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2016年10月 9日 (日)

ジェイソン・ボーン

 従来のスパイ映画のイメージを革新した「ジェイソン・ボーン」が帰ってきました。
 ドキュメンタリータッチを取り入れ、タフガイには見えなかったマット・ディモンが手持ちカメラの揺れる映像の中、リアルな格闘やら行動に本当のスパイの凄みを見せつけた作品でした。
_new  新作は、これまでの3部作で完結したと思われたトレッドストーン(捨石)作戦には、まだ裏があって、その秘密をつなぎ役ニッキーが命をかけてボーンに伝えるところから始まります。前作から10数年経っている設定であり、俳優陣も皆さんも年をそれなりに取っています。
 しかも、ますます情報管理技術は格段の進歩を遂げており、ボーンを追う監視機能は凄まじいものです。
 その追跡体制を見ると、まさしく、あの実際に起こった元CIA職員スノーデンの暴露が真実のことだと思いますし、まさにその問題を題材にし、政府の盗聴問題を見事に映像化、フェイスブックやグーグルなど巨大ネット企業と国のあり方を鋭く問いかけます。
 このシリーズの第一作「ボーン・アイデンティテー」は、21世紀のジェームス・ボンド映画と高く評価していましたが、実は2002年の作品といいますから、思えばもう14年も前の作品です。・・いやあ、新しい映画とばかり思っていましたが、もう随分前のものになるのですねえ。
 確かに、公開当時は物凄い最先端の情報技術と思っていましたが、昨日DVDで見返しますと、パソコンなども装備も古臭く、リアルタイムの映像ではなく録画の追跡なのです。
 もちろん、そんなことは作品の価値には少しも影響しません。今観てもなんと面白いことか、手に汗を握ります。しかも、マット・デイモンもまだまだ若造なのです(笑)。
 
 ともあれ、この新作も十分楽しめます。ボーンを追い詰める新たなCIAの情報部長も、前シリーズとは異なる若い美人女優アリシア・ヴィキャンデルが演じます。若さと野心がいっぱいでいいじゃないですか、私は好きです(笑)。 
 そして、お約束の手振れの映像は、冒頭のストライキの群衆シーンから正直目が回るようです。しかも、なかなかストーリー展開についていけない気もしましたが、やはりアクションは物凄い。警察の装甲車が並んでいる一般車両を跳ね飛ばしながら爆走するシーンは、夜のラスベガスの街だけに美しくもめちゃくちゃ派手です。迫力はけた違いに大きいのに、なぜか、コネリーの007映画のラスベガス編を思い出しました。(照明のせいかな?)
 ただ、次作へのつなぎのせいか、ラストの決着は、今一つ腑に落ちませんが、ともかく新たなシリーズが開始されることは間違いないでしょう。少し、気が早いですが次作も期待しましょう。・・・今夜は、シリーズ最高傑作の第二作「ボーン・スプレマシー」を観ましょうか。

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