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2023年3月19日 (日)

巣ごもり需要/プラモデル

 コロナ禍の巣ごもり需要で注目されたのが、プラモデルだそうです。その昔、男の子なら必ず一度はハマるというプラ模型づくりなのですが、ゲームなどの発展ですっかり下火になったと思ってましたら、今また注目されているそうです。もっとも、家に居る時間が長くなった大人が再挑戦している気もしますが、YouTubeでは、女の人も始めているらしい。

 ”プラモ”商品というと一般的に昔ながらの軍艦や戦車などから、一番人気のガンダム関係まで幅広く発売されていますが、最近は、なかなか高額で精密な商品も多いようです。まあ、道具なども飛躍的に便利になっており、昔と違って、造り方から塗装の方法まで、YouTubeの画像で確認できる時代なのです。模型作りの環境は大変恵まれています。

127cd4ff8eecd572a47a1976055cdc7a_xzej5ci M42927776428_1  こうした隠れた”プラモ”ブームの中で、最近、ちょっと変わった商品が販売されています。一言で言うと、従前のマシン系ものではなくて、映画関連商品なのです。
 私が買ったのは、映画「シンバット7回目の航海」に登場するサイクロプス、サイレント映画の名作「メトロポリス」に登場する人造人間マリア(映画史上最初のロボットで、スターウォーズの3POのモデル)、そして、近々発売予定のものが「ジュラシック・パーク」のティラノサウルスなのです。

 まあ、アメリカでは昔から「ターミネーター」や「2001年宇宙の旅」をはじめ「ミクロの決死圏」などのビーグル(乗り物系)関係でのプラモ商品は見かけたものの、生物系では「大アマゾンの半魚人」など以外は、マニア向けのレジンキットやソフビキットが多かったのですが、巣ごもり需要によるユーザーの一般化のせいか、単なる完成品ではなく、わざわざ塗装して作り上げる必要のあるプラモデルキットが国内メーカー(前述の購入品は、国内メーカーのエクスプラス社)から販売されているのです。

20230313_1537131  現在、ほぼ完成しているはサイクロプスのみですが、ジオラマ風の台座や木の檻などは組み立て塗装もせずに放置しています。

 本格的な模型作業にブランクがあったせいか、なかなか塗装が決まりません。結局、最終段階で、テカリを消すため、パステル粉(ブラウン系)をまぶすという裏技を使ってしまいました。しかも、台座は、ブラックの下塗りのままです。

 いまや作る時間はたっぷりあるのですが、季節的に寒いせいか、いまひとつ作ろうとする気力が伴いません。
 しかも、未着手の外国製の模型もまだまだたくさん押し入れに残っています。まあ、焦っても仕方ありません、気長に作っていきたいと思っています。こうご期待ください(笑)。

2023年3月10日 (金)

特別展 恐竜図鑑ー失われた世界の想像/創造ー

 20230309_1247191  兵庫県立美術館で3月4日に開幕した「特別展 恐竜図鑑ー失われた世界の想像/創造」を観て来ました。この特別展は、世界各地の博物館などに所蔵されている恐竜復元図を一堂に集めて、恐竜図鑑の変遷を探ろうというもので、恐竜ファンで図鑑マニアの私にはドストライクな企画展でした。特に、私の愛読書である「原色 前世紀の生物」(当ブログ2014.1.18,2014.8.26参照)の復元画家ズデニェク・ブリアン画伯(2012.3.24参照)の復元図(図鑑)の”実物”が展示されるというのですから、もう7か月以上前(2022.7.31ブログ参照)から”死んでも行く(笑)”と大きな期待と覚悟をもって待ってました。そして、ついに3月9日(木)、神戸まで公共交通機関で4時間半の道のりを経て午後1時に会場に足を踏み入れました。予報では曇りのち雨の天候も”晴れ男”の名に恥じず、やや雲がかったものの写真のような晴れとなりました。

20230309_1249421 20230309_1249491 20230309_1350021   美術館の建物は、光の十字架で有名な建築家安藤忠雄の手になる設計で、屋上には”青いリンゴ”も鎮座してます。
 訪問当日には外壁にズデニェク・ブリアンによるイグアノドンの広告が掛けられ、入口付近には最初の復元画家と言われるチャールズ・R・ナイト(2008.1.19参照)のティラノサウルスの絵をあしらった案内板があり、通路には”世界最初の復元図”の絵柄の立て看板が設置され、さらには”世界最初の恐竜復元像”の大型模型が置いてあります。遠方からの来館者を迎える心使いがうれしい限りです(笑)。いやあ、ますますテンションが上がりました。

 さて、会場内は、4つのコーナーに分かれており、第1章が恐竜誕生/黎明期の奇妙な怪物たち、第2章が古典的恐竜像の確立と大衆化、第3章が日本の恐竜受容史、第4章が科学的知見によるイメージの再構築という構成で、第2章のコーナーが一番のお目当てのズデニェク・ブリアンやチャールズ・R・ナイトの復元図が並べられています。当日は平日であるせいか、入場者も少なくてゆっくり鑑賞することができました。

