水抜き機能のあるレギュレーターは、圧力計の付いてるクレオスの「mr.エアーレギュレーターⅢ(圧力計付)」を購入しました。今回の目玉は、圧力計なのです。実は前の機種にはこの圧力計が付いてないタイプだったので、今回、目に見える形で、圧力が調整できるのは楽しくてたまりません。
 エアーブラシとコンプレッサーへ繋いで空吹きをすると、圧力計のメモリが軽快に動くのが実にうれしいのです。子どもか?(笑)。まあ、これまで”勘”で適当に調節していたことが、はっきり目に見えるというのは、本当に大切なことです。うん、何事も”見える化”というのは実に大事です。改めて思いました(笑)。

 さらに、エアーブラシもクレオス純正の0.3ミリを購入です。いままでは、安価な(多分中国製)ブラシを使っていたので、これで心機一転、塗装のやり放題です。・・・というのは、あくまで、実際の塗装体験時ではなく、”エア・エアーブラシ”という妄想トレーニング段階でのお話です(笑)。
 まあ、実際に塗装作業に着手すれば、塗料の濃度など様々なトラブルが生じると思いますので、一番楽しいのが、現在ただいまのように、頭の中だけで塗装イメージを膨らませている段階なのです。

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 ということで、新規開店する塗装作業の第一弾は何にしようか、ゆっくり計画を立てましょう。いやあ、模型づくりっで本当に楽しいですねえ。

 

2023年12月31日 (日)

CD顛末記

 今年十数年乗っていた自家用車を買い換えました。というのも、愛車のブレーキランプが1個点灯しなくなったので、メーカー代理店に修理を依頼するとなんとブレーキランプ系統を一式交換するため費用が10万円かかると言われました。最近は電化製品をはじめ”修理”と言えば、こんな”部品の全面交換”ばかりです。そういえば、雪で壊れた築35年ほどの自宅の雨どいの補修(数か所の歪み)も、トイの規格が合わなかったのか”全面取替”となり、しかも2階建ての家をスッポリ覆うほどの足場まで必要となって、結果一定のまとまった金額の大修理になりました。火災保険が無かったら大変でしたねえ。多分、いまの日本には昔のような熟練した職人さんがいなくなったんでしょうねえ。こんなところで世の中が変わったことをしみじみ感じます。 

 話を車の件に戻しますと、来年6月には車検もあって、使用年数的にそろそろ買替え時期かとも感じていたところであり、また、自分自身の加齢に加え、ほぼ街中の買い物回りに使っているだけですので、車種は燃費も良く小回りの利く軽自動車にすることにしました。メーカーはネットで一番人気の車種のなんとかBOXにしました。丁度メーカー代理店を訪問した日に、新型車種の発売があって”自転車も積める(タイヤパンク時に自転車屋まで運ぶのが苦労するので)”という話に、その場で購入を即断即決したのです。

 そして、さまざまなアイテムを決めていく中で驚くことに出くわしました。正直、車にはさほど興味もなく機能は”ノーマル仕様”で良いのですが、今や必須である”ナビゲーション”のアイテムにCD機能が付いていないと言うのです。どうやら最近は音源をケータイから取る人が多く、今回の新型車種からCD機能を除けたというのです。”これは困った”と思ったら、数十万円もする最上級のナビゲーション機器にだけCD機能が付いているというので、やむなくこの機種を選びました。どうやらすっかり時代遅れになっていたようです。
 しかし、CDトラブルはこれだけでは終わりませんでした。

 半導体関係で納車の時期が遅くなっている中、11月に新車が届きました。現金一括払いの際には思わず笑っちゃう代理店側のミスもありましたが、それはまた別の話として、早速、車にこれまで長年聴いてきた楽曲を取り込もうとしたのですが、女房殿の曲はCDがあるのですが、私の曲のCDが見当たりません。そこではたと気が付きました。以前はまだ”レンタル業が華やかなりし時”であり、気に入ったCDをレンタルして対応したことを思い出しました。パソコン等に取り込んだまま、肝心なCDを持っていなかったのです(笑)。

7117oviszl_ac_sx679_  やむなく、長年ドライブ中に耳に馴染んだ曲のCDをアマゾンなどで探したのですが、どうも見当たりません。どうやらCDの需要が少なくなっており、その分商品の在庫がないのです。まあ、捜しているのが主に70年代の懐かしい歌(若い頃に親しんだ曲が中心)ばかりなのですから、仕方がないのかもしれません。結局、オークションなども活用しながら、オムニバス形式のCDを複数個購入しました。
 加えて、いままで持っていなかった映画の主題曲(昔の洋画名作と昭和のゴジラ音楽)のセレクションも買ってみました。ほとんどが値引き商品になっているのですが、結構物入りとなりましたねえ。あとは、いま、流行りのアニメ主題歌をどうするか考えものです(笑)。

