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2021年12月31日 (金)

同田貫

 この暮れ、中学時代からの友人に模造刀の「同田貫(どうだぬき)」を貰いました。彼によると「床の間に飾っていたが、邪魔になってしかたがない」とのことで譲渡先を探していたようです。私と同年なので断捨離の一環なのでしょう。
20211231_1556381  時代劇映画ファンの私としては願ってもないお話であり、ありがたくいただきました。立派な刀袋と刀立ても併せての貴重な頂き物になりました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

20211231_1556471 20211231_1603141  さて、現物を手に取ってみると、長年飾っていたとは思えないほど保存状態が良好で、模造刀とはいえ同田貫特有の肉厚に鋭い刃先です。特に感心したのが、”樋”あるいは”血流し”という刃に掘ってある溝の美しさです。装飾という説もありますが、どうやら実戦時に突き刺した刀を抜きやすくするための物だったようです。洋を問わず槍など突く武器によく見られるそうです。戦場刀と言われる所以ですねえ。

 ところで、この日本刀「同田貫」が一般に有名になったのは、劇画「子連れ狼」の主人公拝一刀の愛刀だったからではないか、と思っています。それを映画化した作品では主演の若山富三郎がこの同田貫をくるくる回して納刀する華麗な殺陣を披露しました。この一連の「子連れ狼」シリーズは海外でそのスプラッタ的な殺陣で熱狂的な人気があるようで、二作目の敵役”弁天来”三兄弟を真似たキャラクターがいろいろな作品に登場します。6作あるうちのお勧めは、第1作「子を貸し腕貸しつかまつる」と第2作「三途の川の乳母車」と第3作「死に風に向かう乳母車」です。当ブログ(2007.10.28、2008.12.21)を参照してください。未見の方は是非ご覧ください。

 それにしても、映画グッズと言えば、私的には劇場パンフレットや関連書籍、あるいはSF映画などの場合には模型やフィギュアになるのですが、究極の”お宝”と言えば、まず映画で使用した衣装や小道具などが王道なのでしょう。
 でも、こうしたアイテムは一点物であり、オークションで高額な価格で落札されたというようなニュースをよく聞きます。
 また、SF映画関係小道具などでは、SF雑誌編集者フォレスト・アッカーマン氏が製作スタッフから寄贈を受けて自宅で私的な博物館を営んでいたことは有名(当ブログ2009.8.18参照のこと)です。もっとも、アッカーマン氏の死後廃館になっているようです。もったいない(笑)。ついでにいうと日本では特撮関係の撮影時に使った着ぐるみや模型を展示した催し物もよく開催されています。結構人気があるようです。

 ともあれ、こうした”本物”は庶民にはまず入手できないので、一般的には、お気に入りの映画の小道具の複製品というか、よく似た商品がコレクターの人気になります。時代劇で言えば、座頭市の”仕込み杖”なんかが模造刀で商品化されています。ただ、座頭市の版権を有するという正規の”仕込み杖”の模造刀商品も、商品写真で見る限り、刃幅が細身すぎて映画で使われたカツシンの仕込み杖とは似ても似つかない出来なのです。座頭市ファンとしては、それでは納得できないので、高級仕立ての”仕込み杖”や白鞘の”直刀”も入手してみましたが、やはり若干形状が違います。どこかのメーカーさんで、本当のカツシンの愛刀に似せた商品を発売してほしいものです。アニメ由来の逆刃刀や日輪刀だけでなく、よろしくお願いします。

 そのほか、黒澤明の「用心棒」ファンとしては、仲代達矢が演じた卯之助が持っている短銃”スミス&ウエッソン/モデル2アーミー”のモデルガン(当ブログ2009.7.19参照のこと)を所有しています。しかし、このタイプも、坂本龍馬が持っていた銃ということからモデルガン化されたもので、実は卯之助のタイプは銃把(グリップ)が白色(象牙仕様?)なのです。この白グリップタイプもどこかのメーカーさんが作ってくれないかなあ、お願いします。ついでに、あの卯之助の英国風マフラーも販売してほしいものです。
 以上、新しい年の初夢に向けて映画ファンらしい(?)願い事をしました。皆様も、良いお年を。 

 

2021年12月29日 (水)

キングスマン:ファースト・コンタクト

 2021年最後の劇場での映画鑑賞は「キングスマン:ファースト・コンタクト」になりました(多分)。この映画は、ご存知の通り、「キングスマン」と「キングスマン/ゴールデン・サークル」の第3作目になるのですが、内容は”キングスマン”というスパイ機関の誕生物語という前日譚であり、時代は第一次世界大戦に遡り、主人公も前作とは全く違うのです。

