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2019年2月25日 (月)

サウンド・オブ・ミュージック

  ミュージカルと言えば、やっぱり「サウンド・オブ・ミュージック」を再見しなくては、と今回、ブルーレイを購入しました。いまや、大河通販では大幅値引きで映画大人1人料金程度でブルーレイが手に入るので本当にお手軽になりました。もっとも、4Kは高嶺の花ですが・・。

61udbfe3jil_sx342_  今回入手したのは、製作50周年記念版とかで特典ディスクも2枚ついているのですが、それ以上に驚いたのが、日本語吹き替音声が6種類収録されていることです。
 テレビ朝日版、フジテレビ版、テレビ東京版、そしてVHS/DVD版、さらには45周年記念版とあって、今回、50周年版として、圧倒的歌唱力を誇る、劇団四季の石丸幹二や歌手の平原綾香らが声を当てています。
 そう言われば、いまや市販のブルーレイなどでは吹き替え版が多くみられます。映画は字幕で生の声でないと駄目だと思う私達の世代とは価値観が大きく違っており、どうやら、テレビ放映で見た懐かしい思い出や”ながら視聴”が簡単にできる生活習慣など、その原因はいろいろありそうですが、アニメ界の声優さんの人気ぶりと地位向上もその背景の一つにあるように思えます。
 今回、ためしに50周年版の日本語吹替版を観たのですが、予想以上にこれがなかなかイケるのです。年齢的に眼が悪くなって字幕を読むのが不便になっているのもありますが、ジュリー・アンドリュースの歌声まで日本語になっているのは感動します。あの高音をあぶなげなく歌い切ります。以前は、セリフはともかく、歌部分は原音のままというのが多かったような気がしますが、これはなかなか嬉しい誤算です。
 ということで節操がありませんが、これからは再見の際は日本語吹替版も楽しみましょう。シューン・コネリーの若山弦蔵さんの音源はあるのでしょうかねえ。

2019年2月24日 (日)

雨に唄えば

 最近、ハリウッドで流行になっているミュージカル映画の影響か、名作と誉れの高い「雨に唄えば」のブルーレイを見ました。実は、「サウンド・オブ・ミュージック」以外は、ミュージカル映画には興味がなかったので、この作品についても、あの雨の中でダンスを踊る有名なシーン以外は内容をほとんど知りませんでした。

Ameniutaeba  今回、視聴して驚嘆しました。ジーン・ケリーをはじめとする出演者のダンスや歌が凄すぎます。
 全身をそのまま長回しで撮っているのですが、アクション映画以上に血湧き、肉踊ります。人間の肉体が生み出す技の素晴らしさが堪能できるのです。まさに、”ザッツ、エンターティメント”です。いままで無視していたのを恥じるばかりです。
 しかも、ブルーレイ特典の現在のトップ・ミュージカルスター達のインタビューを見ると、主演のジーン・ケリーは、この映画で彼らの子供のころからの憧れのスターであって、彼のステップは、超難しい技を簡単そうに演じており、雨のダンスシーンなどは、そのまま”通し”ではとても踊れないそうです。 
 また共演の女優さんや道化役の男優のダンスもなかなか難しいようで、その舞台裏は大変な努力があっただろうと言います。素人が見ても言葉が無い位感動しますから、本当にそうなんでしょうねえ。今も昔も一流どころはやっぱり違います。
 加えて、こうした歌やダンスの他に、そのストーリーにも感心しました。サイレント映画からトーキーに移行する時期のハリウッドの内幕を描いています。当時としては画期的だったのでしょうねえ。まったく古臭さを感じさせません。
 全体としては喜劇風で皮肉も効いたラブロマンスなのですが、よくよく考えると、容姿だけで人気を得ていた、サイレントの大女優が、その金切り声の故に人気を失うという残酷な物語でもあるのです。しかし、性格の悪さと意地悪で新人女優のヒロインをいじめる悪役ぶりから観客から見たらまったく同情できないという、見事な(笑)構成になっていますので、安心してご覧ください。
 それにしてもトーキーへの移行時には、日本でもいろいろあったようですねえ。坂東妻三郎や大河内伝次郎などの発声練習の逸話は有名ですねえ。なにしろ、無声時代の剣豪の声を初めて聴いた観客は仰け反ったそうですから、時代の流れを生き抜くのは大変です。
 また、歌のシーンなどもドラマと良くマッチしています。違和感は全くありません。もともとミュージカル映画が苦手になったのは、某フランス映画で唐突に歌い出すシーンに嫌気がさしたからでしたので、やっぱり演出の巧拙ですねえ。この辺は、後に「シャレード」も撮った共同監督のスターリン・ドーネン監督のうまさではないでしょうか(推察ですが・・)。
 とにかく、傑作という名は伊達ではありません。本当に感動しました。いまではこんな生(長回しでいう意味)のミュージカルは決して作れないというお話はそうだろうと思います。
 やっぱり、温故知新、古典に親しむのはどの分野でも大事です、改めて思いました。いやあ、映画って本当に楽しいものですねえ。 

