ロボットの歴史を作ったロボット100
欧米の書物は、やっぱりビジュアルが素晴らしい。「ロボットの歴史を作ったロボット100」という本が翻訳されました。
内容は、ロボット愛に満ち溢れた著者が、歴史上有名になったロボットを、古今東西の小説、雑誌、映画、テレビに登場した架空のものから最近の本物まで、ほぼ1頁に1体の割合で、絵や写真を載せて、解説を掲げています。いわば、ロボットの図鑑というものです。 ロボットについては、もともと好きなアイテムですし、このブログでも映画関連での私的なベストテンを作成していましたから、私の好みのど真ん中の企画ですし、この本の著者(しかも女性で)の熱意には、脱帽しました。
なにしろ、映画のロボットでも、知らないやつが結構あります。これから見なくては、と決意を新たにしています(笑)。
まあ、主な名前だけ挙げても、マリア、アッシュ、ロビー、ビショップ、ベイマックス、ハル、ガンスリンガー(※名前があるとは知らなかった。)、センチネル、ゴート、T-800、T-1000、鉄腕アトム、ロボコップ、アンドリュー、ウォーリー、イヴ、エイヴァ(最近の映画)、草薙素子などなど、有名どころはしっかり入っています。
特に、タロス レプリカント、ドクター・オクトパスが入っていたのはうれしい限りです。
一方、ボクシングロボのアトム、ロボコップの名脇役が選に漏れていたのは残念な限りです。
さらに、やっぱりというか、著者が欧米人であるせいか、ロボット王国の日本については、鉄腕アトムと草薙素子しかなく、鉄人28号(復興祈念のシンボルの写真のみ)やゲッターロボの名は全くありません。ロボコップの元ネタである8マン※も忘れ去られています。(※日本でも忘れられているのでしかたありませんか・・)
そのうえ、現実のロボット開発の状況も、日本製はソニー(アイボ)やホンダ(アシモ)にとどまっており、世界の様々な技術の成果にはかなり遅れを取っているような感じです。
どうも、こんなことからも、我が国の技術力、科学力の凋落を感じます。国際社会では、政治はもちろん、経済もダメ、これに技術力もだめなら、本当に我が国の未来はないような(大げさな)気がします。お金儲けだけじゃなく、基礎研究の学問に力を入れましょう。
「ニッポンはスゴイ!!」なんていう自己満足のテレビ番組(最近、やけにこの手の番組が多い)を喜んでいては将来が心配になります。どうも政治にお追従するテレビ界も困りますねえ。
・・・おっと、年寄り臭い、辛気臭い話になりました(笑)。とにかく、ロボットには夢がありますし、童心に帰って、こういう本を楽しみましょう(笑)。
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