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2015年11月 3日 (火)

蠅男の逆襲

 今回の押し入れからのお蔵出し模型キットは「蠅男」です。蠅男とは、ご存知のとおり、物質電送装置を発明した科学者が自らの身体を使って実験した際、紛れ込んだ一匹の蠅と融合して、醜いモンスターに変身してしまう悲劇を描いた作品です。

 現在、有名な映画は細胞段階で融合したために、グチャグチャでグロテスクな姿になる「ザ・フライ」ですが、実は、そのリメイクの元映画があります。
 アメリカを代表する怪奇俳優ビンセント・プライスが主演の「蠅男の恐怖」です。人間の頭部が蠅の体に生えている姿のラストが印象的な作品でした。もう、SF映画の古典と言ってよいでしょう。

Img_08391 今回の模型は、日本のメーカーの「USA TOYSHOP MONSTER」のソフビキットの蠅男なのですが、そのモデルは、この「蠅男の恐怖」ではなく、その続編「蠅男の逆襲」に登場する蠅男なのです。
 ちなみに、この第1作目はカラー映画で、登場するモンスターも少し頭の小さなスタイリッシュなタイプでしたが、続篇の方は、モノクロ映画となり、いかにも昆虫でござい、という大頭のビッグアイでした。子供のころに、大伴昌司編集による雑誌の白黒写真で初めて観た時のインパクトは、同時掲載のハマー映画の「蛇女」の写真と比肩しても相当なものがありました。

 余談ですが、その「蛇女」についても、このメーカーからキットとして販売されています。(もちろん、いまや絶版です。)もっとも、当時の「蛇女」のアップ写真の衝撃は、同年代の子供たちのトラウマとなったようで、現在では、ヤフー・オークションなどでこの絶版キットにはプレミアが付いてしまい、入手困難な商品の一つとなっています。

 さて、このキットの作り方ですが、実は、頭部の毛については、付属の部品がなく、指図書では、直径1mmの真鍮線で、7mmあるいは3mmの長さで自作するようになっています。
 これがなかなかの曲者でした。
 私の場合、少し細い0.8mm棒を使用し、約150本ぐらいを自作しましたが、15cmの真鍮棒から切り分けて、いちいち先端をやすりで削って作りましたので、かなり手の平と指に力が必要です。誠に地道な作業は、手のひらも心も痛みます。・・・いつものことながら、この模型は、もう二度と作りたくありません(笑)。
 加えて、キットの下半身を安定させるために、レジン液を注入しましたが、斜めのポーズのせいで、なかなか自立しません。なんとか、靴と足の位置を調整・ごまかして(笑)、立たせています。
 なお、塗装については、複眼は、第1作に合わせて、緑がかった金色としました。といっても、シルバーの下地にクリアイエローとクリアブルーの混色でした。服装は、白いシャツに黒いスーツです。モノクロ映画の雰囲気が少しは出ていますでしょうか(笑)。

Img_08851 台座は、今後、時間があるときに製作することとして、以上で本体の完成です。いかがでしょうか、すこしオモチャぽいですが、頭部の棘の処理からいえば、こんなものでしょう。

 それにしても、この蠅男の出来上がりに対する妻と娘の反応が、想像以上に冷たいことに驚きました。声をそろえて曰く「恐竜の模型ならわかるけど、何故、こんな気色の悪いモノ(ハエ)を作るの?」とのこと。・・・・・・返す言葉が見つかりません(笑)。(SF古典のムービー・キャラクターなんですけど・・・。)

Img_08951

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