自粛な毎日
このところ新型コロナウイルスの影響で、自粛の毎日を送っています。もともとテレワークがほとんどなので、本当はあまり変わりはないのですが、映画館に新作を気ままに観に行くことができないというのが、精神的になかなか辛いものがあります。徐々にボディブローのように飢餓感が増してきます。
じゃあ、家でコレクションのDVDでも見ようかというと、動画配信に慣れた現在、ディスクをデッキ入れるのがめんどくさいという、もはや完全なものぐさ太郎的な状況です。しかし、その動画配信もほぼ見つくした感じで、ついにはYoutubeを漁っている状態です。話題のユーチューバーの動画は、ホントかどうかわからない与太話が多いので、どうも今一つですねえ。
そんな中で「回転納刀」という動画には感心しました。実は、以前から映画「子連れ狼」で若山富三郎がよく見せた、頭の上でくるくると刀を回転させて納刀する所作が、どうやったらあんなに回せるのか、疑問に思っていました。富三郎の十八番芸ですし、とにかく恰好がよいのです。そのやり方を画像で解説する内容なのです。ネタバレを言うと人差し指と中指の使い方だそうですが、おかげで長年の疑問が解消しました。しかも結構、若い人がいろいろな画像を作っています。意外に時代劇の殺陣ファンがいるんだということも驚きです。今度、こっそり一度試してみようっと(笑)。ちなみに、回転納刀とは造語らしい。
それにしても、今や、たまには外出するのは食料品の買い出しだけです。なんと模範的な自粛生活でしょう(笑)。
以前週1回は通っていた書店にも最近は立ち寄る気がしません。最寄りの大型レンタル書店では、立ち読みどころか椅子を多数用意しており、私のような暇な中・高年齢者が一日中座って本を読んでいます。いつ行っても定位置に座っている常連客(笑)も居ます。まあ、それ自体はいいのですが、書棚の本をすべて開放しているものですから、新品の筈の本がどれも手垢でぬるぬるしています。読書風景を見ると、本を丸めていたり、まるで私物のような扱いです。こんなのを定価で売るなよ、と言いたいですし、感染源にもつながりますよねえ。本屋ならもっと売り物の本を大事にしてほしいものです。で、もっぱら”大河”通販に頼っています。困るのは、思いもよらない新作を見つけることが難しいということです。
そして、もっと困るのは、会員制の電子書籍の”読み放題”システムです。第1巻のみ無料にして暇つぶしに”立ち読み”に寄った客に読ますのですが、これがイケません。次巻以降がある連続シリーズ物は途中でやめられません。かっぱえびせん状態で思わず次々と定価で購入してしまいます。まことに商売上手というか、禁断の仕掛けです。これには本当に弱りました。
というようなものぐさ寝太郎的な生活で、このブログを書く気もネタもないままでしたが、今日は一念発起して、現状を綴ってみました。ホントに久しぶりのブログでした。女房殿が外出中ですので、これから朝飯を作らなければなりません。家事はなかなか重労働です。主婦の皆さん、本当にお疲れさまです。
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