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2015年10月11日 (日)

マイ・インターン

 ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイが主演のハートフル物語と聞けば、映画「マイ・インターン」を外すわけにはいけません。
 物語は、電話帳会社を引退したデ・ニーロが、最先端のファッション通販会社にインターンとして再就職し、ハサウェイ扮する若き女性社長との仕事の中で起こる、笑いや涙あり、のほのぼのしたお伽話なのです。

Img_new 親子ほど違う二人の年齢の差によるギャップをはじめ、いまや廃れた電話帳会社と最先端のインターネット通販会社の業態の違い、そして、メールやフェイスブックなど電子ツールが必須という仕事場への違和感など、設定の面白さが半端ではありません。脚本がうまい。知的な大人のお話です。
 もちろん、ハリウッドの定石通り、二人は、いつしか心を通わし、親子のような信頼関係を築いていくのですが、やはり、今の世知辛い世の中には、こういうコメディタッチのハッピーな映画が大事ですし、なにより私が大好きなのです(笑)。

 ともかく、デ・ニーロが凄い。本当に、優しく、頼りがいのあるシニアを自然体で演じています。ゴッドファーザーなどのギャング役の凄味など、どこにも感じられません。もう顔つきが全然違います。さすがに、カメレオン役者と賞されただけはある名優です。単に立っているだけで優しさを醸し出しており、その演技の貫録に圧倒されます。ファンでなくても、この役者ぶりを見るだけでも価値があります。

 そして、もう一人の主演のハサウェイも、多忙な女社長を頑張って演じています。社内を自転車で回ったり、分刻みの仕事で疲れ果てて大鼾をかいて寝込んだり、酒を飲みすぎてもどしたり、家庭でも問題が起ったりと、なかなかの熱演です。
 もっとも、美人は、何をしても絵になりますが、私は、キャット・ウーマンの方が好きです。加えて、「スシ食べないか」と誘われて、「今日は水銀をとるのは嫌」というセリフは、日本人を敵に回しましたなあ。もっとも、後で、日本語で「サヨナラ」という挨拶をするシーンを入れたのは、脚本上の罪滅ぼしという配慮かな?

 さらに、共演に、レネ・ルッソが登場しますが、この女優さん、若い時から、「リーサル・ウエポン」や「ザ・シークレット・サービス」などで贔屓です。今回は、老いらくの恋を軽やかに、あっさりと演じます。あちらの映画は、どうしても老人のセックスの話を混ぜなればならないようですが、今回はなかなか好感が持てます。 

 上映時間130分を十分楽しみました。往年のハリウッド映画の王道でした。
 それにしても、最近、ワーナー・ブラザーズ配給の映画を劇場で見ていなかったようで、あのワーナーのタイトルを大画面で見たら、何故か、無性にうれしくなりました。やっぱり、大人仕様の映画をもっと見なくてはいけませんナ(笑)。 

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