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2018年5月24日 (木)

ランペイジ 巨獣大乱闘

  いやはや、最近のハリウッド映画界の怪獣映画ブームは、どうしたことでしょう。我らが誇る日本のスター、ゴジラの本格デビューもそうですが、「パシフィック・リム」をはじめ、新作「キングコング:髑髏島の巨神」、さらには、アン・ハサウェイが韓国の怪獣にシンクロする、ズバリ「シンクロナイズドモンスター」というとっても変な映画(DVDで観ました!!)まで登場します。
 もちろん、「レディ・プレイヤー1」には、キングコングやメカゴジラまでゲスト出演するので、このところ、怪獣映画のハリウッド黄金時代かもしれません。
_new_2  そして、今回は、「ランペイジ 巨獣大乱闘」です。
 主演は、これも毎度お見掛けする、ロック様ことドウェイン・ジョンソンです。
 登場する巨獣(怪獣と言わないところが好感(笑))は、白い巨大ゴリラのジョージ、つまり、元祖キングコングの続編「コングの息子」と同じですし、第3弾のレイ・ハリーハウゼンがアニメーションを手伝った古典「ジョー・ヤング」に登場する心優しいゴリラのジョーの性格まで有しています。ネイミングもあやかっていそうです。しかも、人間と手話で話ができ、あろうことか下手な冗談まで言うのですから、なかなか上手い設定です。
 さて、この作品でランペイジ(暴れまわる)のは、遺伝子操作ウイルスを誤って浴びて、凶暴・巨大化した、このジョージと、狼、さらにはワニの3頭です。
 シカゴの街をこの巨獣が破壊する映像は、そのリアルさや迫力は申し分ないのですが、何故か、あっけからんで、軽い感じがします。何故でしょうねえ、やはりサウンドのせいかな?ともかく往年の怪獣映画ファンにとっては、どうも重々しさが感じられませんし、心にあの高揚感が生じません。
 しかも、ジョージ以外の2頭は、何故か、キメラ化しており、狼は、ムササビのように手足の被膜で空中を滑空し、尻尾からハリネズミの針を飛ばします。最も巨大化したワニは、まるで幼稚園児が絵に書くような、体に無数の棘や牙、さらにはエラまでついた最悪のデザインです。その姿は、かつて「紀元前百万年」で本物のトカゲやワニに作り物の棘やエラを付けた”恐竜”です。いやはや、もう少し工夫がほしいところです。
 見せ場としては、この3頭がシカゴの街やビルの破壊シーンですが、解毒剤を浴びたジョージが外の2頭の巨獣と戦う場面には、なんともあっけに取られました。
 なにしろ、主人公のドウェインがジョージと一緒に巨獣と戦うのです。豆粒の様な生身の人間が怪獣の間に入って、崩れるビルの瓦礫などには一切お構いなく、手あたり次第、ミサイルや手りゅう弾で巨獣を攻撃するのですから凄い(笑)。いくら特殊部隊出身という設定にしても、もはや人間を超えたスーパーマンです。まあ、アメコミの「アベンジャーズ」と思えばいいか(笑)。冒頭に登場する一見凄腕風の民間傭兵隊長があっけなかっただけによけい驚愕でしたが、まあ、ロック様の映画ですから、当たり前か。
 それにしても、こうしたお気楽な怪獣映画は、中国の巨大なマーケットがターゲットなのでしょうねえ。そういえば、新作「パシフィック・リム」は、前作同様、アメリカではこけたようですが、中国で大ヒットらしいです。こういう度派手な映画が中国人の好みに合うようですなあ。
 こうなれば、ゴジラ、キングギドラ、モスラ、ラドンなどの我が国が生んだ東宝怪獣の真打登場が待ち遠しいものです(笑)。_new

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