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2018年4月29日 (日)

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

  2008年の「アイアンマン」から始まったマーベル印のアメコミ・ヒーロー映画は、10年経って、24人もの超人たちが勢ぞろいする「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に辿り着きました。
 この間、ハルクやソーなどの各ヒーロー単独映画を粗製乱造気味に打ち出しながら、「アベンジャーズ」というオールスター映画を定期的にぶち上げ、莫大な収益を上げてきたのは、本当に商売上手と感心します。
 
 私自身、最初は、所詮アメリカン・コミック映画と馬鹿にしていたのが、その資金力にも物を言わせたCG技術をはじめ、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に見られた一筋縄ではいかないストーリーなどで、いまや、すっかり新作が楽しみになっています。なかには、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」などのような能天気映画もありますが、「それもそれで良いかな」などと、すっかり洗脳されてしまいました。
 
_new  さて、今回は、様々なストーリーから銀幕に生み出された24人のヒーロー達が束になっても敵わない、マーベル・コミック史上最大、最強の敵、サノスが本格的に登場します。
 これまでの様々の敵の背後に存在したラスボスですが、今作は、もはや、サノス主演といっても良いストーリーとなっています。
 それにしても、こんなに多数いるヒーロー達をよく交通整理して演出しています。それだけでも脚本・演出がうまいといって過言ではありません。
 
 ちなみに、サノスの設定は、タイタン人ということらしく、神話の巨人族です。背は3mぐらいあります。
 少年の頃、夢中になった平井和正の「幻魔大戦」に登場する幻魔大王の実写化です。もっとも、このサノスは単純な征服野望の亡者ではなく、人口が増えて滅亡へ歩む宇宙を救うため、その半分を虐殺して宇宙のバランスを保とうとする”正義””に向けて無私無欲で歩む求道者の様な描き方です。思わず賛同してしまいそうです(笑)。それに加えて、圧倒的な強さゆえか、むやみに命を取らないのも何故か納得します。無敵の悪のヒーローの誕生です。
 
 しかも、サノスの側近たちも、魔術師や暗殺者などですが、まるで漫画「ドラゴンボール」のフリーザーの手下の実写化とも思える描写です。地球のヒーロー達はてんで歯が立ちません。いやあ、敵役の強いドラマはやっぱり面白い。一方、魅力のない雑魚キャラは引っ込めと言いたくなりましたが、結局はそうなりました(笑)。
 
 加えて、6つのインフィニティ・ストーンを集めるという今回のストーリーもドラゴンボールを集める「ドラゴンボール」によく似ていますし、今回、アベンジャーズのメンバーにあのギャラクシーのお笑いヒーローたちが混ざって、ますます混とんとなった雰囲気は、リアルな格闘の劇画と擬人化したブタなどの動物キャラが活躍するギャク漫画が混在する「ドラゴンボール」の世界そのものに酷似しています。そうまるで「ドラゴンボール」の実写化という雰囲気になりました(笑)。
 次々と犠牲者が出る深刻な物語の中で、お茶目なキャラクターとふざけたセリフや馬鹿馬鹿しい行動が融合して化学反応し、窯変しました。この出鱈目な雰囲気が私は好きです。いいぢゃないか。・・・久しぶりに三島由紀夫調です(笑)。
 
 そして、ネタバレになりますが、ラストは、巨大な敵の前で仲たがいしたヒーローたちが一致団結するかと思われたものの、結局それぞれの場所の戦いで敗れ、宇宙の半数が消滅するという唐突の幕切れを迎えるのは驚きました。
 上映時間が3時間弱もあって、この展開には、正直あきれましたものの、どうやら、2部作の第一弾のようですが、続きはどうするのですか?サノスは隠居しましたぞ(笑)。マーベルさん、はやく完結編を見たいものです。・・しかし、またもやマーベル商法に、してやられました(笑)気がします。

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