ビリケン商会のバルタン星人
ビリケン商会の「バルタン星人」のキットの塗装の件ですが、下処理した時の当ブログ(2018.10.20)での”決意”とはうらはらに、干物の一日干し(ひいといぼし)ならぬ一日塗装(笑)で仕上げてしまいました。
映像写真や模型雑誌などで確認できた体表のギザギザ文様は、どう頭をひねってもやっぱり手間がかかりすぎますので、根気の無い私としては、すっかり面倒になってしまい、簡単なイメージ塗装に切り替えることにしました。
手順としては、一応、つや消しブラックで全身(目玉以外)を塗装後、つや消しホワイト+スカイブルー(少々)+つや消しブラック(極少)の混合液で凸部分を中心にエアブラシをかけ、下半身の足は、オレンジ+フラットベースと上記のホワイトで横縞を吹きました。この際、調整したラッカー塗料の濃度が濃すぎたせいで全般にざらつき感がある仕上がりになってしまいました。まあ、味がありますからイイノダ(笑)。
次に、大きなハサミの処理ですが、付け根部分を上記のオレンジ液、先端からはシルバーで塗装です。
さらに、マスキングしていた目玉は、シルバー塗装の上に、クリアイエロー、クリアオレンジを順次エアブラシしました。そのうえで、最後に墨入れ用(ブラック)エナメル塗料を凹の部分に筆塗りです。
当初目指していた”実物に即した精緻な塗装”とはまったく異なる、かんたん塗装仕上げですが、肉眼で見ると”バルタン星人”のリアルなイメージがなんとなく感じられますので、これで完成です。写真(カメラのレンズを通す)ではなんかのっぺりですが、現物はもっと陰影があります。以上で、誰が何を言ってもこれで完成です(笑)。
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