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2015年7月20日 (月)

ブルーレイ・プレーヤー

 ご愛用のDVDプレーヤーが壊れました。何の前触れもなく、突然、機能を停止したのです。もう何代目でしょう、やっぱり、超お買得の機種はいずれも寿命が短いなあ。 

 ここは、意を決して、ブルーレイの購入を決心し、録画機能付きレコーダーの機種選定の検討を進めていましたが、なにしろ、寝室でDVDが視聴できないのは、誠に不便です。
 もっとも、何を観たいというのではなく、気の向いたときや時間が空いた僅かな隙間に、いつでも、コレクションしてる映画のDVDのさわりだけを一寸見るという環境が失われたことは、思った以上に退屈で過酷でした。
 加えて、最近、メイキングは、ほとんどブルーレイ仕様が多くなっており、例えば「フューリー」、「るろうに剣心 伝説の最後編」、「ゴジラ2014」などの付録をじっくり観たいという欲望も抑えることができません。

71xfh4zftnl__sl1500_ ということで、配線の面妖なレコーダーは、とりあえず断念し、お手軽なプレーヤーにすることとし、お決まりの「アマゾン」で、最も人気のある機種を注文しました。
 結局、お安い機種になりましたが、一応、老舗のパイオニアですから大丈夫でしょう。ちなみに、左の商品写真が購入した機種です。

 その結果、早くブルーレイにすればよかったと反省です。既存のDVDもなかなか映像がきれいに見えます。
 これは、多分に、テレビとの接続にHDMという同軸ケーブルに交換したことも影響があると思いますが、予想以上に快適です。
 この連休は、久しぶりに、本格的な家庭内映画鑑賞の時間を取ることができました。

 最後の難関は、不要となったDVD機器は、家庭用の不燃物で捨てることができるのでしょうか?それとも、電気製品のリサイクルにする必要があるのかな?どうも、最近のごみの捨て方がよくわかりません(笑)。

2015年7月19日 (日)

バケモノの子

 細田守監督の最新作「バケモノの子」 は、前作「おおかみこどもの雨と雪」の私小説的なシリアス路線への傾きを一定軌道修正しているので安心しました。あんまり人間の成長とか、社会の矛盾を真正面から真摯に描きすぎると、アニメ映画の本来の持ち味を損なう気がしてなりません。最近のジブリ映画の低迷はそこに原因があると私は睨んでいます(笑)。
 ジブリに代表される日本アニメの後継者と目されている細田監督には、もっと、大らかな視点で楽しい映画、あの「サマーウォーズ」のような娯楽活劇映画を作ってほしい。

 ところで、処女作の「時をかける少女」も傑作でした。先日、大林宣彦監督の同名の作品を再見しましたが、イヤハヤもう絶句しました。時の流れは、作品の評価を一変させるものです。時代を超えて色あせないものこそが名作たる所以のものでしょう。

Img_new さて、話をもとに戻して、この最新作は、人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」が交差する奇抜な設定の下、それぞれ一人ぼっちの少年とバケモノの熊徹が出会い、バケモノ界の宗師の跡目争いを軸に、親と子、師匠と弟子などの在り様を笑いと涙で描いています。そして、最後は、ちょっぴり人間の業の深さに言及します。・・・もっと能天気に最後まで明るいストーリーでいいじゃないですか、と思いますが、まあ、活劇もありますから、赦しましょう(笑)。

 それにしても、絵柄、美術の点からは、渋天街という異世界の描写はさすがです。ジブリの「千と千尋の神隠し」を彷彿させる風景のタッチに、西遊記のような化け物世界の住人達の設定がうまい。熊の熊徹はもちろん、ライバルの猪、豚の坊主に、サルの友人、加えてウサギの宗師のデザインが秀逸です。そして、モンゴルのような草原や格闘場や市場の背景画が素晴らしい。本当に絵に見とれます。もう芸術ですゾ。この絵を見るだけでも価値があります。ハリウッドのCGなどとは全く別次元です。

 一方、気になったのが吹き替えです。熊徹の役所広司、百秋坊のリリー・フランキー、多々良の大泉洋は、よく頑張っているとは思いますが、どうも、キャラクターではなく、俳優そのものの顔が浮かんで困りました。これは、果たして、吹き替えとして成功したのでしょうか、はなはだ疑問です。どうも、最近、ジブリをはじめとするアニメ大作には、声優ではなく、有名な俳優を使うことが多くなっているようですが、これは正解なのでしょうか、改めて思いました。

 最後に、クジラの意味はなんなのでしょう。その比喩と意味がわかりません。誰か教えてください。加えて、熊徹のラストで、この作品が名作になり損ねてしまったような気がします。残念です。しかし、全体として、この映画は十分楽しめました。すくなくても、辛気臭い前作より好きです。次回作は、「もののけ姫」ではなく、「天空の城ラピュタ」でお願いします(笑)。

2015年7月16日 (木)

