一番くじ ゴジラVSコング
暇にまかせてユーチューブを眺めていると、ゴジラマニアのグッズ爆買い顛末を記録した投稿動画に驚かされました。映画「ゴジラVSコング」の公開日に合わせて、バンダイ(の小会社)からゴジラグッズが”一番くじ”商品として売り出されたそうです。この”一番くじ”商品とは、ドラゴンボールをはじめ様々なキャラクターのグッズを1回数百円のクジで引かす方式の商品で、A賞からF賞まで、空クジなしの商品らしい。言われてみれば、以前、この”一番くじ”シリーズの本物そっくりの巨大昆虫フィギュアをオークションで購入した覚え(当ブログ2020.10.31)があります。お目当ての品をゲットするには、当たるか当たらないかわからないクジより、多少プレミアがついてもオークションの方が確実で効率が良い。・・・これは、その昔、チョコエッグで痛い目にあって得た貴重な教訓です(笑)。
さて、そのゴジラマニアのユーチューバーさんのお目当ては、もちろんA賞の30cmほどのゴジラフィギュアだそうです。そのほかの商品にはF賞の怪獣の頭にマグネットが付いたモンスターヘッドをはじめ、歴代のゴジラ映画のポスター復刻版、ゴジラのタオルや足型コースター、変な取っ手の付いたマグカップまであります。もう、昔の駄菓子屋のくじと同じですねえ。
私としてはおもちゃっぽく、チープなくじ引きのオマケ商品(偏見でした)には余り興味もなく、ぼんやりと動画を眺めていたのですが、実はこの商品は都内では売り切れ続出だそうで、どうやらわざわざ遠出して売っている店を探したようなのです。ちなみに今回はコンビニ店での販売はなく、ホビーショップや書店での販売に限っているとのことであり、私も地元では観たことがありません。
しかも、この人、1回900円(史上最高額らしい)のクジを25枚も一挙に買うのですからびっくり仰天です。大人買いにも程があるのではないか、と見ていたら、開封するクジはほとんどがタオルかポスターであり、時間が経つにつれて本人はもちろん観る方ももうだめかとほとんどあきらめかけていたら、最後の2枚目でどうにかA賞をゲットできました。いやあ、本人の喜びもさることながら、観る方もほっとしました。何しろ総額22,500円のフィギュアなのですから、ホントにお疲れさまでした(笑)。それにしても、今時のクジはあんなモノかと大変勉強になりました。
動画では、その後自宅でゲットしたばかりの商品を次々開封して披露してくれたのですが、当然テンションはかなり高く、さほど興味もなさそうだったタオルやマグカップまでもしきりに褒めていた一方で、あれほどの枚数のクジを買った割にF賞のキングギドラのモンスターヘッドが当たらなかった(ブラインド商品なので、何が出るかわからない)と嘆いていました。「3つの首を集めて壁に付けたかった・・。」このつぶやきには思わず感心しました。・・・やってみたい(笑)。
そして、お披露目の最後の商品は、当然ながらA賞のゴジラのフィギュアです。ゴジラ作家で有名な酒井ゆうじ氏の造型作品だそうで、外箱を開封して出てきた商品は、彼曰く「これまでで一番良い出来」ということでそのテンションはマックスな状態です。正直、動画の画面で見ても、かなり精巧な出来具合であり、売り切れ続出という情報もあることから、ミーハーの私としてはなにやら俄然欲しくなりました(笑)。
そういうことで、オークションに挑戦しました。ちなみにネット情報によると、A賞の当選確率は、1ロット80本中4本だそうで、当選確率5%、1万8千円必要な計算となるそうです。当然、そんなお金は出せませんが、やはりプレミアの付き方はハンパありません。まあ、そこそこの価格でゲットしました。驚くことに、キングギドラの3つのヘッドがセットになった出品もあります。皆さん、本当に商売上手ですねえ。・・・まいりました。
では、そのオークションの成果をご披露しますが、確かにA賞ゴジラの造型は素晴らしい。こういう立派な商品がクジ当選品として登場するとなると、これからはこうした市場にも留意が必要ですねえ。なんで?(笑)しかも、前のシンゴジラの一番くじもあったのですねえ、全く知りませんでした。F賞のモンスターヘッドも何種類もあって意外に良い出来です。・・・しかし、本当に余分な出費が重なります、困ったものです(笑)。
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