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2021年1月12日 (火)

シュモクザメの復活

 突然ですが、「シュモクザメ」というサメをご存知でしょうか。そう、あの頭が撞木のような形になっているところから命名されたサメの一種であり、英語ではハンマーヘッド・シャークと言います。
 T字型の頭から左右に飛び出した部分に目が付いている変な顔のサメです。どうやら左右の獲物をよく見るためにそうした形状に進化したようですが、その実、真正面が死角になっているみたいで、頭を左右に揺らしながら泳ぐそうです。・・・変な奴ですよねえ。

 そういえば、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」に登場する蛸(髯)のモンスター「ディビー・ジョーンズ」の副官が、このサメをモチーフにした奇抜なデザインでした。ここだけが映画関連で、あとは模型のお話になる(笑)ので、興味のない方はパスしてください。

 そんな変わり者のデザインが好きなせいで、今は廃盤となっているフェバリット社のレジン製の22cmぐらいの模型を部屋のDVDケースの上に飾っていました。このモデルは、確か「MARINE LIFE」シリーズだったか、「マンボウ」と「ナポレオンフィッシュ」も発売されていましたが、最近は、ほとんどがソフトビニール製の商品に取って代わり、ネットでもその当時の商品の類はほとんど見かけることはありませんねえ。

20210101_1025551 そんな貴重なお宝(その割には無造作に放置していたのですが・・)を年末の大掃除の時に手が滑ってケースの上から取り落として壊してしまったのです。誠に一寸先は闇ですねえ。レジン製品というのは、繊細な細工が実現できる反面、実に壊れやすいんです。まあ、そのせいで今やほとんどソフトビニールに取って代わられました。本当に残念です。

 破損個所は尾ヒレの付け根と先の2か所が折れていましたが、幸い折れた部分は残っていました。欠片を見失いますと、補修がなかなか難しくなるので、まあ、一安心なのですが、単に瞬間接着剤で張り合わせただけでは元には戻りません。当然ながら、つなぎ目や微小な欠損跡が残り、見苦しいのです。しかも、強度を保つためには、尾ヒレと胴体を真鍮棒でつなぎ補強する必要がありました。欠損跡はパテと接着剤で埋めます。

20210104_1306491  そうして、接着剤が乾燥した後、グラインダーを使って継ぎ目を削り目立たなくします。次に、周囲をマスキングテープで囲った上で、ブラックのサーフェイサーで下塗り吹き付けを行います。
 その上で塗装するのですが、車体のような体表の滑らかな面を塗るのはなかなか難しいのです。とにかく既存の色合いと違和感がないように塗料の色を創り出すのに四苦八苦です。
 実は、このブログの目的は、今回の塗料の配合の備忘録なのです。はい、すみません、無視してください(笑)。

20210109_1754531   さて、肝心のベースの色は、ラッカー塗料の「サンディ・ブラウン」に「オレンジ」を極少量加え、あとはつや消しブラックを何段階かで混合です。そして、手順としては、まず「つや消しホワイト」にその混色塗料を少し混ぜ込んだホワイト色をエアブラシで腹部に塗装します。そして、胴体部分にはベースの混色を段階的に分けて吹きつけ、濃淡を出します。塗装する部分と元の色合いを違いを目立たなくするように、ブラックの濃さを変えた塗料で何度か塗り重ねて、完成です。シュモクザメが復活しました。これで春から縁起が良くなります(笑)。

  
20210109_1754031 20210110_18341001  では、復活した姿をご覧ください。まあ、私のレベルでは、こんなものでショウ。ちなみに、最後の完成写真で横に映っているのは、海洋堂製の「マンタ」です。もともとの模型が、本体の大きさに比較して、台座と支え棒が少し大きい(最後から3枚目の写真参照のこと)ので、全体のバランスに配慮して追加しているものですが、味があって良いアイディアでしょう。ここだけは自画自賛します(笑)。

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