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2022年10月31日 (月)

フレイトライナーFLA

 「フレイトライナーFLA」をご存知でしょうか。映画「ターミナーター2」で、バイクに乗ったジョン・コナー少年を”ロサンゼルスリバー”で追いかけ回した怪物のような大型トラックの名前です。

20221029_154644  先般、ミニチュアカーを作っているブランド「グリーンライト」という会社が、この大型トラックを1/43のダイキャスト製のミニチュアカーにして売り出したのです。実は、この会社は以前から「ブリット」や「ワイルドスピード」などの映画ゆかりの車を商品化して販売しています。いかにも車が主人公という映画のグッズというのなら、なんとなく分かるのですが、まさかSF映画の「ターミネーター2」に登場する”実在の車”がミニチュア化されるとは意外でした。

20221029_154355  まあ、考えてみれば、映画の中でも水路のカーチェースという屈指の名場面での主役ですから、なんとなく理解もできますが、この映画からは、ほかにも警官に化けたT-1000が乗ったシボレーカプリスポリスカー(1/18)とか、ジョン・コナーの養父母が所有している(そんな場面は知らん(笑)がな?)シボレーカマロ(1/18)がミニチュア化されており、なんともマニアック過ぎる選択というしかありません。

 20221029_154322 正直、ミニチュアカーは”映画グッズ”としては私の収集対象から外れるのですが、あの迫力ある名シーンに敬意を表して、思わず購入してしまいました。現物は20cm強ぐらいのサイズですが、透明ケースに入れられ、しかも、台座の底からしっかりネジで本体が固定されていましたので、取り外しがめんどくさくて、ケースのままご覧ください。なお、参考までに商品写真も掲載しておきます。ミニチュアカーは専門外ですが、なかなか良くできていると思います。是非ご覧ください。嗚呼、久しぶりに「ターミネーター2」を観たくなりました。

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2022年10月30日 (日)

マッコウクジラのブラッシュアップ

20221027_072439 20221027_101005  松村しのぶ作マッコウクジラ(大)のブラッシュアップを行いました。キットを組み立てる際にできたと思われる頭部の継ぎ目にかなりの隙間がありますのでそれを修復したかったのです。手順的には隙間をエポキシパテで埋め、やすりを掛けて、サーフェイサーで下塗りのあと再塗装するという比較的簡単な作業の筈でした。しかし、長い頭部をぐるりと囲むような帯状の隙間だっために、パテ盛りが足らなかったのか、どうにも継ぎ目が消せなかったうえに、サーフェーサーの直線的な境界線までもが目立つような塗装仕上げになりました。その後も、何度となくルーターや紙やすりで削りましたが、なかなか継ぎ目が消せません。
 結局、塗布したサーフェイサー(3回目)の縁をシンナーでふき取って再塗装で直線的な継ぎ目をごまかしました(笑)。いやあ、私の技術と腕力(紙やすりは疲れるのです。)ではこの辺りが限界です。今回は、この程度でおしまいにしましょう。次は、電動式のサンダーを買う必要がありますねえ。

20221029_1548251 20221029_1550131 20221029_155134  なお、使った塗料は、ラッカー塗料のつや消しブラックにフラットベースを混ぜ、ほんの少々レッドブラウンを溶かします。腹部は、つや消しホワイトにフラットベースを混ぜ、わずかにインディブルーを落とします。この2色だけをエアーブラシしました。何度かトライし、やっと許容できる補修に仕上がりました。
 では、完成写真をご覧ください。なお、サイズが60cmもありますので、飾るところはデッドスペースである移動式書庫の上です。我が家には、もうそんな頭上の空間にしかスペースがありません。ちなみに、隣の書庫の上には、ツクダ製のソフビ・シーラカンスが鎮座しています(笑)。左手に僅かに顔をのぞかせていますのでご覧ください。20221028_175241

2022年10月26日 (水)

いきもの大図鑑プレミアム

 バンダイさんは本当に困ったことをしてくれます。突然、生物フィギュア・シリーズ「いきもの大図鑑プレミアム」から、私のご贔屓の魚「リーフィーシードラゴン」の模型が発売されました。「聞いてないよ~」と言いたいのですが、私が予約受付を知らなかっただけなのです・・・。この商品は、一般流通品ではなく、”プレミアムバンダイ”が直接予約販売をしているもので、既に締め切られて販売終了していました。以前、同じシリーズの「ナイルワニ」で失敗したのに、再び同じ間違いを犯してしまいました(怒)。
 言い訳にはなりませんが、正直、発売メーカーが海洋堂ではなくバンダイとは全く予想外でした。今後は、さらにアンテナを広く張っておく必要がありますねえ。いやあ、バンダイプレミアムは要注意です(笑)。

