無料ブログはココログ

« インデペンデンスデイ リサージェンス | トップページ | ブルーレイ・バーゲンセール »

2016年7月16日 (土)

いのち・ぼうにふろう

小林正樹監督の生誕100年とかで、ついに、仲代達矢主演の「いのち・ぼうにふろう」が初DVD化されました。

この作品は、数年前に一度、突如、衛星放送で放送された時にDVD録画したものをを所有していますが、やはり画像などきちんとしたDVD化はありがたい限りです。

 

Photo ちなみに、このタイトル「いのちぼうにふろう」は、「命、棒に振ろう」をひらがなで書いたものですが、恥ずかしながら、今回オープニングタイトルでは命と棒の間に「・」が挿入されていることに初めて気が付きました(笑)。

 

お話は、このブログでも以前取り上げていますが、山本周五郎原作の「深川安楽亭」を映画化したものです。脚本は、仲代達矢の嫁さんの隆巴が書いているせいか、仲代は、自分の私塾「無名塾」が主催する演劇でよく上演するそうです。

 

この映画は、一言でいうと見事な白黒映像と武満の音楽で彩られたピカレスク時代劇です。

 

深川の小島にある安楽亭に巣くった悪党たちが、ふとしたことから命を掛けて純な若者を助けようとした物語です。

とにかく、仲代達矢の演じる「知らずの定七」がかっこいい。懐手による一瞬の短刀さばきの見事なこと。
 敵役の中谷一郎や神山繁がいつのように切られ役を務めます。やっぱり上手い役者が演じる敵役は安心します(笑)。特に神山繁は当時ラスボスかその手前ぐらいの悪役が定番でしたねえ。懐かしい。
 ほかにも、佐藤慶や岸田森などの個性あふれる悪党たちの面々がいい。
 一方、ゲスト出演の時の勝新太郎は、いつものように演技派を気取っているのか、最後の無数の御用提灯の中で、捕り手達との大立ち回りでも、その前に立ち去ってしまい、何の活劇的な見せ場もなく全く期待外れです(笑)。やっぱり豪快な殺陣を見せてほしかったものです。

 

それにしても、正直、映画の鬼で演出に妥協のない小林正樹監督の映画はいつも重い。この映画はまだマシな方ですが、「切腹」、「上意討ち」、「怪談」、「人間の条件」などの名作は、若い頃には夢中になりましたものの、最近では年を重ねたせいか、なかなか体力的に見る気がしません。よほど体調の良いときに、しかも見せ場だけの飛ばし見で十分満足するようになりました。

・・・つまり、今回もそういうことです(笑)。

« インデペンデンスデイ リサージェンス | トップページ | ブルーレイ・バーゲンセール »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/6559/66526411

この記事へのトラックバック一覧です: いのち・ぼうにふろう:

« インデペンデンスデイ リサージェンス | トップページ | ブルーレイ・バーゲンセール »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30