手遊び(てすさび)
最近、年のせいか、本格的な模型作りに挑戦する気力がなかなか出てきませんし、観たい映画もない休日には暇を持て余します。
そんなときに、手先の訓練を兼ねて、ちょっとした暇をつぶすのには、高さ6~7cm程度の食玩サイズの模型塗装が”手遊び”として実にぴったりなのです。
しかも、最近は、モノクロ版の商品も多く、それそれをカラー塗装にリペイントしたり、より精巧にするための改造もできますから、技術的に手頃なモノづくりとして、まさに”手慰み”になります。
とはいっても、あんまり複雑なタイプは私の技術と根気では無理なので、このところ、もっぱらゴジラの食玩です(笑)。
ただ、食玩と言っても馬鹿にすることなかれ、いまや、お菓子のオマケという位置づけではなく、ミニチュアが堂々たる主役の商品なのです。しかも、最近の製品は、技術の進歩で、モノの出来が一段と精巧になっています。
大昔のグリコのオマケは論外としても、かつての食玩全盛期のガチャポン(当時はその精巧さに驚きましたが・・)と比較しても、その造りは驚嘆の精巧度です。
特に、人気のゴジラなどは、ゴジラ模型専門の酒井ゆうじという作家(こんな人までいるのです。)の作品が絶品です。本来の30cm程度の模型、ガレージキット製作の傍ら、小さな食玩の分野まで進出です。価格が安い分、幅広く大量に販売され、いまや、その作家名を冠したゴジラシリーズまで発売されている状態です。
現在、その作家の昭和ゴジラシリーズのモノクロ版のリペイントに挑戦しています。なにしろ、カラー版は、レアカラーとか称して数が少ないし、オークションでは直ぐにプレミア価格になります。バカヤロー!おまけに何千円も払えるか!・・・失礼しました。モノクロ版しか発売されていないものもありますから、自分の手でカラー化を図るのも一興なのです。・・嘘つき・・・(笑)。
では、その自作のリペイント作品をいくつか紹介します。
まず、初代ゴジラの最初の出現シーンです。この作品は少し大型のタイプで、とはいっても、高さは7cm程度ですが、横が長く結構迫力ある造形です。これはモノクロ版しか発売されていないので、色は私の想像です。とは言うものの、やっぱり、ゴジラは黒ですし、山は緑ですよねえ(笑)。
なお、この”出現”シリーズには、キンゴジ(キングコング対ゴジラ)もありますが、これは逆にモノクロ版が入手できず、カラー版しかないので、結局、リペイントを断念しました。残念です。
![Img_2324 Img_2324](http://takatonbinosu.cocolog-nifty.com/blog/images/2017/12/10/img_2324.jpg)
« DESTINY 鎌倉ものがたり | トップページ | スマホ・デビュー »
コメント