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2021年8月24日 (火)

SNSの時代

 最近、まったくテレビを観なくなりました。シーズンごとに話題作に嵌っていたドラマにも興味が無くなりました。単に見たい作品がないのですから当然のことかもしれませんが。ただ、例外的に東京オリンピック2020のハイライト番組はしっかりチェックしました。テレビ番組の中でもスポーツ番組などはあまり興味はないのですが、やっぱりオリンピックとなるとは別格ですねえ。特に、新しいスポーツ、中でも女子のスケボーには感心しました。日本が優勝したこともありますが、優勝候補の女の子が失敗した瞬間、ライバルたちが駆け寄って抱き着いて慰めているシーンは、本来のスポーツ精神の在り様を見事に表していて少し感動しました。やはり子供たちの精神もその業界も若いだけあって純粋のような気がします。組織も人も古くなると全くダメになりますねえ。ちなみに、老眼のため、新聞も見出し程度で内容をあまり読まなくなりました。イケませんねえ、他人ごとではありません。

 今回のオリンピックは、コロナ禍で開催が危ぶまれていたのですが、やると決めたらみんなで応援して頑張ってやりましょうよ。いつまでも反対ばかりのマスコミの論調には正直呆れました。実際は、現場は大変だったと思いますが、結果はよかったと思います。前述のようなスポーツマンシップの名場面もありますし、それ以上に、さすがSNSの時代です。事前に日本のマスコミが酷評した選手村の現状をオリンピック選手たちが自らSNS上で紹介するのですから、本当に時代が変わりました。報道機関もシャットアウトの宿泊や食堂の実況中継です。これは面白かった。とにかく、一流の外国選手たちが日本の食べ物をおいしいと世界にアピールしてくれたのですから、これほどうれしいことはありません。中には、”選手村の餃子は世界で一番おいしい”とまで言っているのですからありがたいことです。でも、この餃子は、味の素の冷凍餃子だといいますから、日本では一般庶民の食べ物ですよねえ。逆に言えば、欧米と比べてもそれだけ我が国の食べ物のレベルが高いのでしょう。日本のマスコミが事前に高くてまずいと評したのは、いわば”普通”の食べ物だったからでしょうねえ。マスコミのエリート記者の口にはあわなかったのでしょう、きっと。トヨタの社長じゃないですが、一寸と辛口になりました(笑)。どうやら時代は、テレビや新聞というマスコミの時代から、SNSの時代に突入したようです。なにしろ、私自身がテレビを見ずに、ネットの動画配信やYouTubeを観ているのですから、時代の変化を実感します。

 ちなみに、東京五輪2020の開会式は、”電通”が介入して無残な結果にしたようですが、IOCに事前にプレゼンしたというアニメ映画”アキラ”の金田バイクの疾走に始まる幻の開会式をみたかったなあ。ニンテンドウも協力した素晴らしいものだったといいます。リオの閉会式で一国の首相が扮した”マリオ”が登場したのに閉会式でもその姿はなく、完全な羊頭狗肉になり果てました。諸外国でも失望の声が多かったとか、本当に残念です。週刊文春の記事を読むと、事実ならあの”夜空の地球”のアイディアを盗用したうえ、世紀の大イベントをぶち壊した戦犯”電通”とその仲間たちには本当に怒りを禁じ得ません。一昔の言い方なら”国賊”ですねえ。野党やマスコミは、こういう点をしっかりチェックする必要があります。・・いや、これは全く別の話でした。

 考えて観ると、テレビというのは、番組という時間に縛られるという制約があるのに、ネットは、いつでも気ままに観ることができる自由さがあります。私は、フェイスブックやツイッターはやりませんが、YouTubeには本当に感心します。遅まきながら、随分前に子供たちが”将来はユーチューバーになりたい”と言った新しい時代を実感している最近です。
 しかも、日本のマスコミが報道しない様々な情報を集めてきては”解説”してくれるユーチューバーがいます。もちろん、その情報の真偽はもちろん、説明にかかっているバイアスには十分注意しなければなりませんが、なかなか興味深いのです。特に、隣国やマスゴミの話題は抱腹絶倒の極みで言う方も言われる方もなかなかのものです。眉に唾を付けて観ている分にはまったく飽きません(笑)。
 それにしても、世界では様々な出来事が起きています。マスコミも、デスクや記者クラブで仕事するのではなく、現場での取材が一番重要なはずです。欧米の記者たちの活躍はよく聞きますが、どうも我が国のマスコミは現場の取材やインタビューがヘタそうですねえ。ワイドショウの煽りなども論外ですが、トヨタ社長の怒りはなんかわかるような気がします。

 なお、今のYouTubeのお楽しみは、なんといっても、大リーグの大谷翔平のハイライトシーンです。本当に、ショウヘイ・オータニは野球漫画の主人公のような活躍です。加えて彼が打った瞬間のテレビのアナウンスが実に面白いのです。いかにもアメリカらしい明るく楽しいのです。コロナ禍の閉塞感を忘れるためにも、是非youtubeでご覧ください。それにしても、やっぱり海外のできごとが瞬時にわかる時代は一昔前からするとかなり凄いことなんだと”実感”します。こればかりでした(笑)。 

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