Img_20211229_0001  そして、なにより面白かったのが、イギリス、ドイツ、ロシアの皇帝やアメリカ大統領などの国の統治者をはじめ、ラスプーチンやマタ・ハリなど歴史上の有名人物を登場させたうえ、戦争の陰で暗躍する”007”のような犯罪組織である”羊飼い”の陰謀を、世界大戦という戦争の始まりや終わりを虚実織り混ぜながら、毒のあるユーモアを含んだ演出で展開するストーリーです。先がまったく読めません。しかも、ハッタリのきいた娯楽活劇にもかかわらず、”反戦”というテーマが強く打ち出されていることにも舌を巻きました。ちなみに、今回は、前2作の漫画チックな馬鹿げたアクションなどが影を潜めているのも好感が持てます。これはシリーズ中の最高傑作といえるのではないでしょうか。

 今作の主演は、英国の平和主義者の侯爵であり、現在の007の”M”を演じている、やや年を食っている感がするレイフ・ファインズが演じます。彼は名門貴族でありながら、南アフリカのボーア戦争で赤十字活動中の妻を亡くし、足に負傷するという過去を持ち、19歳となる一人息子を過保護に育てている裏で、密かに戦争回避に向けた活動に黒人と女性の二人の執事と取り組んでいるという設定です。その息子をハリス・ディキンソンという若手俳優が演じており、前半は、この親子二人がセットで、サラエボのオーストリア=ハンガリー皇帝の暗殺やロシアのラスプーチンの暗躍を阻止しようとするのですが、後半、とにかく”臆病者”と言われたくない息子は、無断で戦争に志願し、あの有名な”西部戦線”に送られます。アメコミ映画「ワンダー・ウーマン」で描かれた塹壕風景が再び再現されます。そして、英国王と妻の遺言に縛られた父親の過保護が思わぬ展開となりますが、そのあたりは是非映画でご覧ください。戦争の理不尽さや悲惨さが見事に描かれます。

 一方、架空の犯罪組織”羊飼い”の戦争誘発、戦線拡大への陰謀はとどまるところを知りません。第一次世界大戦の当事者たちを唆したと言われる有名人たちを手下にして、数百メートルの高さの断崖絶壁で守られた頂にある秘密基地(羊小屋ですが・・)で会合をするシーンは、監督が大ファンという007の”スペクター”の 再現です。顔を見せないボスは、猫の代わりに羊を飼っており、部下へのパワハラは容赦ありません。この天然の要塞をどう攻略するのか、是非気楽に楽しんでください。正直心情的にキツイ展開もありますが、最近の本家”007”のように深刻ぶらないところが立派です。どんなときでもユーモアを忘れてはいけません。

 それにしても、イギリス、ドイツ、ロシアの王様や皇帝たちが従兄関係(一人三役)で、幼いことから交流があったと言われると改めて欧州は歴史的に一体なんだなあと思われます。また、レーニンの扱いにも皮肉がきいています。そして、エンドロール中に席を立たないようにしてください。最後にとんでもない人物が登場します。

 最後に、この映画の監督マシュー・ヴォーンは、TV映画「0011ナポレオン・ソロ」で有名な俳優ロバート・ヴォーンの息子として子供時代を過ごしたものの、実はDNA鑑定で、英国の有名な貴族の息子と分かったという大変な経歴の持ち主であり、彼が007が好きとか、劇中、主人公の公爵に「略奪、人殺しで貴族になり上がった」と言わせているのは、そういった私的な背景があるのでしょうか。すみません、余計なことですねえ。
 そして、ハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」第1作の主演者アーロン・テイラー=ジョンソンがあんな役で出ているのは、次作以降の布石でしょうか。しかも、最後のワンシーンで、スタンリー・トゥイッチ(「プラダを着た悪魔」の名脇役)まで顔を出すのは、やっぱり、新たなシリーズ化かな? 期待しています。

 

2021年12月27日 (月)

牙狼之介

 五社英雄監督の初期の劇場映画「牙狼之介」とその続編「牙狼之介 地獄斬り」がアマゾンのプライムビデオから動画配信レンタル及びデジタル販売されていました。この作品は、もう随分前に衛星放送で放映され、VHSで録画していたものの、DVD化もなくて幻の作品となっていました。以前、当ブログ(2012.4.15「十兵衛暗殺剣」の本文参照)でも、DVD化を望みたいと書いたことがあります。何故、この作品が突然アマゾンからデジタル販売されたのか不明ですが、デッキが不調で録画VHSを鑑賞することができない現在、本当にありがたい企画でした。