Img_20230310_0001  いずれも図鑑などで良く知っている復元図なのですが、やはり額に入れられた実物の迫力は素晴らしい。一番古い時代のナイトの絵は、少し色褪せた感じがするのですが、ブリアンの絵には圧倒されました。油絵の筆使い、実物は恐竜の鱗や牙が光って見えます。うーん言葉になりません。凄い、素晴らしいというしかありません。それにしても、ヨーロッパやアメリカに保管されている実物を実際に目にすることができる日が来るとは思ってもいませんでした。これはきっと世界初の画期的なイベントなのではないでしょうか。

 次の第3章コーナーでは、日本における”恐竜”への認知の歴史(怪獣黄金期が私の子供時代と重なります)が当時の雑誌や模型で紹介されています。以前このブログで取り上げた(2021.5.3参照)の田村博コレクションも陳列されていました。私の持っている「原色 前世紀の生物」もありましたし、恐竜ガレージキットの草分け荒木一成氏の模型(私が今まで見た中で最も精緻な造りでした。原型かな?)も展示していました。

 最後のコーナーの第4章では、新たな学術的な発見から恐竜の姿が大きく変化した今様の恐竜復元図が並べられています。これらの新しい恐竜の復元図も有名なのですが、正直、私としてはモダン過ぎてどうも好みに合いません。多分子どもの頃の刷り込みのせいでしょうが、やっぱりブリアンの動きのある写実的な”絵”が好きなのです。

 それにしても、どこの誰がどうやって”世界の各地にある恐竜復元図を一堂に集めよう”などという途方もないアイディアを思いついたのでしょう。そしてこんな破天荒な企画を見事に実現させました。ヨーロッパやアメリカの博物館や美術館からの借り入れには大変なご労苦があったと推察します。そんな経緯の裏話も聞いてみたいものです。この場を借りて関係者の皆様には心からの敬意を表したいと思います。お疲れさまでした。

Img_20230310_000320230310_182523 20230310_18275520230310_183006  また、出口のショップでうれしい発見がありました。この展示会の関係グッズがポストカードや額絵などいろいろ販売されていたのですが、3000円で発売されていた、展示会につきものの”図録”の内容が凄かったのです。何しろ今回の展示物がすべて写真で紹介(左の写真をご覧ください。)されています。その結果、恐竜復元図の歴史を一覧にまとめた見事な”図鑑”になっているのです。いやあ見事です。
 これまで洋書「恐竜、マンモス、原始人」しか出版物がなかったチャールズ・R・ナイトの復元図も美しい写真で並んでいます。この図録を出版したことは今回の特別展示開催の大きな成果につながりますし、図鑑ファンにとってはなによりうれしいプレゼントになりました。正直こんな素晴らしい”図鑑”が無事に入手できるとは思っていませんでした。本当にありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
Img_20230310_0004  なお、この特別展は神戸では5月14日まで開催(その後東京で開催予定)されていますので、興味のある方は是非ご覧ください。

  

2023年3月 3日 (金)

アントマン&ワスプ:クアントマニア

 マーベルスタジオの最新作「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は予想どおりの平凡な出来でした。アントマンの第3作目ですが、ミクロの量子世界には別世界があり、様々な種族が住んでいるという設定からして今更感があって微妙なのですが、新たなラスボスとなるという”カーン”が前のシリーズの”サノス”と比較して見た目があまりにしょぼいのです。ふれ込みは時間の束縛を離れ、異次元を自由に移動でき、各パラレルワールドに分身体が存在しているという”征服者”なのですが、なんとも小物感が強すぎます。まあ、想定通りの展開でした。こういうファンタジー映画にはかかせない”センス・オブ・ワンダー”が欠けているのです。

 量子世界のビジュアルは、完全な”スターウォーズ”の世界でした。同じディズニー・スタジオの傘下としても、現在の不人気のスター・ウォーズの悪いところまで似せているような”既視感”です。ストーリーも観客の意表を突くような展開は無く、淡々と進んでいきます。あの前シリーズの完結編「アベンジャーズ/エンドゲーム」の予測不能な物語を造り上げたスタジオの作品とはとうてい思えません。

 良かった点をあえて言えば、アントマンの巨大化シーンのCGがやはり上手かったことと、ラストのマイケル・ダグラスが儲け役だったことでしょうか。

 でも、やっぱり一番気になったのは、ご贔屓の「ホビット」の不老の”エルフ”役のエヴァンジョリン・リリーが老けていた(ごめんなさい)ことがショックでした。”ワスプ”コスチュームではそれほどではないですが、日常シーンですごく違和感があったのは撮り方の性なのかな?次回作以降は善処願いたいものです。
 もっとも、もう次は劇場に行かないかも?とも考えています。さすがに第2シーズンはマンネリとなっている上、”ディズニー・プラス”のテレビシリーズの続きの物語とはやっぱり一般観客に不親切ですよねえ。キャプテンアメリカを殺した?なんて話は知りませんぞ。親会社のディズニーは観客の”囲い込み”をやりすぎです。どうもマーベル作品もスターウォーズの二の舞になっている感がします。ポリコレ第一主義の新作のラインナップを観ても、ディズニーの行く末を心配します(笑)。 

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