2019年2月23日 (土)

アリータ/バトル・エンジェル

  「アリータ/バトル・エンジェル」は、予告編通りの予定調和したようなSFアクション映画でした。面白くないことはないのですが、あのジェームズ・キャメロン監督が日本の漫画原作に惚れ込み、製作した作品とはどうしても思えませんでした。CGには膨大なお金が投じられていることはわかりますし、凄く凝った映像もありますが、一言で言えば、キャメロン監督作品には常にあった予想を超える”驚き”が少しも感じられないのです。

_new  ストーリーも、世界を滅ぼした大戦以前にあった究極のサイボーグ兵器がヒロインで、天空にある上流世界が支配する貧困と暴力に満ちた地上世界で、襲い掛かる機械化した殺し屋との闘いを描いたものですが、原作を知らないせいかもしれませんが、どうにも、ありきたりの物語のような気がします。映画を観る限り、キャメロン監督やデル・トロ(原作漫画の紹介者)が惚れ込んだアイディやコンセプトが理解できません。
 
 とにかくカタルシスが全くありませんし、恋人があんな結果になったら、ヒロインが天界に殴り込まなくては女が廃ります。あれで続編に期待せよ!では尻切れトンボすぎますし、第一、続編の可能性は無くなったのではないのですかねえ。勝負の世界では次はないのですよ(笑)
 それに、やっぱり実写であのヒロインの”少女漫画目”は似合いません。確かにしばらく見ていますと、途中で慣れますが、今度は逆に周囲が3Dのアニメに見えるという状況です。
 加えて、殺し屋たちのサーボーグぶりがガラクタすぎて噴飯物です。なんかに似ていると思ったら、邦画の「妖怪大戦争」のぎごちない動きの付喪神たちでした。デザインがなんとも悪すぎます。
 ということで、キャメロン映画として期待が大きすぎたせいかもしれませんが、ほんとうに血もわかず、肉も踊りませんでした。なんか普通の平凡なSF作品でした。
 それにしても、この映画のユーザーの評価の高すぎるのもよくわかりません。いや、本当に不思議です。原作がよいのかなあ。
 でも、やっぱり、映画は出会いで、一目ぼれでナンボです・・よねえ。薀蓄は不要です。

2019年2月19日 (火)

DVD宅配レンタル

  昨日、ついに大手のDVD宅配レンタルを止めました。利用し始めたのが2004年の4月からですので、実にもう15年ほどになるのです。正直、感慨深いものがあります。開始当時、逐一レンタルショップに足を運ばなくてよい便利さや手軽さ、郵便ポストの返却のアイディアに感心した覚えがあります。

