マッコウクジラのブラッシュアップ
松村しのぶ作マッコウクジラ(大)のブラッシュアップを行いました。キットを組み立てる際にできたと思われる頭部の継ぎ目にかなりの隙間がありますのでそれを修復したかったのです。手順的には隙間をエポキシパテで埋め、やすりを掛けて、サーフェイサーで下塗りのあと再塗装するという比較的簡単な作業の筈でした。しかし、長い頭部をぐるりと囲むような帯状の隙間だっために、パテ盛りが足らなかったのか、どうにも継ぎ目が消せなかったうえに、サーフェーサーの直線的な境界線までもが目立つような塗装仕上げになりました。その後も、何度となくルーターや紙やすりで削りましたが、なかなか継ぎ目が消せません。
結局、塗布したサーフェイサー(3回目)の縁をシンナーでふき取って再塗装で直線的な継ぎ目をごまかしました(笑)。いやあ、私の技術と腕力(紙やすりは疲れるのです。)ではこの辺りが限界です。今回は、この程度でおしまいにしましょう。次は、電動式のサンダーを買う必要がありますねえ。
なお、使った塗料は、ラッカー塗料のつや消しブラックにフラットベースを混ぜ、ほんの少々レッドブラウンを溶かします。腹部は、つや消しホワイトにフラットベースを混ぜ、わずかにインディブルーを落とします。この2色だけをエアーブラシしました。何度かトライし、やっと許容できる補修に仕上がりました。
では、完成写真をご覧ください。なお、サイズが60cmもありますので、飾るところはデッドスペースである移動式書庫の上です。我が家には、もうそんな頭上の空間にしかスペースがありません。ちなみに、隣の書庫の上には、ツクダ製のソフビ・シーラカンスが鎮座しています(笑)。左手に僅かに顔をのぞかせていますのでご覧ください。
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