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2023年4月23日 (日)

エイリアン・グッズ

 1979年公開のSF映画「エイリアン」はそれまでのSFのビジュアルを一新した革新的な作品でした。本来異邦人の意味の”エイリアン”を宇宙人に換えてしまったほど有名になったH・R・ギーガーによる宇宙生物も含めて、当時まだ駆け出しだったリドリー・スコット監督が凝りに凝って造り上げた”エイリアン”世界は、それまでのキラキラ輝く宇宙船のイメージをすっかり変えました。

 石油精製タンクを持つゴシック調の古城が宇宙に浮かんでいるような宇宙船”ノストロモ号”、資源採掘のための乗組員が長期間生活しているという設定の実に生活感あふれる船内などは、それまで全く見たこともなかった映像でした。
 しかも、ストーリーも人類と宇宙生物との遭遇という単純な筋立てなのですが、男勝りで生意気な女乗組員リプリーの大逆転的なヒロインぶり、生殖機能を持たないアンドロイドの狂気、今も昔も変わらない大企業の非情さなど、様々なエピソードやセリフを深読みすればするほど面白いという傑作なのです。

 そういうわけで、続編としては奇跡的な傑作「エイリアン2」のほか、3.4.5と次々と製作され、プレデターとの共演も成しながら、さらに前日譚が2作公開されています。しかも、まだまだその人気は収まらないようで、来年公開の新作が撮影中とか、早く観たいものです。とはいっても、ジェームス・キャメロン監督の「エイリアン2」以外は、どうもイマイチな出来上がりでしたので、どうなることやら期待半分というところです。

20230423_113936 20230423_114210 20230423_114113 20230423_114051  もちろん、この人気にあやかったエイリアン・グッズは、これまでこのブログでも何度か紹介したように、多数の商品が販売されています。その中で、今回紹介したい商品は、エイリアンの異形の宇宙船を探検するときに使用した”宇宙服”です。この宇宙服のデザインがなんともレトロで昔の潜水服のような仕様なのです。そういえばディズニーの「海底2万哩」の潜水服に似ているのかな?
 ちなみに、この宇宙服フィギュアは様々なメーカーから発売されていますが、お手頃価格なNECA製品です。オークションを眺めていたら、フェイスハガーに襲われた副長ケインのフィギュアの箱なしのジャンク品が販売されていたのですが、18cm程度のサイズの割に交換用のケインの顔が実に似ていたので、衝動買いをしてしまいました。こうなると、やっぱり、船長のダラス、乗組員のランバートが欲しくなりますよねえ。・・・で、結局3人組を揃えました(笑)。

20230423_114639 20230423_115012  実はこの商品は、私の苦手な関節が可動するアクション・フィギュアなのですが、現物は関節部があまり目立たないうえ、布地に見えるような硬質プラスティックの造型が上手くて感心しています。正直、これは拾いものでした。
 もっとも、格安の中古品だけに、経年劣化で溶けだしている塗料の除去やつや消しスプレーによる防護処理など少し手間がかかりましたが、まあ、修復はうまく出来ました。自画自賛です(笑)。
 オマケに、3人が探検するエイリアンの宇宙船模型やケインの顔にフェイスハガーが張り付いた交換用頭部もご覧ください。

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