メン・イン・ブラック/インターナショナル
あのトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスの人気シリーズ「メン・イン・ブラック」の最新作「同/インターナショナル」をやっと観て来ました。いつの間にか字幕版の上映がなくなって吹替版を観たせいもあるかもしれませんが、なんとも、いまいちでしたねえ。やはり世評通りの結果でした。
まず、お話がなんともお粗末です。話のつじつまが合いませんし、世界を滅ぼす悪の宇宙人もしょぼいし、リーアム・ニーソンが出演している時点で最初からネタバレです。まあ、ストーリーで見せるのではなく、奇想天外な宇宙人によるギャグを期待する作品なのですが、それがどうにもつまらない。設定自体がなんとも無粋なのです。プロローグに登場するあの意味深なエイリアンと拍子抜けのオチには絶句しましたし、中途半端にリアルな”敵”の姿もまったく作品の雰囲気に合っていません。このシリーズのエイリアンは、もっと奇抜で笑えるセンスのあるデザインを考えてもらわないと困ります。手抜きの様な製作・・・。
また、雰囲気と言えば、主演の二人もどうかと思います。ソーでお馴染み、クリス・ヘムズワースはお馴染みのお馬鹿な演技ばかりで、”まじめにやって可笑しい”演技という前シリーズの鉄則を忘れています。しかも、実質主演ともいえる相棒を演じる女優さん(ソーで共演?)が私の好みではありません。誰かのホンのタイトルじゃないですが、やっぱり”映画は女優”です。最近、こういう個性的な顔立ちのタイプの女優さんが007映画などでも結構多いのですが、どうもその理由がよくわかりません。まさか、共演したとか、所属事務所のコネ(笑)でキャスティングをしているわけじゃあないでしょうねえ。オジサン的には映画にクラシックな美女がいないと始まらないノダ(笑)。
結局、組織名(タイトル)に”ウーマン”が入っていないというコントが一番面白かったのですから、あとは押して知るべしです。嗚呼、テレビ鑑賞で十分でした。当ブログの掲載写真は、当然チラシです。なお、これに懲りて「エックスメン」の最新作は見ないことにしました(笑)、あしからず。
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