復刊ドットコム
以前にも、このブログ(2012.3.20)で取り上げましたが、過去の絶版本を復刊する会社があります。その名も「復刊ドットコム」といい、読者が投票して、希望の多いものから出版するという仕組みです。人気は、やはり、漫画や児童書などでしょうか。結構、分野は広いようです。
私も、これまで、少年時代に持っていたものの、その後、処分した漫画や怪獣図鑑について、懐かしさのあまり、何冊か購入しています。いくつかご紹介しましょう。
いかがですか。初代ウルトラマン世代なら、感涙ものだと思います。
怪獣大全集は、実は、全5巻であり、いまや、箱入り5巻セットまで売り出されています。
いやあ、恐るべし、「復刊ドットコム」。
私の知っている限り、怪獣黄金時代の児童書は、ほぼ復刊されている気がしますが、実は、あと1冊、怪獣図書史上重要な本が抜けています。・・・大げさな(笑)
それは、一番目の写真の「怪獣大画報」の続巻、その名も「続・怪獣画報」です。といっても、サブタイトルになっており、本題は、「図解 怪獣図鑑」です。
私のツボを押さえた図解・図鑑のフレーズです。図鑑なら図解は当たり前とは言わないでほしいものです。当時、人気だった怪獣の解剖図が満載なのです。
その本が、最後の写真です。
実は、今回、ヤフー・オークションでゲットしたのです(笑)。これを言いたかっただけかも・・。
経年のため、ややくたびれた表紙を開けると、もうそこは、幸せだった少年時代へタイムスリップします。
監修は、もちろん大編集者の大伴昌司先生です。
どのページも、懐かしい挿絵や写真や記事です。いずれも、一瞥するだけ、記憶が蘇りますし、挿絵が見事なのです。残念ながら、絵の画家名がありませんが、ともかく、当時の情報が最も詳しく、しかもレイアウトも見事に掲載されております。今の目で見ても、そのビジュアル・センスなど、間違いなく、児童書の名著です。
これは、復刊すると、絶対大ヒットになります、まず違いありません。是非、復刊ドットコムの関係者のご配慮をお願いします。よろしく、もちろん、私も買います(笑)。
ついでに、山田風太郎の原作を小山春夫先生(2012.6.10)が漫画化した「甲賀忍法帖」の復刊もお願いします。
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