今回止めた理由は、先日、動画配信サービスの記事で少し触れたように、パソコンのプラウザの変更が原因でログインできない事態になったことがきっかけです。
 なにしろ、ログインできませんから、注文や退会手続にも困っていました。結局、退会手続は、ネットで受付センターの電話番号を調べて電話連絡しました。というのも、このシステムのホームページには、どこにも電話番号が明記されていないですから驚きました。ネット優先なのでしょうが、一方では特定のプラウザではログインできないこともあると堂々と明記しているのですから、ネット社会でのこの対応に多いに疑問もありますが、これはまた別の話です。
 さて、このDVDのディスクを実際に受け渡しするシステムは、バックアップが厳しく制限されて以来、旗色が悪くなっていたようです。なにしろ、人気のある作品はなかなか入手できない上、輸送や返送の手間がかかります。瞬時に視聴できる動画配信サービスがテレビの画面で視聴できるようになった時点で勝敗は決しました。いやあ、時代の流れには逆らえません。
 でも、本当に、長い間お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。
 というわけで、今日も一日、動画配信サービスにどっぷりつかっています。ネットフリックスでアメリカTV作品を眺め、新作は、399円でレンタルです。早速SF映画「スカイライン ~奪還~」を視聴しました。内容は予想通りの作品でした。
 一方、無料のTVシリーズは困ります。手軽に視聴できるのですが、ついつい連続で観てしまい、途中でなかなか止まりません。
 現在一寸ハマっているのが、「ルシファー」というテレビドラマで、内容は、書くのも気恥ずかしいのですが、本物の悪魔ルシファーが、休暇で地獄を抜け出し、ロスアンゼルスの女刑事の捜査の相談役となり、犯罪者を罰していくというとんでもないストーリーなのです。しかも、この悪魔がなかなの色男(日本人の感覚では”濃い男”)で、高級クラブを経営しながら毎晩酒池肉林のどんちゃん騒ぎをしているのですが、この悪魔を地獄に返そうと登場した黒人の天使(長男らしい)などはすっかりこの世の影響を受けてか、翼を失って堕天使となってしまうなど、もう抱腹絶倒の展開です。第一、地獄の王である悪魔ルシファーが相棒の女刑事に惚れてしまい、人間の医者のセラピーを受ける始末ですから笑えます。もっとも、親父(神)との関係性なども鋭く(?)糺すシリアスな要素(基本コメディです。)も散りばめながら、エピソード3まで、全部で何話あるのでしょうか、予測不能な展開が延々と続いています。いやあ、正直、こんなテレビ世界がアメリカにはあるのだと驚いてしまいます。脚本家のユニークさに驚き、未知なる世界に突入です。・・・・さてさていつまで眼がもつかなあ(笑)。

2019年2月11日 (月)

アクアマン

 ジェームス・ワン監督の映画「アクアマン」は、予想を上回る痛快活劇でした。もともと、このマレーシア出身の監督が演出した「ワイルド・スピード スカイミッション」が、シリーズ最高の出来だったことから密かに注目していました。実は、私が怖くて見ることができない「ソウ」や「死霊館」などを世に送り出した、アイディアとセンスあふれる監督ですから、当然かもしれませんが、今回の内容も、娯楽映画の要素をこれでもかと云う程盛り込んだ、故黒澤明が言う、”ビフテキにバターを塗って蒲焼を載せた”ような豪華な作品でした。