 さて、今回この商品の発売に気が付いたのは、ヤフーオークションに出品されているのを見たからなのですが、もちろん定価の2倍近い価格です。とはいっても、長年”商品化”を夢見ていた「リーフィーシードラゴン」なのです。しかも、商品写真を見る限り、なかなか出来がよろしいのです。・・・買わないわけにはいきません。で、紆余曲折のあげく、結局、転売ヤーさんから入手しました(涙)。詳細は聞かないでください。
 なお、当ブログでは、この「リーフィーシードラゴン」に関して「タツノオトシゴ図鑑(2018.4.25)」、「世界で一番美しい・・(2016.1.29)」、「奇妙な生物のおもちゃ(2010.1.24)」と過去3回取り上げていますので、興味ある方は是非ご参照ください。

20221024_1151331  では、商品をご覧ください。外箱からとりだし、付属の専用ディスプレイスタンドは使用せず、透明ビニール容器のまま撮影しています。
 もう随分前、当時はまだ絶滅危惧種にはなっておらず、オーストラリア政府が輸出を禁止する前でしたので、葛西水族館で飼育されていた”生きた姿”を思い出します。とにかく30cmはあろうかというサイズに驚いた記憶が蘇ります。

20221024_1152091  このフィギュアのサイズはやや小型で約20cmなのですが、質感などは実によく再現しています。造形技術の進歩もあってか、海外製のトイ(当ブログ2010.1.24)とは一味違いますねえ。いや、なにより造型師の手腕なのでしょう。説明書によると”原型と彩色”したのは、”生物”の立体作品を制作している「守亜」氏ということですが、どんな方なのでしょう。松村しのぶ氏に代わる逸材なのでしょうか?今後の作品に期待したいと思います。

 ちなみに、狭い我が家では階段の壁面に自作の枠縁を制作して透明容器に入れたまま飾りました。軽いので押しピンで止まります(笑)。例の昆虫標本の代替にもなりました。いやあ、なかなか風情がありますねえ、自画自賛です(笑)。また、機会があればご紹介します。20221026_121023

2022年10月25日 (火)

松村しのぶ作マッコウクジラ(大)

 造型メーカー”海洋堂”を食玩「チョコエッグ」で一躍世間に知らしめた、天才フィギュア造型師である”松村しのぶ”氏は、これまで様々な動物のフィギュアを生み出してきました。食玩のようなミニサイズから博物館級の大型の模型まで彼の手になる造型物は、まるで生きているかのような躍動感があり、それまでの”静物”のスタチューとは一線を画しています。私が特に気に入ったのが、ソフトビニール製のマッコウクジラ(大)です。反り返った姿と皺でおおわれた胴体の見事さは、他の追随を許しません。一般的に、彼の手になる造形物は、その芸術品と言ってもいい程の造形美からオークションなどでは高値を呼ぶのですが、特にこのマッコウクジラ(大)は、出品数も少なく、完品などはもう信じられないほどの落札額になります。

 実は、以前このブログ(2011.9.19参照)で「松村しのぶ作マッコウクジラ(大)」の話題を取り上げ、この作品については”高嶺の花”として入手を断念するという決意を述べていましたが、今回、久しぶりにヤオフクで出品されたのを見て、何を思ったのか、4,000円ポイントサービスと不用品売却代金をつぎ込み、二段重ねにした”清水の舞台”から飛び降りました。いやあ、”勢い”というのは恐ろしいなあ。

20221024_1142231  以上、誰も関心はないと思いますが、とりあえずの報告(?)でした(笑)。では、届きました”長年の憧れ”の松村しのぶ作マッコウクジラ(大)をご覧ください。もともとキットの組み立て商品ですので、やや継ぎ目に隙間がありますので、今後、時間を見つけて、ブラッシュアップを図るつもりですが、当面は、ゆっくり眺めながら、発売後からの”30年間”の感慨にふけりたいと思います。


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2022年10月22日 (土)

ジュラシック・パーク トリロジー完全版メイキング

71sengzttl  映画「ジュラシック・パーク」3本のメイキングが「ジュラシック・パーク トリロジー完全メイキング」として出版・発売されています。サイズは、24.5cm×2.8cm×28.6cmもあってかなり大きく分厚い本です。もちろん、この本は翻訳物で新作映画「ジュラシック・ワールド」の公開に合わせて、発売されたものです。

