ダンクルオステウス
デボン紀の巨大魚「ダンクルオステウス」をご存知でしょうか?ごっつい歯を持つ強大な頭部の化石が有名です。昔からシーラカンスと並んで、この絶滅した巨大魚は私のお気に入りです。
さて、先日、なにげなく某不用品販売サイトを眺めていたところ、オルドビス工房の模型「ダンクルオステウス」が出品されていました。現在販売中のリアルな岩礁に本体が載ったタイプではなく、オブジェのような台座付きの模型なのです。もともと台座はシンプルな方が好みであり、しかもコメント欄に、製作者であるオルドビス工房主の、”頭部の縫合線を再現した最新の復元模型で、岐阜博物館やNHK技研で展示された実績がある”などというお墨付きが付いていました。つい、ポチっと思わず購入してしまいました(笑)。
ちなみに、この巨大魚は頭部の化石は有名ですが、軟骨でできていたらしい胴体の化石はまだ確認されていません。そのため、尾ヒレの形状には諸説あります。従前はナマズ型の尾びれが多かったようですが、これは最新の学説によるサメ型になっています。
この模型のサイズは全長34cmぐらいですが、手に取ってみますと、その軽さと造形のセンスの良さに感心します。
実はオルドビス工房の作品の購入は、シーラカンスに次いで2体目なのですが、本当に造形が見事なのです。おもわず、昔のTV番組の名セリフ”いい仕事してますねえ!”と言いたくなります。せっかくですので写真だけでもご覧ください。
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