 なお、CDを新車のナビに挿入したものの、音声が出なかったくだりは、また別のお話です。いやあ、新車の操作は慣れるまで難しいのですよ(笑)。 

 

2023年12月24日 (日)

模型用塗装ブースのリニューアル

 長年使っていたクレオスの塗装ブースが壊れました。突然、稼働中のファンが”キーン”という金属的な高音を発し始めたのです。何度もファンの状況を点検しましたが、原因が全くわかりません。そういえば、直前に使用した8マンの塗装中に、家人から塗料のシンナーが匂うと苦情が出されていました。この機器自体は一度交換した経緯があり、ファンの内部には随分塗料カスも溜まっていますし、依然として異様な高音の回転音は止まりませんので、もう寿命が尽きたと判断し、今回買い替えることにしました。

20231207_221904  さて、アマゾンで、使い慣れたクレオスの同製品を検索してみると、どうやらマイナーチェンジしているようで、サイズも少し小さくなった上、風量が弱く”スプレーに対応していません”との説明です。サーフェイサーをよく使うので、このクレオス製品は断念しました。

 いろいろなメーカーの製品を眺めていましたが、やはりかなり”お高い”のです。youtubeの「塗装教室」で見た本格的な塗装ブースは、性能は強力ですがお値段も強力(笑)でとても手が出ません。

 予算的な面でかなり悩んでいると、”タイムセール”という安売り製品が目につきました。知らないメーカーですが、2基のファンで風量は強いようです。しかもLEDの照明付きです。また、排気ダクトホースも現在のものと同じような形をしており、窓サッシのホース差込口の形状に合いそうです。やや音がうるさいとのコメントも付いていましたが、”壊れた時に丁度タイムセールなのは運命だろう(笑)”と、思い切って購入しました。

20231222_075745  注文後は、まず、今使っている塗装ブースの解体作業を始めました。クレオスの製品特有のハニカム仕様の紙製の大型フィルターとプラスティックのフードは細かく刻んで廃棄です。そして、金属製のファン本体は不燃物処理です。また、防塵、防臭のために塗装ブースを囲っていた手製の段ボールやビニールシートの囲い、支えのための金属パイプも解体です。いずれも長年の使用による塗装カスの掃除が大変でしたが、なんとか整理ができると、机の上の見通しが良いことに感動しましたねえ(笑)。 

 さて、”運命”の製品が到着したのですが、まず、排気ダクトホースのサイズが一回り大きかったのに驚きました。まあ、プロペラ2基分なのですから、その分大きいのは当たり前かな? 説明写真では分かりませんでしたねえ。そのため、ホースの先を差し込む穴を広げるために、アルミサッシ板を加工する必要が生じました。このブログで以前ご紹介(2013.4.14)したように、金属板を加工するのはなかなか大変なのです。どうやら、穴の幅の寸法はあと3cm縦に伸ばし、幅は2か所ほど削るだけでなんとかなりそうです。
 そこからは、今ある穴に金きりバサミで縦に切れ目を入れて、力任せに押し切りました。3段階かかりましたねえ。そして、こまかな微調整は前回大活躍したハンドニプラー(2013.7.14参照)で、ガチガチとアルミ板を食い切ります(笑)。そして、ホースの口先をドライヤーで柔らかくして押し込み、隙間にエポキシ造形パテで詰め物をして完成です。実は、10年前にも使ったこのパテを今回ホースから外すのに四苦八苦しましたので、今回は軽めに詰めています。その分、隙間風が入る(笑)のですが、やむ得ません。

20231223_143403  あとは、本体ブースを組み立てて完成です。組み立て自体は大変簡単なのですが、知らないメーカーだけあってか、少し部品の造りが甘いようでフェンスなどがきっちりハマらない部分もありますが、まあ大勢に影響はありません(笑)。それにLEDが予想以上に明るく見やすいのに感心しました。

 一方、驚いたのが、ファンの風量の音量です。確かに説明には書いてありましたが、予想以上にやかましいのです。室内では耳栓がほしいと思う程です。まあ、室外にはあまり漏れないようですが、多分これは昼間しか使えませんねえ。ただ、音量調整は無段階で調節できるので、”中”から”弱”であれば、通常使用は可能でしょう。

 最後に、まだ実際の塗装作業を行っていないので、これからどの程度で”2層仕様フィルター”を交換する必要があるのか、は今後の課題です。また、吸引の範囲が実際はどのくらいか、その度合いによっては、自作のカバーフェンスを作る必要があるのかなあ、とも考えています。

