ジャスティス・リーグ
引用すると、マーベルのシリーズは、2016年の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でテーマが行き着くところまで行ってしまった感(親殺しを許せるか?、戦いの正義は何か?等々)があるので、本来のアメコミの原点である単純な英雄物語に回帰したものという主旨であり、次回のアベンジャーズへの布石だろうという分析でした。「なるほど」という気もしますが、オジサンとしては、やはり映画としてどうかなあと思ってしまいます。
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映画「ブレードランナー 2049」の公開に合わせて、映画秘宝の別冊として、ブレードランナー特集本が発売されています。
実は、この本をアマゾンで予約注文していたのですが、「一時的に在庫切れ、入荷時期未定」という扱いとなってしまい、ほとんど入手を断念していました。
ところが、地元の某レンタル大型書店には、多数平積みされていました。・・・こんなこともあるのですねえ、最近は、アマゾンと再販流通サイドが対立しているとの噂もありますが。そんなことが関係しているのでしょうかねえ。驚きです。
まあ、それはともかく、本を手に取って、その内容にも驚愕です。元々マニア向けとは思っていましたが、ここまでのオタクぶりには脱帽します。
なにしろ、冒頭の特集から意表をつきます。
なんと、ブラスター(ブレードランナーの所持する大型銃)のモデルガンの種類とその歴史が20ページにわたり掲載されているのです。留之助商店のモデルらしいですが、見ていると楽しくなりますが、値段を見て絶句です(笑)。高けえ。
次は、当然、スピナー(空飛ぶ車)の解説です。撮影に使われた後の使い回しの行方まで記載されています。
そのほか、ポスター、サントラ、年表などは当たり前。予想した通り、映画版のバージョン違いのレポートまであります。極めつけは、好きな編集ができるようなカット一覧表まであります。お好きなように順番を変えてはどうか、というお薦めコーナーだそうです。何を考えているのだ(笑)。
最後は、トリビアとして、誠に超マニアックな記事を網羅しています。例えば、レイチェル役のショーン・ヤングは、一時期お騒がせ女優と言われたものですが、今では穏やかに暮らしているという報告には、涙、涙です。
私も、オリジナルには愛着がありますが、こういう記事の作者達を知ると、世の中には、とんでもないレベルの人種が多数存在していることに驚きます。
つまるところ、自分の中途半端さを思い知らされますし、正直、もう腹一杯になって、もはや記事を読む気も失せてしまいました(笑)。
それにしても、こうしたオタクたちを生み出した映画「ブレードランナー」の偉大さを改めて思い知らされました。ブレラン、万歳。
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