_new_3  まず、ストーリーが海底人の地上への侵略ものかと思っていたら、あにはからんや、アトランティス王国の王女と人間の灯台守の間にできた子供が主人公の貴種漂流譚であり、アーサー王伝説を下敷きに王位争いやインディ・ジョーンズの冒険風の宝さがしや「スター・ウォーズ」ばりのデザインの潜水服や潜水艇、光り輝く海底王国の舞台設定、あるいは「ロード・オブ・ザ・リング」に匹敵する異形の者の大合戦など、とにかくサービス精神にあふれた娯楽映画のフルコースでした。もちろん当然ながら、ヒロインとのラブロマンスもあります。
 しかも、人物造形が素晴らしい。ジェイソン・モモア演じる主人公のアクアマンことアーサー・カリーは、粗暴でとっつき悪く見えながらユーモア溢れる大男という、アメコミ原作とはまったく異なる設定だそうです。アメコミでは、逆に、映画では敵役の異父弟の金髪の白人というイメージだそうで、それはもはや現在の時代に合わないだろうとハワイ人との混血の大男のモモアを「ジャスティス・リーグ」から抜擢したそうです。これは製作首脳の慧眼です。個人的にも「アルゴ探検隊の大冒険」に登場するポセイドンにそっくりですので大歓迎です。加えて、口の悪さや細かいことを気にしない態度はモモアの持ち味と凄味によくマッチし、なぜか黒澤明やジョン・フォードの映画の空気を感じました。豪快な男っぽさの演出がうまいのです。
 ヒロインのメラ役のアンバー・ハードも素晴らしい。勝ち気で戦闘能力をもった姫役がよく似合っています。ディズニーアニメの「人魚姫」をイメージしたかのような色彩のスタイルも良い。しかし、あの「ラスト・ミッション」の女上司役の女優さんとは全く気が付きませんでした。いやあ女は役柄で印象が一変しますねえ。
 さらに、宿敵”ブラック・マンタ”も面白い。船を襲って皆殺しを稼業にする海賊が自分の親の死には復讐を誓う、犯罪者の手前勝手さや執念深さを実にうまく描いています。いや、それよりなにより、あのアトランティスの技術をつかって改造した戦闘服のレトロなデザインが秀逸です。改造する光線銃の威力に驚き、「大きい目玉がいるなあ」と呟かせての、遮光器土偶の様なヘルメットです。大きな目玉から、昔懐かしの2本線の長い連続光線を発する絵(SWから断続的な短い光線が主流になりました。)には感動しました。
 特に、あのシチリア島の町でのアクションは大傑作です。それぞれ屋根の上を逃げるモモアとメラを追いかけるブラックマンタと海底人の追撃シーンは、アクロバット的な動きと光線銃の弾道(?)や爆発が一体化し、見事としか言いようがありません。007映画以上にド派手ですねえ。
 そして、ラストは、海底王国同士の戦争です。人間型のアトランティス王国と人魚型の魚人王国、それに対する蟹のような甲殻王国との大合戦は、巨大な戦闘戦艦や様々な形のサメやタツノオトシゴ、巨大甲殻類に騎乗する兵士たちの大合戦です。アノマロカリス型潜水艇もグッド・デザインです。
 言い忘れていましたが、第2シーズンのSWのような美し過ぎる海底風景も、「王族には深海も見通せる能力がある」というたった一つのセリフで、観客に説得力を持たせた演出には感心しました。やっぱり、ジェームス・ワン監督は只者ではありません。
 それにしても、最後の最後には、巨大な怪獣を登場させるし、ニコール・キッドマンをアトランナ女王に起用したのも素晴らしい。ウィレム・デフォーの侍髷もいい。人形アニメ「マッド・モンスター・パーティ」に登場する「大アマゾンの半魚人」風モンスターのトレンチが無数に登場したのも、私好みで楽しい限りです。しかも、全体的に海洋民族の血や雰囲気を感じさせてくれたのも嬉しいことです。
 ジェームス・ワン監督、とつてもない完成度の高い、痛快な活劇フルコースをありがとうございました。ほかにも言いたいことは沢山ありますが、紙面の関係もありますので、とりあえず、この辺で、サヨナラ、サヨナラ。

2019年2月 6日 (水)

イコライザー2

61z1dir6ekl_sx569_  私が住む地域では映画館での上映がなかったため、ブルーレイの発売を心待ちにしていた「イコライザー2」をやっと見ることができました。入手したのは、アマゾン限定のスチールブック仕様のブルーレイです。しかも、普通のプラスティックケースとは別に空のスチールブックが付いているのですから、まあ、オマケのようなものです。その分値段が高くなっていますが、なんとかゲットしました(笑)。

 それにしても、人気のある作品でアマゾン限定商品は、予約発売と同時に売り切れになってしまい、実際の発売日前から、同じアマゾンの中古販売コーナーで購入者がプレミアつけて転売しているのです。こんな転売目的の購入が許されるのか、腹立たしいことです。なんとか改善工夫してほしいものです。

610kzb1ajl_sx342_  特に、第1作の「イコライザー」の初期のスチールブックは、いまや高額のプレミアがついて一桁違いの高値でオークションに出品されている状況です。これは、最近やっとオークションで、お安くゲットしました。めでたし(笑)。

