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2022年8月11日 (木)

キングダムⅡ/遥かなる大地へ

 秦始皇帝の勃興期を描く漫画を原作とした「キングダム」の続編です。前作は、主人公の奴隷”信”と後の始皇帝となる王子が出会い、異母兄弟を倒して秦の国王になるまでのお話でした。まあ、言ってみれば、物語のプロローグなのですねえ。

Img_20220811_0001  そして、第2作目「キングダムⅡ/遥かなる大地へ」が主人公”信”が一兵卒から大将軍になり上がっていく本編になります。前作が、中国にロケして日本映画にしては珍しいほどのスケール感もあって、なかなか面白かったので、今回も期待していました。

 面白いは、秦の国王の友達であり、その王座奪還に大きな功績があるのに、そんなことは全く関係ないかのように、一兵卒から合戦に参加するのが面白い。原作漫画を読んでいないので、背景が分かりませんが、普通ならコネあるいは恩賞をもらうんですよねえ、そんなことを全く考えない主人公の人物像がなんとも素晴らしいのです。それでも、雑兵のくせに一緒に戦った”千人将”の隊長には”友達言葉”ですから、笑います。雑兵仲間が引いているのがさらに良い。

 雑兵仲間と言えば、”五(5人組)”の隊長である、なんか頼りなさげな歴戦の古参兵がなかなか味があります。どっかで見た顔だなあと思ったら、「カメラを止めるな!!」の主人公でした。いやあ、出世しましたねえ、とお喜び申しあげます。

 そして、やっぱり、前作から続演の秦の大将軍”王騎”役の大沢たかおが存在感があります。”童・信”という独特の口調が耳について離れません。今回も体をムキムキにして出演したそうです。ご苦労様です。

 ストーリーは、突然攻め込んできた魏との戦争を描いています。主人公の初めての合戦なのです。そこで、前述の”五”の隊長や出身村の仲間に出会います。そして、凄腕の元暗殺集団の女暗殺人も登場します。原作では人気のあるキャラクターだそうです。
 中国の壮大な大地で、秦と魏の大軍勢が激突します。二つの小山を占拠した魏の大軍に、秦の大将軍(豊川悦司)は、無謀な歩兵の突入を命じ、ほぼ壊滅です。いやあ、”こんな玉砕戦法だめやなあ”と思っていたら、主人公たちの奮戦(主人公の戦闘力がもう”超人”ですが・・・)で突破口が開けて、戦いは混戦状態です。

 コロナなのに、中国でどうやって撮影したのかなあ、と思っていたら、パンフレットによると、ロケハンが終了していたので、実際の撮影は、現地の中国人スタッフにリモートで指示した(下請け方式?)ということです。そして、主人公たちの殺陣は、ベンハーのような戦車との争いも含めて、長野県にある工業団地の造成地に巨大なグリーンバックを張って撮影したようです。いやあ、何度も言いますが、日本映画とは思えないような迫力ある映像になっています。CGも頑張っているように見えます。ここは素直に拍手をしましょう。

 最後は、主人公の超人的な獅子奮迅の活躍で、秦の大勝利となり、主人公・伸は、めでたく一兵卒から”100人将”のリーダーになります。その報告に、秦国王が驚いて「1回の合戦で百人将になるとは」と呟きます。そうです、この映画は、たった1回の”合戦”を描いた内容なのです。原作は、いまだに延々と続いているようですが、今後の映画化の予定はもう気が遠くなりそうですねえ。
 思えば、今作は本当に主人公・信の成り上がり物語の幕開けともいえる内容で、終わってみれば、たった1回の合戦であり、意外にこじんまりした感もしますが、なかなか先の見えないアクションなど、日本映画には無い迫力もあり、”上等に面白かった”と言えます。そして、戦いが終わって、次々と大物俳優が登場しますので、今後の展開にますます期待が持てます。

 もっとも、漫画原作では、どうやらお気に入りの”王騎”将軍が早い段階(?)で死んでしまうそうなので、是非、そのあたりまでは頑張ってシリーズを継続してほしいものです。期待しています。

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