ピラニア
ピラニアという魚は、肉食魚で群れを成し、川に落ちた馬などをあっという間に食いちぎって白骨にしてしまうというイメージです。
映画では、ジョー・ダンテ監督のその名も「ピラニア」というタイトルの作品が有名ですが、実は、この作品に登場するピラニアは、秘密の研究所で改造されたモンスターでした。
面白さの点で言うと、個人的には、この作品をリメイクした「ピラニア3D」という作品がお勧めです。CG技術の進歩で、とにかくピラニアの襲撃シーンがド派手なのです。水辺で戯れる大勢のギャルたちに情け容赦なく群れが襲い掛かります。大量の血しぶきが上がり、2次災害のモーターボートのスクリュー事故まで描き切ります。といっても、もうコメディタッチと言ってよいほど脳天気な演出で、加えて登場するギャルたちのサービス満点のビキニ姿や行動には、ああ、これがアメリカ人気質なんだと思わず感心します(笑)。とにかく何も考えずご覧ください。エロ・グロごった煮のギャグで笑えます。
さて、実際のピラニアは、意外に憶病な魚だそうで、子どもの頃から雑誌や映画などで刷り込まれた程のどう猛さではないようですが、実物の歯並びやサイズを観ると、やっぱり怖い魚です。
先日中古品でリーズナブルに購入した、個人メーカー「fish craft REAL」作の実物大の模型をご覧ください。全長約38cmと現物を手に取ると予想していた以上にそのデカさに驚きます。目もデカい。しかも、その歯はやっぱり”人食い魚”と呼ばれてもおかしくないほど大きく鋭い形状です。嗚呼、やっぱりこいつはイカン奴でした(笑)。
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