スター・トレック BEYOND
「スター・トレック BEYOND」のタイトルに、どうしてアルファベットをそのまま使うのだろうか。いまや、世間では店舗名とか、歌詞とか、書籍名とか、アルファベットが氾濫している中での在り様ですから、しかたがないと言えば、しかたがないのですが、いまだに馴染めません。
もっとも、カタカナ文字で、小文字やら濁音を長々連ねるよりましかな?確か、前作のタイトルは、「スター・トレック イントゥ・ダークネス」だった(笑)。やはり、おじさんには、日本語の意味が分かる和訳、意訳、超訳が懐かしい。
・・・・要は、ジャミラなのだ(笑)。
ストーリーは、透明なドームに覆われた宇宙ステーションやエンタープライズ号の墜落、宇宙船を破壊する蝗のような小型攻撃機の大群、100年前のエンタープライズ初期型機などを盛りだくさんに配置し、白い女性エイリアンの格闘など、目の回るようなアクションシーンの連続で展開しますが、ラストに近くなるほど、スケールがダウンしていきます。
敵のアジトやジャミラが探し求めた古代の兵器のなんとしょぼいことよ、そして結局、最後のタイマンの緩さには正直脱力しました。
敵のアジトやジャミラが探し求めた古代の兵器のなんとしょぼいことよ、そして結局、最後のタイマンの緩さには正直脱力しました。
それにもまして、シラケたのが、カーク船長やスポック、ドクターたちの禅問答のようなお悩み会話です。今の世のストレス社会を表現しているのでしょか、全然、共感できません(笑)。娯楽SF映画に変な意識を持ち込むことはないのでは?。・・・これも、最近の悪しき流行かもしれません。
結局、私には、どうも、この最もTVSFドラマでは人気の高い「スタートレック」になじみがなかったせいかもしれませんが、楽しく鑑賞したのにもかかわらず、少し(?)辛口になります。実は転送装置が嫌いなのです(笑)。なんで、そんな時代にバイクがあるの?とか、言いたくなります。(一応、理屈つけてますが、説得力なし。)
まあ、アマノジャクなのでしょうね、きっと。そういう意味では、人気絶頂のSWにも少し消極的なのです。B級SF映画の判官びいきなのだ(笑)。そう、アンチ巨人なのだ(古い?)。
・・・なら、封切り初日に劇場に行くなよ。・・反省してます。(ファンの皆さん、すみません。)
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