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2018年7月17日 (火)

ジュラシック・ワールド 炎の王国

 コンピュータ・グラフィック(CG)技術により、ストップ・モーションによる恐竜映画を絶滅させた「ジュラシック・パーク」は、私にとって特別の作品でした。
 公開当時、あまりの恐竜のリアルさに衝撃をうけて、映画館で友人と2回見た記憶があります。
 しかし、新シリーズ「ジュラシック・ワールド」になり、CG技術はますます進歩し、恐竜は何の違和感もなく無数に登場しますが、逆に感動は薄れ、全く普通の作品になってしまいました。
_new  とはいっても、今回は、副題が「炎の王国」であり、何故か、火山の噴火(火山島とは知らなかった!)が始まり、恐竜を絶滅から救おうというストーリーに期待していました。恐竜絶滅の歴史の再現です。案外、うまい視点ではないかなどと勝手に想像し、期待していました。
 でも、やっぱり、スピルバーグ監督でないとイケマセン。お馴染みの遺伝子泥棒が暗躍し、再び新しいハイブリッド恐竜を創造し、あまつさえ既に捕えた恐竜のオークションが見せ場ですから、なんとも盛り上がりません。ラプトルの”ブルー”以外の様々な恐竜を捕獲するアクションシーンが皆無なのです。
 映画の醍醐味を忘れている製作陣です。わずかに、ブラキオサウルスの最後が心を惹かれるぐらいです。
 加えて、第1作目のラストへのオマージュか、主人公を襲う恐竜を、唐突にティラノサウルスが画面の横から喰ってしまうという演出は、ご都合主義の何のスリルも感じることができず、せめて、なんらかの布石を仕掛けて欲しいものです。単なるショックだけの演出では興ざめです。しかも、あの少女の顛末など、本当に蛇足ですし、ラストも全く気に入りません。
 以上、普通の作品のご紹介でした。でも、恐竜好きの方にはお薦めします。まだ、羽毛のある恐竜は登場しませんので、ご安心ください。
 逆に、あの新しいハイブリット恐竜が羽毛恐竜なら面白かった、と思うのは、私だけでしょうか(笑)。

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