 ただ、内容としては、大きな写真が楽しいのですが、記事自体は既に知っているようなもので、すこしガッカリですねえ。というのは、ディズニープラスの動画配信に「ILM」というタイトルのドキュメンタリーがあって、これがめっぽう面白かったのです。ご存知の通り、ジョージ・ルーカスがスターウォーズの製作のために立ち上げた特殊撮影会社の物語なのですが、その中で、この「ジュラシック・パーク」のCG恐竜開発のエピソードが出て来ます。こっそり開発した若手二人の登場など、当時の記録映像というのは実に生々しいですねえ。この動画のお話はまた別の機会に取り上げたいと思いますが、一言だけ、”ジョージ・ルーカスは偉大な映画製作者だったということを初めて実感しました。いやあ、演出の上手い下手など関係ありませんゾ。その先見性と行動力は凄いの一言です。

 話をもとに戻して、映画公開に合わせて関連本やグッズが発売されるのは、実にうれしいことです。近々、新作トリロジーメイキング本も出版が予定されていますし、海外では「ジュラシック・パーク」の正式な版権を持つティラノサウルスの模型も発売されています。
 この模型はサイズが鼻先から曲がった尾の先までが31cm程度のディスクトップ・モデルですが、その造型が実に良く出来ています。最近人気の「プライム1」製の廉価モデル(高価なものは実物を知りませんので・・)よりは出来が良いのです。製作は中国メーカーのようですが、なかなか侮れません。アップなんぞは歯がむきだした”ごつい”顔面は、映画の忠実な再現になっています。ちなみに、最近ネットで”水中に住むワニでもないのに、唇がなければ涎が出過ぎて死んでしまう筈”という批判や薀蓄(?)をよく見かけます。まあ、かっこ良ければ、いいんじゃないか、と思うのですが、いかがでしょうか(笑)。では、入手したモデルをご覧ください。台座にしっかり版権マークが付いています。

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2022年10月15日 (土)

ユウレイヒレアシナナフシ(その2)

 「ユウレイヒレアシナナフシ」という昆虫の名前をご存知でしょうか?以前、このブログで紹介(2020.1.11)したのですが、スティーブン・スピルバーグ監督のインディ・ジョーンズの第2弾「魔宮の伝説」に登場し、ヒロインの手のひらにちゃっかり乗ったお茶目な”虫”の名前です。そのブログにも書きましたが、1984年に劇場で出会って以来、かなり長い間その名前を調べていたものの、やっと判明したのが、そのブログの記事の年なのです。実に35年もかかりました(笑)。
 その名前が分かった時に、図鑑と併せて偶然ネットで見かけたのが、黒い立派な額に保存された見事な昆虫標本なのです。既に売り切れており、”在庫なし、再入荷の見込みなし”という状況でした。そうなると、やっぱり実物を観たくなりますよねえ。

81fa2ngwgul_ac_sx522_  それから苦節(笑)2年と9カ月経って、数日前に、突然、私のアマゾントップ画面に、わが国で最も古い”名和昆虫博物館”が企画・制作したという、あの時のユウレイヒレアシナナフシの昆虫標本が売りに出されました。しかも、「残り1点」という際どいタイミングです。価格は、以前の記憶の額より格段に高い気がしたのですが、ここは”清水の舞台”の出番です。もう、買ってから悩むことにしました(笑)。

 さて、ゲットした標本は、24cm×18cm×5.5cmという標本箱に入っており、予想以上にでかいというのが第一印象です。そして、由緒正しい名和昆虫博物館製らしくその姿はまるで生きているかのように形が整えられています。素晴らしい昆虫標本です。昆虫自体は趣味ではないのですが、他にも販売されているカブトムシなどの標本も欲しくなるような出来栄えです。しかも、心配していた輸送時のトラブルにも対応するよう、専用の輸送箱に入れられているなどしっかり専門的な配慮がなされています。やっぱり、餅は餅屋ですねえ。感心しました。

 ただ、標本箱を縦にして壁に掛けることの適否が不明だったので、いったん、輸送箱に戻して”お蔵入り”です。そのため、写真は商品写真をご覧ください。

 91psv9tm2l_ac_sx342_ また、先月から、インディ・ジョーンズの4作のスチールブック版のブルーレイが発売されています。どうやら、第5作目の新作の公開を見越してのことでしょうが、スチールブック版には4K版もついており、値段がめちゃ高いのです。しかし、やっぱりスチールブックの魅力には勝てませんでした。嗚呼、お気に入りの作品には、なんともお金がかかりますねえ。困ったものです。

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