 さて、この第1作は、1966年公開作品で主演の牙狼之介は夏八木勲が演じており、とにかく若い(笑)。物語は、ある宿場町にやってきた浪人が、盲目の女主人が営む問屋場の権利を奪おうとする代官と悪親分の非道を打ち砕くというものですが、数年前に公開された黒澤明の「用心棒」の影響が色濃くでています。
 もっとも、製作が東映ですから、最低限のちゃちな宿場のセットといつもの東映大部屋俳優たちの悪役演技です。
 五社監督としては、登場人物の人物設計に新機軸を出したかったようで、主人公の牙狼之介からして、ハードボイルドな名前にしては、人の命を大事にする人情味があるうえ、惚れっぽいくせに据え膳は食わないという実に見かけと合わない”人の良い”男であり、あるレビューで未熟な”ニ十郎”か、という意見には笑ってしまいました。また、この若き夏八木浪人がいつも裸でいるような印象を私が持っているのは、公開当時に見た別映画での”予告編”で風呂桶から全裸で立ち上がるシーンの悪しき影響でしょう。
 しかし、目の見えないヒロインを演じた宮園純子(初期のTV水戸黄門の準レギュラー)は盲目演技も上手く、綺麗でしたねえ。据え膳食えよ(笑)。
 また、切られ役も、猿を連れた浪人や、居合斬りのうまい無口な役者(聾唖者役)など、いかにも五社好みの俳優達でなかなか迫力ある殺陣を見せます。”三十郎”に対する仲代達矢に相当するライバル役として内田良平を連れてきています。まあ、最後は猿が助けてくれましたし、中途半端な逆手斬りは止めてほしい。”座頭市”の殺陣も意識していたのかな?そして、お得意の女同士のキャッツファイトも挿入されます。うん、まさに五社色いっぱいです。結論として、この第1作は結構面白かったと言ってよい出来でした。

 次の続編「牙狼之介 地獄斬り」は、隠し金山をめぐる争いに巻き込まれるのですが、この作品でも、意表をつく展開とやや風変わりな人物設定がされています。知的障害のある女をいたぶる町道場の連中のエピソードも意味が分かりませんし、しかもその町道場主(中谷一郎)との決闘も本筋とは無関係なのです。結局、唐丸かごで護送されている罪人西村晃とのかかわりを通して、牙狼之介の過去を描くのですが、なんとも劇画時代劇”無用之介”なのです。キャットファイトもふんだんに描き、色と欲との地獄絵図の筈なのですが、ちゃちなセットと石切り場のようなロケ地では、結局なんか中途半端な物語になりました。しかも、知的障害の娘を溺愛する天津敏の役柄などあまりうれしくありません。 それにしても、あの娘は可哀想じゃないか。殺すならやっぱり縛漣女の方でしょう。意外性を出しすぎたのか、なんだかよくわからない結末でした。まあ、続編ですから・・。

 でも、こうした幻となっていた作品を発掘してくれるのは大変ありがたい。できれば、BDにして発売してほしいものです。また、現在、アマゾン・プライムビデオでは、まだDVD化されていない五社英雄監督作品「御用金」や「人斬り」を動画配信(レンタル)しています。この作品も、デジタル商品の販売、できればBD販売をお願いします。期待しています。

2021年12月25日 (土)

”気は心”の地震対策(転倒防止編)

 前回紹介した地震対策は、備付け書棚からの本の落下対策でしたが、ほぼ1年前には、据え置き型の書棚や飾り棚の転倒防止対策も行っています。地震対策グッズでは定番の”家具固定ポール”を使ったものなのですが、実はこれもほんの気休め程度の効果しか生んでいません。
20210303_1857191  なにしろ、左の写真のとおり、天井と飾り棚を”家具固定ポール”で固定しているものの、しょうこりもなく、その天板の上には模型などを並べているのですから、なんとも意味がありません。

20211221_1135571   しかも、レジン製の巨大な古代魚シーラカンス2体の模型を積み重ねている書棚もあります。一応、それぞれ”耐震ジェル”にて固定させているのですが、専用のアクリルケースに保管された下の古代魚はともかく、そのまま飾っている上の古代魚は、仮に落下は免れたとしても、揺れの反動によって壁に当たって破損する恐れが多分にあります。

 このため、アクリルケースなどによる保護が必要なのですが、この古代魚の模型はかなりの大きなサイズですので、コスト的にいうと市販のものを購入するより自作で対応しようという選択になりました。
20211217_1404221  そこで、まず手始めに、アクリル板やカッターなどの道具類を揃え、小さなサイズで最も壊れやすそうな形状をしているレジン製の”キングギドラ”用のアクリルケースの製作に挑戦したのですが、これがなかなか思うようにはいきません。
20211218_1324051  アクリル板の切断の方法は、専用のカッターで1/3ほど切れ込みを入れてから力を込めて折るという単純な作業なのですが、実際やってみると、少し油断したら、カッターで切込み線以外の箇所に瑕をつけてしまったり、流し込んだ接着剤がアクリル板を覆っている保護紙まで接着してしまったりと悪戦苦闘の連続です。しかも、設計上のミスもあって、ケースの蓋の位置を前面から上面に変えたため、上蓋のサイズが若干足らなくなった上に、材料の大きさの制約もあり、ケースサイズを模型の大きさギリギリにぴったりと誂えすぎたせいで、箱に入れる際に羽を横板に当ててしまい、爪を二本破損するというアクシデントまで起こりました。本当にレジン製は破損しやすいのです。・・・修理が大変でした。