ターミネーター 新起動 ジェニシス

 1984年の第1作から30年を経て製作された「ターミネーター 新起動 ジェニシス」は、ターミネーターT-800が老けるというアイディアを生み出したことが最大の功績でしょう。
 思えば、第1作でも、金属の骨格を生きた細胞が覆っていると説明されていたのですから、表面の細胞が年月とともに老けてもおかしくはありません。まったく、コロンブスの卵です。
 このアイディアのおかげで、アーノルド・シュワルツェネッガーが現在の姿で出演できるのですから、ありがたいことです。

Img_new お話は、第1作の冒頭シーンをなぞるように展開します。当時の若いシュワルツェネッガーが全裸のターミネーターで登場する場面は、まるで昔のフィルムの流用かと思えるほどそっくりですが、そこに、老けたシュワちゃんが登場し、老若二体のターミネーターが大格闘するのです。
 もう感涙です。メイキングによると、格闘の相手役は、シュワちゃんに憧れ、往年の体型とそっくりに鍛え上げたボディビルダーだということです。世の中には奇特な人が居るものです。
 一方、カール・リースの登場も、同じく浮浪者のズボンやナイキのシューズを盗み、警官に追われる場面も同じかと思わせて、なんと、この警官が、イビョンホン扮する液体金属のターミネーターのT-1000なのです。
 さらに、ここに、突然救援に現れるのが、若いサラ・コナーであり、過激なアクションをこなし、カールを助けます。
 第1作目のか弱いサラ(2作目では狂気の女戦士に変貌しますが・・)とは全く異なり、過激で可憐なエミリア・クラークという女優さんです。ここで、私は完全に彼女の虜です。

 この1984年のお話から、手作りタイムマシンで2017年、すなわち現代にタイムトラベルするのですが、ここがこの脚本の凄さで、あくまで現在にこだわった設定となっています。
 これこそが、タイムトラベルもののミソなのです。第4作目のターミネーターが今ひとつ面白くなかったのは、未来での出来事にしたからです。
 今回の脚本は練に練られており、オリジナルを踏襲するとみせかけて、あっと驚く仕掛けを展開します。これぞ、シリーズものの新起動なのでしょう。
 しかも、T-3000という新たな敵役の正体には参りました。ナノ粒子細胞のターミネーターというSF設定より、その因縁が見事です。今後の展開はどうなるのか、予想がつきません。心配します。
Img_0001_new_0001 と思っていたら、メイキング本では、やはり、3部作として構想されているそうで、次作がほんとに楽しみです。
 なにしろ、ラストに、シュワちゃんがグレードアップしたのですから、いやがおうでも期待が高まります。若いサラ・コナーの活躍も楽しみです。いやあ、私のようなターミネーター・ファンには、たまらない作品になりました。

2015年7月15日 (水)

ブロブ 宇宙からの不明物体

 やっと、隠れた傑作SF映画「ブロブ 宇宙からの不明物体」が復刻シネマライブラリーからDVD化されました。

Img_new 以前、このブログで紹介(2007.3.24)もしましたように、1988年に、’58年の「マックイーンの絶対の危機」を再映画化されたものですが、まだCGのない時代に、アナログの特撮技術を駆使して、なかなか見応えのある映像を造り上げています。
 しかも、今回、遅まきながら判ったのですが、脚本が、なんと名匠フランク・ダラボンではないですか。登場人物の人物像が怪物に食われる脇役も含めて、それぞれ個性がきっちり描き分けられています。面白いはずです。

 それにしても、やっぱり、この副題の付け方は、ひっかけ的でアンフェアですねえ。

 どうか肩の力を抜いて気楽に楽しんでください。
 ただ、残念なことは、この復刻シリーズは、あいかわらず画質が良くないことです。最近のブルーレイの鮮明な画像などを見慣れると、不満が高まります。ここは一つ製作会社の奮起を望みたいものです。・・・・とはいっても、ビデオの時代を考えると、贅沢になったものです。・・・・反省です。

 ついでに、今回、65年の傑作ミステリ-「バニー・レークは行方不明」が初DVD化されています。この作品、確か、故大伴昌司先生が褒めちぎってたものだと思います。
 政治情勢はともかく、ほんとに良い時代になったものです。早速買いたいですが、4000円超の価格は、相場的に少し高くネ?(笑) 

2015年7月13日 (月)

赤い影法師

 幼い頃に観た映画の断片で、題名もわかりませんが、何故か記憶に強く残っているものがあります。
 例えば、時代劇でいえば、忍者たちが草原で戦っている画面の手前の木の幹に、黒い八方手裏剣が突き刺さるシーンがやけに鮮明であり、お話的には、実は敵と思っていた相手が、実の父親だったという典型的な因果話だったという東映映画がありました。

