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2018年9月16日 (日)

ザ・プレデター

 「ザ・プレデター」は、人間を狩る異星人プレデター・シリーズの最新作です。個人的にはお待ちかねのド・ストライクのSF映画なのですが、事前の期待が大きすぎたのか、もちろん退屈ではありませんし、ストーリー上の様々なアイディアや仕掛けには”頭”では感心したのですが、いまひとつ乗り切れませんでした。  
_new  開幕の2台の宇宙船のバトル・シーンから視点が違うような違和感があり、墜落した宇宙船を発見する主人公をはじめ、政府のプレデター対策組織もあまりに異星人を研究しつくしているような感があり、プレデターに対する恐れや驚きが全く感じられないことが、この類の映画としては致命的な欠陥であるような気がします。
 また、主人公の発達障害の息子の登場は、当初、またぞろマンネリ化の象徴である”お子様映画”に堕ちたのかと思いきや、これはこれでなかなかのアイディアでした。しかも、ハロウィンの夜とは設定が面白いのですが、演出はあまり効果がありませんでしたねえ。
 さらに、ヒロインの女科学者は、どんな軍事経験があるのでしょうか、せめて、なんらかの伏線の説明をしておくべきです。観客は、唐突な彼女のあまりの強さに呆れかえるだけです。
 
 また、偶然に主人公とおなじ囚人護送車に乗り合わせたメンバーが、それぞれ特殊技能を持っており、一緒にエイリアン退治に出向くなどはあまりにご都合が良すぎます。ちょっと強引な脚本です。
 そして最後は第1作のジャングルに敬意を表してか、アメリカの森林の中での戦いになるのは大いに歓迎するのですが、ラストまでの残り時間のこともあってか、戦闘が一気呵成過ぎて(笑)あんまり楽しめません。なんか終わった・・・という感じです。
 とにかく、もう少し、エイリアンとかモンスターなど、人にあらざる者を恐れてほしいものです。登場人物は誰ひとり恐れてもいないし、ましてや驚いてもいません。まるで、居るのが当然の様な有様です。これでは、モンスター映画は成り立ちません。
 話としては新しいアイディや工夫があるのに本当に残念な出来に終わってしまいました。
 なお、この異星人の呼称について捕食しないなら「プレデター」ではなく「ハンター」ではないか、との劇中の意見は全く笑えません。ギャグのつもりでしょうが、いまや固有名詞となっている名称をわざわざ揶揄しても面白くもありませんゾ。
 それにしてもあのドレッド頭のプレデター・ブルドッグのデザインも最悪でした。やっぱり、センスの問題なのでしょうねえ。監督が第1作に出演していたという経験もあまり役に立たなかったようです(笑)。  
 

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