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2018年10月22日 (月)

ビバ・マリア

 久しぶりに「ビバ・マリア」を見ました。フランスのルイ・マル監督のフランス映画らしからぬ楽しい娯楽映画です。
 なにしろ、フランス映画界の大女優ジャンヌ・モローとブリジット・バルドーの二人が競演するアクション・コメディ映画なのです。
81utox0ctgl_sx342_  ストーリーは、中南米の架空の国(メキシコでロケ)を舞台に、モローの旅芸人の一座に、子供のころからアイルランド独立運動を行っているバルドーが逃げ込んだところから始まり、二人のお色気ショーが大人気となったものの、民衆の革命を手助けするはめとなり、あれよあれよという間に革命が実現するという実に他愛もないものですが、実に楽しい物語です。
 もともとVHS(ビデオテープ)を所有しているものの、ビデオデッキが稼働するかどうか不安でその映像を見ることができないことから、BD(ブルーレイ)が発売されているのを知って無性に見たくなったのです。
 再見して、その突き抜けたような明るさは特筆ものです。爆弾テロのシーンも実にコミカルですし、二人のショーは誠に楽しい見ものです。とにかく、映画全体を通して感じられる明るさは絶品です。近頃の閉塞感のある映画とは一線を画しています。いかにもフランス女らしい奔放さも広がりのある映像は誠にBDで見る価値はありました。
 もっとも、英才ルイ・マルにしても、このフランス映画らしくない作品は、その批評筋にはとことん不評だったようで、ルイ・マル自身も自分の思った通り描けなかった(もっとハジケルはずだったそうです)と反省していたようです。
 なにしろ予算が大きく、遠くメキシコまでロケに出て製作面の制約もいろいろあったようですし、大物女優の仲はやっぱり(笑)良くなかったそうです。
 
415zoozesal_ac_us200_  ただ、難しいことを考えなければ、子供だましの様なナンセンスギャグもあるし、派手な爆破アクションや戦闘シーン、あるいはサーカス軍団の笑える設定も、様々な面白く楽しい要素をいっぱい詰め込んだ大作です。二大女優の最初で最後となった競演で、世界中で大ヒットしています。
 面白く、楽しければ、観客に元気も出ます。ルイ・マル監督もそれを目指したようです。いいじゃないか、こういう映画がいま必要です。
 是非、未見の方はこの”楽しいフランス映画”をご覧ください。そして大物女優のコメディ演技をご堪能ください。
なお、VHSのカバーの方が作品の楽しい感じが出ていいですよねえ。

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