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2020年8月 9日 (日)

恐竜超伝説 劇場版 ダーウィンが来た!

 NHKは一体どういうつもりでしょうか。「恐竜超伝説 劇場版 ダーウィンが来た!」の地上波再放送を見たのですが、そこには、CG製の毛の生えているティラノザウルスが闊歩していました。以前から、NHKでは、”最新の学説”に基づくと嘯き、頭部に青い毛をはやし、全身が黒い毛でまばらにおおわれており、しかも、ご丁寧に顔には醜い吹き出物ばかりという、なんとも無残なティラノザウルスの復元図を特集しています。
 確かに、羽毛のある近種の恐竜は発見されていますし、化石からもある程度は体表の色まで判別できることは承知していますが、まだ、テイラノザイルスに羽毛があった化石は発見されていませんし、イギリスの王立博物館では、身体の大きな恐竜への羽毛は否定的だという意見もあります。しかも集団の狩りという生態にもいまだに異論があるのです。

 にもかかわらず、国営放送とも言ってよいNHKが、一部の過激な説(鳥=恐竜)を全面的に採用し、子どもたちに人気のテレビ番組「ダーウィンが来た!」の一環で放送してよいのか。多感なこども達にあんな醜い暴君竜の姿を見せつけるとは、将来的に”恐竜好き”な子どもたちを減らそうとする政治的な意図(笑)まであるのではないか、とさえ思ってしまいます。

 ハリウッドがいまだに羽毛のない恐竜を「ジュラシック・パーク」シリーズに登場させている意味をわかってほしいと思います。誰が、あんなハイエナかハゲタカのような醜い生き物を好きになるのでしょうか。ティラノザウルス・レックスに羽毛を付けるのは、証拠が発見され、定説になった暁にしてほしいものです。勝手に子供たちの夢を壊してほしくないものです。
 なお、番組内では、羽毛のないティラノレックスも居た!として、国内の恐竜を紹介しています。これは、アリバイ作りか、国内の権威筋へのヨイショなのか!その姑息さに、いよいよ怒りは収まりません(笑)。

 ついでに言えば、劇場版に登場する主役級恐竜の一頭である”ディノケイルス”の復元姿と動きにも呆れました。まるで、アメリカの初期の漫画映画(カートゥーン)に登場する擬人化したアヒルのようです。しかも、体色はピンク色です。これも学説に基づく姿なのでしょうが、なんとも呆れかえります。CGは、日本のトップクリエーターということなのですが、動きも姿もリアルさが足りません。お金の掛け方が違うので言ってもセンないことかもしれませんが、ハリウッドの恐竜映画の凄さを改めて感じます。恐竜同士の格闘シーンなどみると、まるで迫力がありません。残念なことです。

 最後に、少し良かった点だけ挙げますと、北極圏の恐竜の姿はなかなか感動します。モササウルスは、シャチとジュラシック・ワールドの丸パクリですねえ。でも面白かった(笑)。このシーンのおかげで、全く恐竜などに興味がない妻と娘が録画しておいてくれたのですから、感謝せざるを得ません。

 いうまでもなく、”恐竜像”は、これまで様々な学説を踏まえ、随分姿を変えて来ました。この事実は分かっていますが、姿をかえるなら、きちんとした根拠をもって変えてほしいものです。正直、地球の一時代を制した”王者”の姿としては、あまりに恰好が悪すぎるとしか言えません。多分、羽毛があるにしてももっと優れたデザインなのだろうと、創造の神様の名誉のために思っています。

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