無料ブログはココログ

« ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックス | トップページ | リペイント備忘録 »

2017年5月21日 (日)

メッセージ

  公開前から「2001年宇宙の旅」並みの傑作と絶賛されているSF映画「メッセージ」を観て来ました。
  突然、モノリスのような黒い巨大な物体が12個、地球に現れ、エイミー・アダムス扮する言語学者と意思疎通を図る中で、娘を難病で失っている彼女の、いや人類の価値観が大きく変わっていくという感動のストーリー・・・だそうです。
 
_new  巨大な物体の形が我が国のお菓子「柿の種」に似ていることも話題でした。なにしろ、NHKの監督へのインタビューで柿の種をお土産に渡しているのには驚きましたが、当の監督は、ニコニコ嬉しそうにもらっていました(笑)。
 
 さて、その感想といえば、観終わった直後では、狐に化かされたような、よくわからない結末でした。
 エイリアンの「武器を提供する」というメッセージに、人類の、いや列強の軍、特に中国が疑心暗鬼に陥り、戦闘態勢に突入する中で、主人公の意表をつく行動がその危機を回避するのですが、その後のエピソードがどうにも意味不明でした。
 丁度、偶然隣り合わせた、自他ともに認める映画愛好家の友人に解説してもらって、やっと意味がわかりました。
 ちなみに、パンフによるとやはり原作の短編小説がそういう内容だったようです。なお、その正解はネタばれになりますので、ここでは書きません。
 
 しかし、そうなると、この映画のストーリーは、映画の流れから云って、時間の流れを意図的に改ざんしたインチキ・ひっかけ演出です。こんなんで観客は納得するのでしょうか。
 かつて、アガサ・クリスティが傑作「アクロイド殺し」を発表した時に「アンフェア」という声が出たといいます。しかし、あの探偵小説は、実に巧妙に細心に記述していますが、この映画の方は、冒頭から、つまりエイリアンと接触する前から”娘”の話が出てくるのです。論理的におかしいぞ。しかし、友人曰く、「これはシャマランだ(笑)」と。もはや映画のジャンル用語か(笑)。
 
 第一、エイリアンも人が悪い。・・人じゃないか(笑)。ともかく頼みごとがあるなら、誤解を与えるメッセージを与えるなヨ(笑)。
 第二に、あんな書道の丸で意思が解読できること自体、やっぱり変。ついでにエイリアンの七本足の蛸入道の姿も、どっか変。
 
 それにしても、あんな巨大な物体を宙に浮かべている科学技術力に対して、むやみに攻撃して勝てると思う地球人の単純な頭の構造をこの監督は揶揄しているのかなあ。
 加えて、あの中国軍の好戦的な高官の態度もやっぱり変。主人公からどういう内容のメッセージを受けたのかな?
 
 ということで、この映画を一文字で表すと、「変」でした。以上、お疲れさまでした。
 
 余談ですが、私のお気に入りのエイミー・アダムスがなんか太ってしまいました。これは悲しい(笑)。

« ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックス | トップページ | リペイント備忘録 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/6559/70626323

この記事へのトラックバック一覧です: メッセージ:

« ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックス | トップページ | リペイント備忘録 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30