パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊
やっぱり、ディズニーは凄いと改めて感心します。「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」は、家族みんなで楽しめる痛快娯楽活劇の見本のような作品でした。

難しいことは一切関係なく、様々なこけおどしの仕掛けを楽しみながら、ひたすらジャック・スパローの酔いどれ演技と大ドタバタ劇をご覧いただこうという趣向です。
しかし、これだけ話をうまくまとめたのは、やっぱり、素晴らしい脚本と監督の腕なのでしょう。パンフレットによると、監督は、ノルウエーの二人のコンビ監督らしく、あの有名なコンティキ号の実話を映画化してハリウッドで注目され、それを機に今回の監督に抜擢されたということです。
このへんがディズニーのシステムの凄味なのでしょうねえ。常に、新しい才能を発掘し、チャンスと成果を挙げています。まあ、世界から人材を求めるのですから、彼我の差は大きいですねえ。
また、俳優陣も新人が頑張っていますが、やっぱり、ハビエル・バルデム演じる海の死神サラザールの凄味が尋常じゃあありません。海中で漂うような髪のCG描写以上に役者の演技力が違います。
役柄は、かつてはスペインの海賊討伐の船長だったのですが、ジャックに一杯食わされ魔の海に沈められたため、死神となっても命を狙っているのですが、生前のシーンは、なんか全盛期の若山富三郎の迫力を彷彿させます(笑)。
役柄は、かつてはスペインの海賊討伐の船長だったのですが、ジャックに一杯食わされ魔の海に沈められたため、死神となっても命を狙っているのですが、生前のシーンは、なんか全盛期の若山富三郎の迫力を彷彿させます(笑)。
未見の方は、是非、ご家族みんなでご覧ください。そして、エンドロールが始まっても、お席は立たないように願います。 登場しなかったあの男が現れますぞ、乞うご期待。・・・絶対、続編はあるなあ。
なにしろ、原題は、訳せば「死人に口なし」というのですから、最後の文言など何処にも入っていない(笑)。
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