20211221_11340301  こうして、なんとか自作ケース第1号が完成したのですが、大きなケースを製作するには、いましばらく練習が必要なようです。次作は、背の高いケースに取り組むことにしましょう。丁度、スピルバーグ監督の「宇宙戦争」の”トライポッド”の模型があります。・・・古代魚には今しばらく待ってもらうことになりそうです。

 

 

 

 

2021年12月17日 (金)

”気は心”の地震対策

 最近、各地で地震が発生しています。幸い私の住む地域ではまだ起こっていませんが、天井まで備え付けた書棚にぎっしりと書籍を詰め込んでいる我が家の書斎(もっとも既に物置と化していますが)の状態を見ると、それほど強くない震度の地震でも、頭の上から本が落ちて来そうで心配の種になっていました。

 一般的には、書籍の落下対策としては、本の下へ敷く滑り止めのシートや棚の中央部で止める落下防止ベルトなどの地震対策グッズが売り出されていますが、やたら価格が高いし、書棚全体の面積を考えるととても手が出ません。理想的なのは、棚に上向きの角度をつけた書棚(テレビで見た有名作家の書斎にあった)なのですが、そんな改造などは夢のまた夢ですねえ。

 しかも、最上段の棚に文庫を3列も詰め込んでる書棚の前の床には、さらに、大型本用のマガジンラック(スチール製)を並べ、その上に置き場の無かった模型などを飾っているので、ともかく、いまさらながらですが、本の落下対策には早急になんらかの手を打つ必要がありました。

 数日、いろいろ考える中で思いついたのが、車の荷台などで荷物の転落を防止するためのカーゴネットの活用です。ネット通販の商品を見ると、結構安価に購入できます。このネットを百円ショップで売っている”はさんでガッチリ止めるフック”で書棚に取り付ければ、少なくても、書棚の上部分の本の落下は防止できそうです。  

20211217_1357231  で、早速注文したのが、2千円弱のカーゴネットです。商品説明に”ゴム特有の匂いがあるので開封後は陰干しをしてください”という注書きがありましたが、まあ、陰干しすればいいかと思ったのが運のつきです。購入した百円ショップのフックを使って150%伸びるという130cmネット(丸1日陰干し済み)は、書棚2列分に丁度張ることができたのですが、完成した数分後に取り外すこととなりました。野外ではあまり気にならなかったゴム素材のなんともいえない臭いが耐えられないのです。完全な悪臭です。あとで気が付きましたが、メーカーは海外(詳細不明)で、商品レビューには1週間、2週間たっても臭いが消えないと苦情がありました。・・・荷台などの屋外専用の粗悪品です。いやあ、本当に安物買いの銭失いの典型でしたねえ。ショックでした。

 その後、改めてネットのショップを探すと、メーカー名のあるカーゴネットを見つけました。値段は3倍弱になりますが、背に腹は代えられません。ただ、念のために”臭い”について問い合わせをしたところ、2人のユーザーから”車内でも匂わない”というお墨付きを頂きました。このへんは便利ですねえ。そして再チャレンジしたところ、なんとか無事にネットを張ることができました。ちなみに全く匂いはありません。ほっとしました(笑)。

20211217_1357491  ただ、このネットが本当に本の落下を防止できるかどうか、多分中程度以上の地震の衝撃には全く効果はないでしょうし、1.2倍ぐらい伸ばして張ったネットの耐久性や持続性がどのくらいあるのかも不明です。まあ、正直いえば、弱い震度でのずり落ち防止を想定した一種の”気休め”措置です。
 さらに、今回ネットで覆った範囲以外の書棚の部分は、市販の”保護ネット”で対応してみようかとも計画しています。
 ついでに、今後、足元にある模型などを落下物などから守るためのケースをアクリル板で自作することも考えています。中身に併せたオーダーメイドのサイズのケースが安価に製作できるのが、何といっても一番のメリットです。もっとも、アクリルケース自体、埃はシャットアウトできますが、落ちて来る本からの防護は強度的に無理でしょう。これもやっぱり”気休め”です。でも昔のことわざのように”気は心”なのです。こうした僅かなことが被害を少しでも少なくしてほしいものです。

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