クリストファ・リーの1/4ポリレジンスタチュー
あけましておめでとうございます。
2025年の第1弾です。お題は、大みそかに届いたスタチュー(置物)のお話です。
数年前に、スターエーストイズからクリストファ・リー演じるドラキュラ伯爵の1/4のポリレジンスタチューのデラックス版という高さ50cmを超える大型のフィギュアが発売されました。最近のフィギュアの価格は円安のせいかかなり高額化していますが、これはデラックス版とうたっているので、清水の舞台から飛び降る気にすらならない値段だったのですが、年末になんと定価の半額でオークションに出品されていました。
いやあ、往年のクリストファー・リーのファンとしては、買わずにいられましょうか、つい、ポチっと押してしまい、なんと全く競争相手もなくゲットしてしまいました。やっぱり、没後だいぶ経ちますので、クリストファー・リーの知名度も随分落ちてるのかもしれません、そこは大変残念です。
さて、それはともかく、このスタチューは、クリストファー・リーのドラキュラシリーズの第6作「血のエクソシズム/ドラキュラの復活」という作品に登場するドラキュラ伯爵を再現したもののです。確か、映画の内容は、こうもりが灰に血を流してドラキュラが復活し、その次の作品の「ドラキュラ’72」という現代物につながるつなぎ的な作品なのです。
どうせ、スタチュー化するなら、第1作の名作「吸血鬼ドラキュラ」を再現したら良いのにと私などは思うわけですが、販売元のスターエーストイズとは、半魚人なら続編、ミイラ男なら第3作目とマニアックな作品を好んで立体化するエクスプラス社(当ブログ2024.12.08参照)の子会社「少年リック」のシリーズのようですので、多分、製作者になんらかの思入れがあるのでしょう。一説には、生前のクリストファー・リーが1作目以外で一番気に入っていた作品とか言われているようです。ホントかな?
バージョン2.0というデラックス版は、まさに威嚇中のドラキュラを表現しており、何故か台座も発光します。私としては、普通のバージョンが好みですが、なにしろ格安の中古品ですから贅沢は禁物です。おもちゃぽくなることを心配していた布製のマントなどの衣服は、その布地の質や形状に工夫があり、なかなか見事な出来となっています。まあ、本来の価格から言えば、当然かもしれませんが、良く出来ています。
ただ、クリストファー・リーの背が高いこともあってか、1/4というサイズは、やはり随分デカいなあ。一晩飾って、そうそうに、棺桶に戻っていただきました(笑)。まあ、しばらくは押し入れで眠っていてください。
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