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2025年5月24日 (土)

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング

 映画「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」は、2023年公開の前作「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」の続編です。もうすっかり前作のことを忘れていたので、当ブログ(2023.7.27)を見てみると、ストーリーやアクションは概ね気に入っていたようですが、それまでのヒロイン役のレベッカ・ファーガソンが殺されたことに憤慨しています。どうも、新たなヒロインの女優さんが”好み”ではなかったようです(笑)。そして、続編にはそれほど強そうにも見えない敵役”ガブリエル”との因縁話を期待しているとのコメントを残しています。確かにバイクで飛ぶアクションシーンなどは記憶に残っていますねえ。そうです、ラスボスは人工知能でした(笑)。

 で、今作は、”それ(人工知能)”が暴走し、各国の核ミサイル基地を乗っ取り、人類を破滅させるという全くSF映画になっています。その暴走を止めるために、トム・クルーズ扮するIMFエージェントのイーサン・ハントは、 北極海の沈没潜水艦やら、渓谷を飛ぶ複葉飛行機などで肉体を極限まで酷使するアクションを展開します。予算はシリーズ最高額の4億ドルとか、2時間50分という超大作です。とにかく、矢継ぎ早やの見せ場が用意されており、アクションファンとしては満足でした。
 それにしても、核ミサイルの発射ボタンを押すかどうか迷う、アメリカ大統領が黒人の女性大統領という設定が、トム・クルーズたちの政治信条を表しているようで興味深いですねえ。

 一方、少し残念だったことは、沈没した原潜の内部でのハントの艱難辛苦の連続は、潜水艦が崖下にずり落ちる予定調和も含めてすこし長くてクドかったことです。実際、映画への集中が途切れて、少し覚めた時間が生じたのは、演出のせいなのか、上映時間が長かったのか、単に齢を食ったせいなのか、よくわかりませんが、減点です。
 加えて、やっぱり新しいヒロインの女優さんが残念でした。やっとスリの名手という役柄の意味がわかるのですが、すみません、全くの個人的な”好み”に合わなかっただけ(笑)です。お許しください。

 また、シリーズの集大成ということか、第1作になじみのある人物が登場します。まずは、第1作目で最も有名な場面である、CIAの厳重なセキュリティで守られた部屋の天井からロープにぶら下がって侵入し、パソコンから機密を盗み出すというシーンで、その担当のCIA職員が責任を取らされてアラスカの支所に左遷されていたのです。思わず可哀想にと思ったのですが、現地人の妻と幸せとのことで、その後も意外に活躍するので、何故か、ほっとしました(笑)。製作陣の配慮でしょうか? 
 でも、唐突に、第1作の仇役の”フェルプス君”の息子の正体を出すのは意味不明です。もともと、第1作が不入りで不人気だったのは、テレビ版の本家「スパイ大作戦」のリーダー”フェルプス君”を悪役に仕立てた映画版製作者が原因なのです。しかも、ネットによると、その役を演じたピーター・グレイブスにオファーをしたとか、全く信じられないことをしています。思えば、ヒットした第2作も、ジョン・ウー監督を起用し、カンフーアクションを展開した作品であり、テレビ版のファンである私には、これも、とても”スパイ映画”とはおもえないものでした。

 さて、今作の話に戻りますが、世界を滅ぼそうとした”それ”は、結局、アラビアのおとぎ話のように、魔神は壺に封じ込められることで、メデタシ、メデタシ(このオチは私はとても気に入っています。)となるのですが、宿敵の”ガブリエル”の昔からの因縁がまったく語られませんでした。それどころか、”ガブリエル”は、既に”それ”に見限られ、追放されていたようです。 ”ガブリエル君”、敵役として何の凄味も無くて全然だめじゃないですか!!こうなると、レベッカ・ファーガソンは全くの殺され損でした(笑)ねえ。

91bx17himcl_ac_sl1500_  なお、私が劇場で鑑賞した時は、先行ロードショーということで劇場でパンフレットがまだ販売されていませんでしたので、購入後追加して掲載します。画像が無いとさびしいので、テレビ版”スパイ大作戦”第1シーズンから第3シーズン(マーチン・ランドが出演している期間)までのDVDボックスのうち、第2シーズン(ピーター・ブレイブスにリーダーが交代)の画像を掲載します。・・・正直なところ、テレビ版は、現在の目で見直すと辛いものがありますが、私の大切な記憶の記録なのです。だからこそ、映画版にはどうしても厳しい目になるのです、お許しください(笑)。

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