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2025年11月13日 (木)

プレデター:バッドランド

 久しぶりのプレデターの新作劇場版映画「プレデター:バッドランド」ですが、第1作「プレデター」のファンとしては、YOUTUBEの予告編に登場する、今回のプレデターのデザインにどうにも馴染めず、嫌悪感さえ抱いていました。
 まあ、第1作目のプレデターは、稀代の特殊効果の第一人者スタン・ウィンストンの傑作デザインであり、「ターミネーター」のエンド・スケルトンと双璧を為しています。あのマスクを外した時の衝撃がいまだに忘れられません。甲殻類と爬虫類を混ぜ合わせた要素に、平べったいカニのような顔から、四本の牙のある口が四角に開き、雄たけびをあげた姿はモンスター造形の歴史に残りました。

 元祖オタク評論家の先生に言わせると、口がぴったり隙間なく閉じる(甲殻類のように)のは、この第1作のプレデターだけだと指摘されています。確かに、その後のシリーズの連中は、口が半開きでぴたりと閉じませんねえ。気が付きませんでした(笑)。口が閉じないということは、よだれがタレ流れて生物としては生きていけないようです。これは、恐竜映画の肉食恐竜の牙も同じだと、その先生は主張しています。まあ、恐竜はその方がかっこいいから問題ないのだ(笑)。

Img_20251113_0001  余談が長くなりましたが、今回のプレデターは、一族で最弱の出来損ないであるという設定からか、爬虫類感や甲殻類感が乏しく、なんか人間くさいのです。まあ、プレデターを物語の主人公に据えた成長譚であることから、観客の共感が得られるような哺乳類的なデザインにしたのでしょう。でも、それはそれでかなり気持ち悪い顔なのです。しかも、口がぴったり閉じません。いかにも虚弱体質のような感じです。加えて、あの辮髪も好きになれませんねえ(笑)。あの言語も違和感一杯です。

 そして、物語は、 主人公”デク”(プレデター)が、誰も倒したことのない凶暴なモンスターが生息する惑星で生死を掛けた”狩り”を始めることになるのですが、いきなり宇宙船が不時着して、迷彩装置もプラズマガンなどの武器を失い、刀と弓矢という原始的な武器で戦う羽目になります。しかも相手は、人食いツタ、ナイフの刃を持つ草原、手りゅう弾が生っている低木、プラズマを吐くウナギのような小動物、そして、ラスボスの巨大モンスターなど次々と奇想天外なモンスターが出現し、それらとの戦いが続くのですが、CG映像はよくできているものの、こんなアクションがずっと続くのかとやや困惑していたのですが、下半身を失ったアンドロイド”ティア”が登場し、それが実は、映画「エイリアン」の諸悪の根源である悪の企業”ウェイランド・ユタニ社”の先遣隊だったことが分かった時から、にわかに面白くなりました。いやいや、とことんワルな企業です(笑)。

 エル・ファニングが二役を演じる敵アンドロイド”テッサ”も鹵獲した”肩プラズマ砲”を使うなどなかなか悪毒くていいねえ。後半は、「エイリアン2」などのオマージュのアクションがてんこ盛りで楽しくなりました。うん、この作品は”買い”です(笑)。続編もあるようなラストですし、ディズニープラスで配信された「プレデター:ザ・プレイ(当ブログ2022.8.30参照)」を撮った監督の作品だけのことはあります。未見の方は、是非ご覧ください。面白いですよ。

 

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