サイドショウ トリケラトプス
アメリカのトイメーカーのサイドショウがまたまたやってくれました。恐竜模型のダイナソーリア・シリーズから満を持してのトリケラトプスの登場です。
このシリーズの第1号がティラノサウルスVSトリケラトプスの2体セットものでした。
その後、一体ものとして、ティラノサウルスが単独で発売された(2009.9.13ブログ参照)のですが、これがなかなかの傑作モデルで、私がこの模型シリーズに嵌った作品でもあります。
このティラノサウルスのモデルは、当時の学説のせいか、頭部から背中に棘のような突起が並んでいます。加えて、塗装が生物感溢れた色合いと質感が凄いのです。それまでの海洋堂製のモデルのレベルを一気に超えていました。東宝特撮とハリウッド映画との違いのようでした。
そして、今回、その後数年たって、やっと、相方のトリケラトプスが発売されました。
まず、箱型の体型がなかなか良い。しかも、背中に並んだ突起がうれしいデザインです。そして、色合いも艶もあっていい感じです。
しかし、なにより感心したのが、頭部の二本の角の質感です。形といい、色合いといい、素晴らしい。
また、サイズもおおよそL50cm×H30cm×W30cmぐらいなので、まあ、飾りやすいものです。この前、単体として2番目に発売されたL70cmもあるティラノサウルスは、やはり大きすぎです。作りもやや粗雑だったかな。
このトリケラトプスと単体発売第1番目のティラノサウルスの組み合わせが最高でしょう。
いやあ、素晴らしい作品でした。
なお、掲載した写真は、室内の照明のせいか、実物の深みが抜けた色合いとなっているのが残念です。商品写真もあまりよくありませんので、これは、どうしても実物を見てほしいものです。
実物は、生物としての生々しさが上手く表現されています。あとは、保管において紫外線による塗装の色あせを心配するだけです。
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