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2023年6月16日 (金)

ミーガン

 YouTubeでアンドロイドの奇妙なダンスが話題になっている映画「ミーガン」を観て来ました。ストーリーは、子守り用に開発されたAI搭載の少女の人形が暴走して、周囲の人間を殺しまわるというSFホラーです。そして、主演とも言えるアンドロイドM3GAN(ミーガン)の可愛らしくも恐ろしいキャラが大人気となっています。特に、予告映像でみたミーガン・ダンスは、手足の長い(日本人の体型では絶対にあり得ない)少女の動きが衝撃的なのです。加えて、撮影後にミーガン・マスクを外してにっこり笑う子役のメイキング映像(流出?)にも感動しました。わたし、こういう楽屋ネタが大好きなのです(笑)。この流出(?)映像のインパクトは大きいなあ。

Img_20230616_0002  ちなみに興行面では、アメリカ公開当時、あの超大作アバター2に次いで全米第2位をキープしたとか、多分それほど多くない製作費を考えると超大ヒットといえるようです。
 製作は私の苦手な”今時のグロテスクなホラー”作品のプロダクションなのですが、この作品はジェラルド・ジョンソンという若手の新進監督による笑いと恐怖の絶妙の演出が実に上手いのです。
 あの奇妙な振り付けのミーガン・ダンス(パンフの裏表紙の写真参照)も、もともとは脚本には無く、監督が”獲物をとまどわせるため”というコンセプトで発案した演出のようで、このようなコメディー要素が様々な恐怖場面にブレンドされています。しかも、不謹慎ながら、ミーガンに殺されるのは何とも”嫌な奴”ばかりで後味もそれほど悪くありません(笑)。さすが、ハリウッドでは才能ある若手監督が次々と頭角を現すのですねえ、本当にその底力に圧倒されます。

 さらに感心したのが、「チィルド・プレイ」のような悪霊に取りつかれたにオカルト人形ではなく、AI(人工知能)がその不完全さゆえに狂気になっていくというストーリーと養い親(この映画の主人公は孤児となった姪を引き取った女性の天才技術者)の子育て放棄をテーマにしているなど、いかにも現代社会を反映した洗練されたモダン・コメディ・ホラーになっています。「ターミネーター」へのオマージュも楽しいものです。

Img_20230616_0003  とにかく面白い作品ですので、未見の方は是非ご覧ください。
 最後のB級映画的なオチもしっかりありますし、続編制作はどうやら決定された模様です。ホラー界に新しいシリーズが誕生したようです。少し気が早いですが、ジェラルド・ジョンソン監督による続編も期待しましょう。

 

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