タツノオトシゴ図鑑
「ついに」というか、「やっと」、タツノオトシゴ図鑑が発売されました。最近、さまざまな生物の専門図鑑が発売されておりますので、私お気に入りのこのユニークなスタイルの魚類の図鑑の登場を待ちのぞんでいました。
日本名でタツノオトシゴ、伝説の竜の子どもと呼ばれる奇妙な姿は、西洋では、海馬と言われています。世界に42種が知られ、その近縁種の「ヨージウオ」が15種掲載されています。私のお気に入りは、実は、以前このブログでもご紹介したように、ヨージウオ類の海藻の擬態種のシードラゴンなのですが、今回本書で改めてみると、1cm程度のピグミーシーホースやら、東洋の竜の様な姿のパイプフィッシュなども紹介されており、なかなか興味深いものがあります。
各ページに1匹を写真と説明文で紹介していますほか、余白に実物大の影絵を配しているところが感心します。こうしてみると、ご贔屓のリーフィーシードラゴンは全長44cmと各段にでかいということがよくわかります(笑)。
そういえば、「世界の美しいトカゲ」なる小冊子も発売されており、飛びトカゲの飛行姿やバシリスクの水上走りの貴重なショットなどをはじめ、色鮮やかな爬虫類を多数、精緻で美しい写真集に仕上げているのにも感心しました。
一般的には人に嫌われるトカゲですが、こうして写真集にするとその多様性、極彩色には改めて驚かされます。哺乳類と違って匂いもなく、究極のペットとも言われており、最近は飼っているひとも多いようです。アメリカあたりでは、もう随分前からペットは当たり前のようで、映画「ターミネーター」でもヒロインの同居人がイグアナを飼っていましたねえ。
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