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2020年10月20日 (火)

鉄人28号

 「鉄人28号」は横山光輝の懐かしの漫画の主人公のロボットです。私は、漫画もアニメも観たことが無く、あまり思い入れはないのですが、私の先輩に好きな人がいて、飲み会で何故か模型を作ろうと盛り上がったまま、もう随分になります。というのも、手頃な価格の模型キットが入手できなかったのです。狙いはビリケンのキットでしたが、オークションの中古品でもプレミア価格で手が出ません。やはり根強いオールドファンが多いようです。

20201004_1010011  そんなこんなで数年がたってすっかり忘れていたのですが、オークションでビリケン製ではないものの30cm台(実際は29cm)の模型キット(メーカー不明)が出品されていました。もちろん中古品で製作途中で放置、鼻ももげて、腕輪(?)の飾りも2個ほど行方不明な状態です。それを今回、長年の懸案を片付けるべく、数千円でゲットしました。

 さて、届いた現物を手に取ってみると、なんということでしょう、鉄人28号らしい胸部の鋲がありません。あの鋲がなければ、まったく武骨な鉄人らしくありませんので、やむなくカスタマイズすることにしました。最初は、虫ピンを使おうかともおもいましたが、どうもサイズが微妙にあいません。そこで妻の昔の趣味の装飾品づくりに使っていた”Tピン”を使うことにしました。このTピンを短く切って胸部に22本打ち込むと意外とぴったりで気に入りました。

 また、欠けている腕輪の飾りも残っているものを型どりして複製しました。さらに足にはレジン液を注入して自立するように試みましたが、前所有者が石膏を注入していたために、どうしてもうまくバランスが取れません。・・・ここは残念ですが、あきらめました。

 20201020_1132361 鉄人28号の塗装は、原作漫画はもちろん神戸の震災復興記念の実物大のモニュメントを見ても、明るい青に赤い腹帯、緑のロケットベルトという色合いであり、おもちゃ感が著しくどうにも抵抗感があります。そこで、ハリウッドの最近のスーパーマンのダークな衣装のように、少し暗めに塗装です。メタリックブルーにつや消しブラックを混色し、同じく、メタリックレッドもメタリックグリーンにもブラックを混色です。背中のロケットや腕輪はクロームシルバーにブラックです。いかにもダーク系に塗装してみると巨大ロボットらしい雰囲気が醸し出されます。金属感も出ています。マスキングテープの細かさが結果につながります。
 問題は目の表現なのですが、どうも機械系の目は筆書きでは限界があります。正直、失敗です。今後の課題ということにしましょう。
 加えて、本当はクラシックな鉄人らしく、鋲や継ぎ目などに赤さびなどを描きたかったのですが、これも技術が追いついていないので研究課題です。やはり、「サンダーバード」の模型じゃないですが、マシン物は生活感や老朽化感が必須ですよね。

20201020_1130561  それにしても、今回の模型作りを通じて、鉄人28号のロボットとしてのデザインを見直しました。昔のマンガなので簡単に描いたものというイメージでしたが、寸胴の丸みのある大きな胴体に、小さな西洋の騎士のような兜頭と太い足と腕がついているだけの非常にシンプルな造りは、実に機能的で無駄が無く、シンプル・イズ・ベストとでもいうべきグッドデザインなのです。なるほどオールドファンに人気があるのも無理はないと改めて感心しました。最近の装飾過多の機械兵器と比べると余計そうした思いが強くなります。昔のものはやっぱり味がありますねえ。ホントに大したものです。

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