 いずれにしろ、久しぶりの机上の広さ、室内の見晴らしの良さ(笑)を堪能しています。しばらく、塗装は未使用で行きましょう(笑)。

2023年12月19日 (火)

海外で大ヒットのゴジラ-1.0 

 現在公開中の映画「ゴジラ-1.0」の封切り直後、元祖オタク評論家の岡田斗司夫氏が自らのyoutubeで「このゴジラ映画は、シン・ゴジラを超えた。100億円は行く。世界水準にある。」と述べて、国内では80億円という驚異的な興業収入を達成したものの、海外では全くヒットしなかった”シン・ゴジラ”と違って人間ドラマがあることが世界市場(特に欧米では)に必須であると解説していました。

 確かに、今回のゴジラ新作は、大日本帝国の戦艦とのバトルなどのVFXはハリウッド映画に匹敵すると思いましたが、戦争直後の人間ドラマとしては、神木隆之介の熱演もあるものの、個人的にはなんか少し物足りないような気がしていましたので、その解説にはやや疑問符を付けていました。
 実際、国内の興行収入を見ると、封切り直後の週末10億円越えを達成して良かったものの、3週連続1位の後は”シン・ゴジラ”のように爆上がりもせず、現時点(12月18日)で累計44億円にとどまっています。勿論、これだけでも既に大ヒットなのですが、正直なところ、国内でも80億円を超えてほしかった。上から目線のアンノ野郎さんに一矢を報いたい(笑)。

 一方、海外では12月1日に全米公開されると、字幕付き(あちらは字幕が敬遠されるそうです。)にもかからわず、海外のレビューサイトのロッテントマトの評価が、識者97%、一般98%が”良い”という、とんでもなく高い評価となっており、実際最初の週末興行では16億円と全米第3位という成績となり、邦画の歴代第一位の1987年「子猫物語」を超えて実写映画の記録を塗り換えたそうです。
 ただ、”次週には第1位を”と願っていたら、何故か、宮崎駿の最新アニメ「少年とサギ」が乱入して、ちゃっかり上位を占められました。いまさら邪魔してほしくなかったなあ(笑)。
 しかし、その後も上映期間の延長や上映館の拡大が続き、複数の映画祭での受賞までも報告されているようです。こうなると、ノミネートされているアカデミー賞の視覚効果賞も期待できます。どうやら22億円の予算で200億円を超えるハリウッド映画のVFXと同等の効果が上がっていることが評価されているようです(微妙?)。しかし、VFX出身の山崎貴監督は本望でしょうねえ。
 さらに、これからはアメリカ以外の国でも順次公開が予定されているようですし、現時点での全米の累計興収は3400万ドル(約50億円)のようですから、国内合わせると100億円達成はもう時間の問題です。
 いやあ、この結果を見ると、岡田斗司夫氏の慧眼には感服します。疑ってごめんなさい(笑)。それにしても世界市場はやはり大きいですねえ。山崎監督、おめでとうございます。海外進出も期待しています。

 なお、この作品については、youtubeで岡田斗司夫氏を初めとして様々な番組(?)が公開されています。兵器マニアたちが映画に登場する重巡洋艦や戦闘機の薀蓄を話すのも楽しいものです。そこで0戦が片足づつ出し入れすることを初めて知りました(笑)。
 こうした多数ある配信の中で、特に山崎監督が出演した「ホイチョイ的映画製作~この一本~」での対談が実に良かったなあ。山崎監督の撮影現場の率直なネタ晴らしが面白すぎます。未見の方は是非ご覧ください。

20231217_141004120231217_1411281   このほか関連ビジネスとして、毎回ゴジラ映画公開記念として恒例のように発売される商品”一番くじ、A賞”のゴジラ模型をご紹介します。前回「コングVSゴジラ」に引き続き、ゴジラ専門造型師酒井ゆうじ氏が製作した完成品モデルです。籤運の悪い私は、いつのようにオークションで当選品を購入しました。高額になりますが、確実な方法としてやむ得ない対応なのです。なんせ、外れくじ商品のゴジラ印のタオルやマグカップは要らないのです(笑)。
 ただ、今回購入に際しては発送にかなり時間を要するなど、取引中にやきもきすることもありましたが、なんとか無事ゲットできました。出品者の事情が全く分からないところがオークション制度の弱点ですねえ。メルカリの方が人気なのがわかります。
 さて、現物は高さ23cm、頭から尾先まで直線で32cmのサイズですが、さすがゴジラ模型に定評のある酒井ゆうじ作品だけあって、皮膚感など実にリアルに作られています。その勇姿をご覧ください。
 何故か、もう一度映画を見たくなりました。ラストの黒い傷を見逃しましたから、100億円に貢献するためにももう1回行こうかな?

