進化したマスキングテープ
最近、流行している文房具の一つに、おしゃれな模様の入った色付きマスキングテープがあります。本来、マスキングテープとは、塗装作業時に塗料がかからないようにカバーするための作業用のテープなのですが、いまや若い女性たちの間では小物や部屋の飾りなど様々な用途で使われているそうです。
私がよく立ち寄る100円ショップでも売り場面積が広く構えられています。しかも、実際、売り切れている商品も多いですねえ。
ちなみに、私は、マスキングテープが模型づくりの塗装には欠かせないアイテムですので、普通の黄色いテープを使っているのですが、このたび、偶然買ってしまったこのマスキングテープの新たな使い道を発見しました。
とはいっても、柄物のテープではなく、白、黒、茶の単色テープなのですが、このテープの特徴として、粘着力はあるうえ、剥がしやすく、しかも柔軟性もあって、実際使ってみると切ったり貼ったり、そして剥がすのも、なんとも使いやすいのです。
現在、100円ショップで売っているプラスティックケースにミニ模型類を飾って保管しているのですが、この安物のケースは、透明なケースを台座に上から被せるだけの簡単な造りなので、何かの拍子にすぐに上部ケースが外れてしまうという欠点があります。その上部ケースと台座を固定するために、このテープを貼るのが実に効果的なのです。
さらに、ケースを積み重ねするタイプのモノには、その繋ぎ目をテープで固定できますし、ケース自体を壁などへテープで固定することもできます。実に様々なところに自在に貼ることができるのです。白、黒、茶と色合せもできますし、なにしろ、貼り付け、取り外しが簡単ですから、実に便利です。本当に、日本の文房具の進化には目を見張ります。実際に使ってみて、初めてその凄さが実感出来ました。脱帽です。
今回ご紹介するのは、台座が木製になっている100円ショップケースの例です。下部の境目に茶色のマスキングテープを貼りました。あまり目立ちませんし、なにより上ケースが外れることがなくなりました。
ちなみにケースの中に飾ってあるミニフィギュアは、懐かしのチョコエッグ「日本の動物」のシークレットです。下段が、シークレット第一弾ともいうべき”ツチノコ”です。特に、右から2匹目以降の3匹が高額のプレミアがついた幻の赤舌ツチノコ3種です。(黒舌も存在するそうです。)発売当時は衝撃でした。あのチョコエッグは、ブラインド商品なので、目当ての商品が出るまで大量に買いました。後にはオークションでの一括入手に変わりましたが、とにかく、チョコが物凄く不味かった記憶があります。(当時の四コマ漫画で、青酸カリを商品に混入したが誰も死ななかったというブラックギャグがありました。)なお、上段の恐竜は、キタダ二竜・・だったかな?いずれも、フィギュアの底を、何度でも取り外し可能なプルタック(ガム状の製品:この商品も画期的な優れものです。)で固定しています。
以上、日本の文房具の進化の現状報告でした。是非、一度お使いください。冗談抜きで感動しますよ。
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