2020年模型初め
2020年を迎えて、昨年は模型作りをほとんど行っていないことに気が付きました。なにしろ、このブログで「模型」カテゴリーでは1年以上前(2019.1.19)に記事が残っているだけなのです。これはいけない、何をしていたのでしょう。このままでは、腰や足に続いて手先までもが衰えてしまうと危機感を募らせました。最近、運動不足(引きこもり)のせいか身体がかなり固くなっていますし、腰痛や肩痛に真剣に悩んでいるのです。困ったものです。
ということ(?)で、一念発起し、新しい年の模型初めとして、早とちりして買ってしまった”CAST”製のミニフィギュアキットを作ることにしました。この”CAST”というのは大阪にある怪獣模型専門メーカーの「株式会社キャスト」のことです。この会社は、日本の怪獣映画を中心とした「特撮大百科」シリーズでレジン製のミニフィギュアなどを製作しているところで、私にとっては以前食玩を作っていた前身の会社からのお付き合い(時々通販した程度)です。
このメーカーの商品は、日本家屋向きの10cm程度の小さな模型なのですが、日本特撮映画の作品全部をカバーしようというような奇特な方針があるようで、例えばドゴラやマタンゴというかなりマニアックなフィギュアを数多く発売しています。とにかくレジン製なので造りが非常に精緻である一方、破損しやすく手作業なので生産数量も少ないというのが難点です。当然、価格もそれなりになりますし、最近はさらに困ったことに営業方法が通信販売ではなく大阪や東京、名古屋などの大都市のアンテナショップでの販売にシフトしたせいで、地方在住の身ではヤフー・オークションやメルカリ以外では入手がほとんど困難になってしまいました。というのも価格はプレミアがついて定価の3~4倍がザラになっています。最近のシンゴジラシリーズなどはもう目が点(笑)です。
できましたら株式会社キャスト様には、今後は、再販商品などの通信販売の拡大をご検討いただきたく、切に希望するものです。特に、対象商品は昭和の東宝特撮映画関係を中心にお願いしたいものです。これを言いたかったのだ(笑)。
さて、このCAST製”特撮大百科”のコレクション紹介は、また別の機会とするとして、今年の模型作りの第1号となったのが、オークションで割安でゲットした商品なのですが、実は完成品のつもりで頭部、あご、両手、胴体、尻尾の6部分に分割されたキット商品を誤って購入したものなのでした。ほんとオークション価格としては安かったはず(笑)。
で、気を取りなおして製作開始です。説明が遅くなりましたが、当該キットは1955年のゴジラ第二作目の「ゴジラの逆襲」のいわゆる”逆ゴジ”であり、塗装などは初心者向けの簡単にできる模型です。
が、ブランクが長いとなかなかうまくいけません。特に、高さ10cmと小さいので老眼の目も良く見えません(笑)。作業の写真を製作過程順に並べました。白いレジンキャストの部品を組み立て・接着、サーフェイサーで下塗装して、ラッカー塗料(黒、白、フラット混合)をエアブラシで吹いて、爪などはエナメル塗料で仕上げしました。まあ出来はこんなものです。お粗末様でした(笑)。
最近のコメント