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2018年1月19日 (金)

黒澤明DVDコレクション

 先日、黒澤明監督の全30作品をDVDとマガジンで、隔週に発売するという「黒澤明DVDコレクション」が朝日新聞出版から刊行されました。なにを今さら、とも思いますが、逆にゴジラや石原裕次郎も出ているのに、今まで発売されていなかったのが不思議な気もします。
 もちろん、黒澤明を尊敬する私としては、購入するしかありません。DVDは全巻所有していますが、やむ得ません、今回併せて専用バインダーまで購入しました。
 
51d6jzfxeql_sx372_bo1204203200_  それにしても、今回発売の創刊号が「用心棒」、第2号が「七人の侍」、第3号が「赤ひげ」、第4号が「椿三十郎」、第5号が「天国と地獄」、そして「羅生門」というラインナップです。以下の続刊の順番は未定のようですが、この6巻までで、一番大うけする大娯楽活劇作品を全部見せてしまうことになります。その後は、賛否両論のある作品もあり、後半が売れるのか?と心配になります。まあ、一気呵成に黒澤ファンを創り出そうという作戦なのかもしれません。
 
 と、おもったら、お楽しみの復刻パンフレットは全巻購入しないと入手できない仕組みにしています。創刊号の980円以降は、隔週ごとに1790円になります。少しあざとい気がします(笑)が、しかたありません。
 なお、私ごとですが、復刻パンフレットは、いまは廃れたLD全集の付録で持っていますので、ご安心ください(笑)。
 
さて、最近の日本人は、我が国の世界に誇る黒澤明をまったく知りません。スピルバーグやルーカスが師と仰ぐ偉大な映画作家です。是非、この機会に見てほしいものです。
 特に若い人はモノクロだとか言ってパスするようですが、とにかく一度見てください。間違いなく、一発で虜になりますから。  
 私がそうでした。洋画に目覚め、邦画を軽く見ていた生意気盛りの高校生の時、学校で16mmの「七人の侍」を偶然観てぶっ飛んだ衝撃が忘れられません。
 
 当時は、特に地方都市では黒澤明の過去の作品を観ることなど不可能でした。とにかく文献を探し、数コマの写真などを見つけては、まだ見ぬ黒澤映画に憧れたものです。
 その後、東京の名画座などを巡って映画を観た時の感動も忘れられません。「悪魔のように細心に、天使のように大胆に」という黒澤明の好きな言葉が私の座右の銘にもなりました(笑)。 
 
 ところで、このマガジンを実際購入してみると、少し残念な点もあります。
 まず、マガジンの記事の内容がおざなりです。あまりに初歩的でファンには有名な逸話ばかりです。それに、DVDの画質が大したことはありませんし、チャプターがないのも不便です。つまるところ、初心者仕様なのかな。
 いや、ともかく、ここは、黒澤明のコレクションの刊行をお祝いしましょう。遅まきながら、おめでとうございます。
 

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