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2018年8月26日 (日)

銀魂2

  少年ジャンプに連載中の漫画「銀魂」の映画化、第2弾「銀魂2」が公開されています。前作だけで終わるとの関係者の大方の予想を覆しての続編ですが、これが面白い。前作よりブラッシュアップした感じです。なによりギャグが洗練(?)されています(笑)。
_new  いきなり冒頭、ワーナーのタイトル前後で笑わせてくれます。しかも、ナレーションだけなのです。アニメファンの娘によると、アニメの定番表現の実写版だそうですが、その内容たるや、日本アカデミー賞をめぐるコメント、ほとんどがピー音で消されていますが、大いに笑えました。
 今回のストーリーは、原作では有名な人気キャラの将軍徳川茂茂がお忍びで登場する巻と、伊東鴨太郎の真選組クーデターの巻をからませたものだそうです。
 娘の話によると、これはなかなか原作ファンも納得するだろうという選択だそうですが、門外漢の私がみても、ギャグとアクションと感動モノをうまくミックス・ブレンドしています。 
 まあ、スティーブン・スティルバーグ監督の談(※注)ではないですが、原作モノの映画化には、原作と原作のファンを尊重することが一番です。(※発売されたばかりの「レディ・プレイヤー1」のBDのメイキング特典映像でスピルバーグ監督が実際にしゃべっていました。)
 ともかく全編、原作のものか、映画の創作かわかりませんが、数々のギャクが抱腹絶倒なのです。久々に声を出して笑いました。
 1作目で「原作を読まなくても良い」という原作者のお墨付きを得た佐藤二郎は、今回はキャバクラ店長という別の役でムチャクチャなアドリブ演技を披露し、共演者たちを笑わせています。その場面をそのまま映画に使っているのも笑えます。
 そして、柳楽優弥演じる硬派の土方十四郎がヘタレオタクになったり、勝地涼の将軍の”堂々とした”いじられ役は絶品で、床屋の髷騒動はコテコテの特殊メイク(?)の馬鹿さ加減も爆笑モノでした。
 そして、とんでもトラブル発生後の「え~!・・・・・」という沈黙のシーンの間の取り方が見事です。特に菅田将暉のリアクション演技が絶妙です。なんとも自然なセリフ・身振りなのです。やっぱり、この俳優さんは演技がうまいのですねえ、さすが日本アカデミー賞を獲っただけのことはあります(笑)。
 そして、出番は少ないですが、キムラ緑子演じる万事屋の家主は期待通り、迫力満点でした。〇。
 それにしても、”コスプレ映画”と揶揄された映画第1作もふたを開ければ大ヒットでしたし、第2作も”他作品”へのリスペクト・ギャグもさらにパワーアップした内容になっています。脚本もギャグもセンスアップしています。
 その要因は、もちろん監督の熱意もありますが、なにより小栗旬や中村勘九郎らの出演者がこんなハチャメチャな内容なのによくやるというぐらいの体を張った熱演のおかげと思います。新しい俳優さんも本当に頑張りました(笑)。
 みなさん、本当にご苦労様でした。日本映画では珍しい、大人が笑える知的なナンセンス・エンターテイメントでした。2時間半、とても楽しめました。日本アカデミー賞の受賞をお祈りしています。でも多分やっぱり・・(ピー音)・・の事情で無理なのでしょうねえ(笑)。

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