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2016年9月11日 (日)

四月は君の嘘

  月刊少年マガジンに連載されていた漫画「四月は君の嘘」が実写化され、昨日から劇場公開されています。
 実は、この漫画については、私何を隠そう、恥ずかしながら連載中から愛読しており、大ファンなのです。勿論、単行本全11巻は書架に収まっており、先日は、別巻も揃えたところです。
 
 物語は、四月のある日、母を失ってピアノが弾けなくなった中学生(高校生ではないのだ!)の天才ピアニストの前に、自由奔放で過激な美しい少女が現れ、友人の幼馴染たちとの交流を通じて、再び主人公をピアノ演奏に復帰させる物語です。
 
 この新川直司という漫画家の絵は、無茶で大げさな行動や笑いを生み出す場面では、いきなり二頭身のこけし(?)顔に変わるという、マンガならではのギャグ手法を大胆に活用します。
 もっとも、連載始めは、正直「何、コレ?」となかなか絵柄に馴染めませんでしたし、登場人物のセリフとコマの位置の関連に戸惑うことがありました。
 しかし慣れてみると、単純な線で描いたまっとうな絵とのギャグ表現のギャップにはなかなか味がありますし、主人公の少年によるピアノの演奏のシリアスな場面などは、奏でるメロディーまでが画で見えるようで感嘆しました。
 そういえば、「のだめカンタービレ」でも、音のない漫画表現の無限の可能性を知らされましたねえ。…大げさか(笑)。
 
_0001_new  そして、この漫画のカナメは、主人公が初めて恋をするバイオリニストである同窓生の宮園かおりの秘せられた設定なのです。 
 カラフルに輝いてる彼女(コミック最終巻の表紙をご覧あれ。)にはある秘密があったのです。が、それは漫画ならではのものでしょう。とてもリアルな演出が前提の実写化には向いていないと思います。
 
 ちなみに、この作品は、既に、昨年アニメ化されています。大変繊細で美しい、淡い色調の風景や音楽の演出で、原作の雰囲気をなかなか上手に映像化しており、感心しました。演出者の手腕が見事です。しかし、それもやはり二次元の絵の中だから可能だったと思います。
 
 実写映画はもう既に公開中ですから、実写化反対と言ってもセンないのですが、原作の宮園かおりを、今人気絶頂の広瀬すずであっても、生身の女優が演じるのは演出上酷でしょう。ストーリーの設定上、誰が演じても実写にはなじみません。
 ・・・ということで、多分私は劇場には足を運ばないつもりです。ステージでバイオリンを弾く姿勢の良い姿、足蹴りを繰り出すギャグ調の姿、そして・・などなど、原作のイメージを壊されたくありません。・・なんでもかんでも映画化すればいいというものでもないだろう・・てか。
 
 最後に、この「四月は君の嘘」という題名について、連載中から意味がわからんと思っていたのですが、最後の最後でそのオチが判明します。
 ・・・結果が分かれば、なかなかしゃれたタイトルです。ネタバレはいたしませんので、是非、漫画を11巻を最後までお読みください(笑)。
 
 そういえば、作者の新川直司の最新作「さようなら私のクラマー」も、少女サッカーのお話ですが、今はまだタイトルに秘められた意味が分かりません。どうせ全巻終わるころにわかるのでしょう。楽しみです。
 ・・・実は、この漫画も、やっと最近登場人物の顔の区別(ギャグ顔や同じ髪形で主人公がよくわからん・・・)ができるようになりました。そのためか、あの伝説の「スラムダンク」を彷彿させる雰囲気も感じられ出し、俄然面白くなってきています。
 ・・これは、また別のお話です(笑)。

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