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2017年10月28日 (土)

クライテリオン版ブルーレイ(北米版)

 日本発売のDVDやブルーレイを観た時、どうも画質が悪く、暗い部分がほとんど見えないという不満があります。特に、何度となくリニューアルされている黒澤明作品のDVD類は、黒澤監督のこだわりがあるせいか、細部が良く見えません。音のことは言いませんが(笑)。
_0001_new  一方、米国のクライテリオン版ブルーレイ(北米版)は、アマゾンの商品レビューをみると、かなり評判が良いのです。
 ほとんどのレビューで、クライテリオン版の画質、画像を褒めています。2010年リリースというのですから、もう随分前ですが、かなりなハイテクを使ってリファインしたという英語の解説文が付いているようです。・・・これはレビューの引き写しです(笑)。
 
 こうした意見をまとめると、総じて日本版の不満、つまり、暗部が見えにくい画質を、コントラストを強くして、くっきりとシャープにしているというのです。しかも、ブルーレイですから、北米版が日本でもそのまま視聴できますし、当然、英語の字幕も消せます。しかも、相当に安いのです。 
 黒澤時代劇の傑作「用心棒」と「椿三十郎」がセットで、ほぼ片手(円高のおかげ?)です。これは買うしかないでしょう。
 
_new  さて、実際に自分の目で確認したところ、「用心棒」は大満足です。疑似夜間撮影の地面を這って逃げるシーンなどは、暗部がはっきり見えます。DVDとブルーレイの差だけのせいではないと感じます。
 しかも、シャープさの度合いを挙げているせいか、大胆なカメラワークのピントの凄さを再確認できます。正直、当時の撮影スタッフの神業を実感できます。
 
 ただ、「椿三十郎」の方は、不満があります。ハイトーン過ぎるのです。暗い方は良いのですが。明るいところが逆に白く飛んでいるように見えます。用心棒と異なり、オーソドックスなカメラだけに、中間調の画質のほうが向いているのかもしれません。ただ、これも、テレビ側の画質モードで調整すればよいという声もありますので、今度一度ためしてみましょう。
 それと、もう一点、どなたかのレビューでも指摘がありましたが、実は、横長の両サイドを少しカットしています。黒澤監督こだわりのワイドは、テレビ画面で見ると、上下の黒の余白が大きく、画面自体が相対的に小さく見えて、実は見にくいのです。
 一部、顔の切れる場面もありますが、このサイズは、これはこれでアリ、かなと思っています。黒澤先生はお気に召さないでしょうが・・。
 
 ということで、若干不満もありますが、視聴者が自宅のTVで見るという前提で、はっきり、くっきり、見やすくなっているという意味で、これは確かに「買い」でした。
 
 それにしても、本家のブルーレイも頑張ってほしいものです。「七人の侍」の4K版映画も製作したそうですので、一日も早くブルーレイで発売してください。 
 ただし、お値段はリーズブナルにしてほしいものです。
 どうして日本映画のDVDやブルーレイもあんなに高いのかな?・・・それは、市場の規模が小さすぎるせいなのでしょうね、きっと。もっともっと世界市場に打って出る必要があるのでしょうか、それにしてはアニメ映画も高いゾ(笑) ・・・やっぱり無理でしょうねえ。
 

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