 さて、この第2弾の感想ですが、”デンゼル・ワシントンが初めて続編に出演した”という評価に尽きると思います。逆言えば、それだけですネ、残念です。
 あの第1作の衝撃的なアクションは影をひそめ、テンションも並みレベルに下がっています。
 第一、やっつける悪人がチンケなチンピラ達で、どうにもイケマセン。やっぱり、それなりの組織を持つぐらいの悪党が相手でないと、秒殺の腕が泣きます。しかも、初めから拳銃を所持しているのは反則です。あくまで身の周りの物を凶器にしなくては、いかんじゃないか。
 また、前作で情報収集の頼りになったCIAの女の友人(元上司?)が殺されるのは、誠に残念ですし、殺され方もなんとも哀しくなります。
 しかも、その裏が最初からネタバレしている有様です。これでは全くスリルもサスペンスもありません。
 地方の劇場で上映した館が少なかったのも、少しは判る気もしました。まあ、柳の下に二匹のドジョウはそうそういないわねえ。
 しかし、そうはいっても、映画館である以上、潜在的な男性の観客のためには、こうした大人向けのアクション映画も積極的に劇場公開してほしいものです。上映作品が、ラブコメ物やアニメばかりでは淋しいばかりです。是非、真っ当なアクション映画に愛の手を。

2019年2月 3日 (日)

Netflix

  大手のDVDレンタル宅配業者のパソコン上の不具合(プラウザの適否)でログインできない状態と陥っていることから、今、話題の映像配信サービスNetflix(以下、ネットフリックスと表記)の会員になりました。

 加入した理由は、料金もベーシックなタイプでは月額800円と結構お安いですし、なによりアマゾンの「Fire TV stick」の活用でテレビ画面のサイズで見ることができる(当ブログ2019.1.04参照)というのが一番のウェイトを占めています。
 そして、決定的だったのが、いまハリウッドを揺るがしているアカデミー賞の情勢です。ノミネートされたアルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA/ローマ」という作品を製作したのがネットフリックスなのです。この会社は、映画を劇場で上映せずに、配信サービスするための作品を製作する業者なのです。このため、現在、アメリカの興行主(劇場主)たちの強い反発があって、ROMAだけが恒例の凱旋上映されていない憂き目になっているらしいのです。
 現在という時期は、ひょっとしたら映画史の転換期なのでしょうか。見る側ではDVDレンタルから映像配信サービスへと移行し、興行する側ではサイレントからトーキーになった際に職を失った活弁士のように、これからは劇場という”箱”までもいらなくなるのかもしれません。少なくても、視覚と聴覚だけでなく、より多機能で高度な空間へのニーズは高まっているように思われます。
 しかし、こういう長期的なお話より、もっと切実な問題が、映像配信サービスでしか観ることができない作品が増えて来るということです。
 例えば、ネットフリックスが製作した「ポーラー/狙われた暗殺者」などは、ネットフリックスの会員しか観ることができません。この映画は、マッツ・ミケルセン扮する凄腕の暗殺者が50歳定年後に受け取る高額な年金の事業主負担の軽減を狙って、暗殺組織(事業主)が抹殺を謀るというストーリーです。主人公のダンカンは”ブラック・カイザー”と呼ばれるほどの伝説の暗殺者であり、謎の少女も登場して、一体どうなるのか、あらすじだけで血湧き肉躍り、なんとも見たくなります。・・・で、会員になりました(笑)。
 このネットフリックスの配信には、ほかにも沢山の作品が並んでおり、もう毎日テレビの前で沈溺しそうです。噂の新作「デビルマン」もあります。音を立てない「クワイエット・プレイス」に対抗しそうなサンドラ・ブロック主演の物を見ない「バード・ボックス」なども実に面白そうです。見たい作品がかなりあります。見逃していた昔の傑作もあります。困るのはTVシリーズですが、とにかく、時間と眼の疲れが心配です。いやはや困りました(笑)ねえ。
 ちなみに、「ROMA/ローマ」は、冒頭のタイトル・シーンで夕食中断です。これが家庭内視聴の課題です(笑)。しかし、この数分間だけでも物凄く精緻な(としか言いようがない)モノクロの映像美に圧倒されます。なんとも静かな物語の始まりです。まだ、それだけですが、今後の楽しみです。・・・以上、報告です。
<追記>
 やっと、パソコンの修理が終了して、メーカーから返却されました。不具合の症状すら出なかったようで、結局、原因不明でキーボードのみの交換で終わりました。デジタル製品はなんとも苦手です。ご機嫌を取りながら、そうっと大事にいたしましょう。

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