 最後に余談です。第2刷(初版は品切れだった)の文庫「小説ゴジラ-1.0」を読んでわかったのですが、鑑賞時”おかしい”と思っていた、主人公が復員した際、隣家のおばさんから罵倒されるシーンは、実は主人公が特攻で出撃したことが家族に知らされていたという設定があったようです。でも、映画ではそんなことは全く分かりませんですよねえ。史実上、特攻の場合皆家族に知らせるのかな?誰か、詳しい方、教えてください。 

2023年6月28日 (水)

七人の侍 4Kデジタルリマスター仕様ブルーレイ版

 黒澤明監督の名作「七人の侍」の4Kデジタルマスター仕様のブルーレイが発売されました。もっとも、この商品は4Kデジタルリマスターをブルーレイ向けに2Kダウンコンバートしたマスター素材を使用したものだそうです。まあ、その分、4K画像の画質は落ちるということなのですが、今回購入して視聴したところ、そのソフトの画質の良さに驚嘆しました。

91v6ouqbjbl_ac_sl1500_  もちろん「七人の侍」をはじめとする黒澤明監督作品については、これまでも当ブログで幾度となくご紹介したとおり、既にVHSからLD,DVD、そしてBDまで所有しています。しかも、わざわざ画質が良いと噂されていた北米版まで取り寄せています。
 それでも、今回の商品は”4Kリマスター版”と称するだけの価値はあります。何度も観たはずの”景色”がまるで今迄見たことのなかったモノクロの細密画のように見えるのです。本当に新鮮な驚きでした。これは多分に黒澤明監督特有の望遠レンズの多用とパンフォーカス(手前から奥までピントが合っている画面)の効果が拡大されているためなのでしょう。とにかく、当時の丁寧でスケールの大きいセット美術、リアルな衣装、昔の面影を残す自然などなど、見事に映像に刻まれています。いままで観てきたものとは雲泥の差です。
 しかも、当時の技術から聞こえにくかった音声も一定改善(もっとも三船や左のセリフはまだまだ不明瞭なのですが・・・)されていますし、以前のリバイバル時に付けた過度な殺陣の効果音がマイルドになっているのも好感が持てます。

715vw22p3fl__ac_sx300_sy300_ql70_ml2_ 717rgib5uyl__ac_sx300_sy300_ql70_ml2_ 実は、同じ4K仕様の「用心棒」や「椿三十郎」も購入していたのですが、正直、ここまでのリマスター映像の凄さ(通常のブルーレイとの格差)というものは感じられませんでした。
 思えば「七人の侍」は昭和29年の作品ですから、後年の作品と比べて原版の素材の状態が悪かったのでしょうねえ、なにしろ、今回、冒頭の”題字”の輪郭が滲んでいないのにまず感動したのですから(笑)。
 これは本当に買ってよかった。

 ただ、そうはいってもこの商品は、やっぱり2Kにダウンコンバートしたものなのです。そして、今回、メーカーからは、この商品と併せて本当の4K版の素材をそのまま使用した”4KUltra HD"が発売されています。
713visgmrgl__ac_sx300_sy300_ql70_ml2_61h144xeoul_ac_sx342_ 61c7qxre4l__ac_sx300_sy300_ql70_ml2_  ちなみに4K映像の画質の凄さは、高校時代8mm映画を作っていた友人からもお墨付きをもらっているのですが、HDソフトを観るには、それ専用のデッキとテレビが必要なのです。残念ながら我が家の小さなテレビは現在のところ故障もなく元気に動いていますし、予算的にも権限的(妻)にも当面買い替える予定はありません。

 しかしながら、”将来のテレビの買い替えを見据えれば必ず必要になるソフト”などと屁理屈をつけて、現時点では観ることもできないHDソフトを買ってしまいました。
 いやあ、大昔にLDデッキもないのに小林正樹監督の「上意討ち」のLDディスク(VHSがなかなか発売されなかったのです。)を買っていたことを思い出しました。あの時は友人の兄貴に頼んで見せてもらった記憶があります。歴史は繰り返すというか、人はなかなか変わらないということでしょうか、我ながら全く年だけ取って進歩がありません、反省です(笑)。ちなみに、「用心棒」と「椿三十郎」もHDソフトを買いました。私、黒澤明のモノクロ時代劇が大好きなのです。そして、まだ見ぬ映像を想像しながら、未開封のディスクケースを眺め楽しんでいます。地方在住で映画にしろテレビ放送にしろ話題作をリアルタイムで視聴できなかったせいか、幼いころからコンテンツ内容を雑誌記事などで勝手に想像するのは得意なのです(笑)。もっとも、そうした想像による期待が大き過ぎて、何度も現実の悲哀を感じたことはまた別の話なのかもしれませんが、まあ、人それぞれいろいろな楽しみ方があるのです(笑)。

 

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