Img_0001_new 長年、映画版「隠密剣士」と誤解していましたが、発売された隠密剣士のビデオを見て、内容が全く違うことを発見し、しばらく、その正体を探していた時期がありました。
 よくよく記憶を辿れば、主演は大川橋蔵で、その敵は、白装束姿の近衛十四郎でした。あとは、様々な文献をひっくり返しながら、原作が柴田錬三郎の「赤い影法師」ということまで突き止めました。
 ・・が、そのまま観る機会もなく、今日まで過ぎてしまいました(笑)。

 先日、東映時代劇傑作DVDコレクション・シリーズで、既に絶版となっている「赤い影法師」をオークションで見つけ、中古品をゲットしました。(このシリーズは書籍扱いなので、買うのを忘れてしまうのです。)

 さて、物語の設定は、木暮実千代が扮する主人公の母忍者は、実は石田三成の娘であり、主人公とともに、莫大な軍資金のありかを隠した刃紋のある刀剣を探してるのですが、その剣が寛永御前試合の勝者に与えられることとなったため、御前試合の勝者から剣先三寸を奪っていくというものです。(正直、倉に忍び込む方が簡単だと思いますが・・)

 見せ場的には、講談で有名な御前試合が順次、行われていく様子をはじめ、大友柳太郎の柳生十兵衛や大河内伝次郎の柳生宗矩などの剣豪の登場や、近衛十四郎の服部半蔵との戦いなど、結構殺陣のシーンが続きます。東映にしては、よくできた迫力あるアクションです。

 しかし、それより、今回驚いたのが、軍資金のありかは、刀の刃紋と母の二の腕の彫り物の絵柄と併せて、その隠し場所がわかるという設定のため、母が腕をまくってその彫り物を見せる場面のお色気にどっきりです。いやあ、脇下は時代の変化を映し出します。
 加えて、女剣士が争いに敗れて、橋蔵に身を任そうとする際に、肌蹴た着物から垣間見えた肩と胸の上部の艶っぽさはどうですか。いやあ、見えそうで見えない演出にも参りました。往年のハリウッドと同じく、制約こそが演出力を高めるのかもしれません。こういうサービス精神が大事なのです(笑)。

 そのほかは、浪花節的な親子の情とか、好いた男を思う女心とか、将軍の側室候補を略奪しても、将軍暗殺を企てても、故意に見逃そうとする能天気さとか、部下を全滅させられても全く歯牙にもかけない態度とか、突っ込みどころが満載の映画でした(笑)。

 まあ、いいじゃないですか、これが東映時代劇映画です。寄る年波のせいか、最近、少し見方が緩んできています(笑)。

2015年7月12日 (日)

悪党に粛清を

 昨日、仕事で上京した際、新宿武蔵野館で、「悪党に粛清を」を観て来ました。この映画は、地方では公開の予定がなく、あきらめていたのですが、たまたま東京での会議の合間に時間が取れて誠に幸運でした。

Img_new さて、この映画は、デンマーク版西部劇なのです。マカロニならぬバイキング・ウエスタン(アンデルセン・ウエスタンも捨てがたい)なのです(笑)。しかも、ロケ地が南アフリカといいますから驚きます。
 もっとも、歴史的に言えば、西部開拓時代には、デンマーク人も移民としてアメリカに入ったそうですから、さほど驚くことではないかもしれません。

 主演は、007の「カジノ・ロワイヤル」の悪役で名を成したマッツ・ミケルセンです。どことなく、マカロニ・ウエスタンの代名詞であるジャンゴを演じたフロンコ・ネロの雰囲気を漂わています。
 監督は、同じくデンマーク人のクリスチャン・レヴリングという人で、昔からの西部劇ファンなのだそうです。
 「駅馬車」のジョン・フォード監督、「ウエスタン」のセルジオ・レオーネ監督、そして黒澤明がヒーローだったとか。
 そのため、パンフレットによると、劇中、62箇所、名作西部劇などへのオマージュを捧げているとか。私がわかったのは、「ウエスタン」の衣装のロングコート、「七人の侍」の豪雨の決闘、「用心棒」の床下の攻防、あとは多分、「駅馬車」のシーンなどかな。
 共演は、インディアンに舌を切られた悪女にフランス人のエヴァ・グリーン。この女優さん、最近は、「300」の続編での女殺し屋をはじめ、様々な美しい悪女役を演じていますが、私はどうも容貌的にいまいち苦手です。今回も、その魅力がよくわかりません(笑)。
 そして、脇は、悪役にアメリカ人のジェフリー・ディーン・モーガン(ウォッチメンの悪ヒーロー)やイギリス人のジョナサン・プライス(G.Iジョーの大統領役)など国際色豊かな配役で固めています。つまり、この作品は結構大作なのです。何故、全国上映しないのか、わかりません。・・くどいなあ(笑)。

 ストーリーは、マカロニの伝統芸である復讐がテーマです。主人公が故国デンマークから呼び寄せた美しい妻と10歳の子どもが、西部についた途端、駅馬車に乗り合わせたならず者に殺されるのです。この惨劇の演出が見事なのです。
 主人公の油断から子供を盾にとられ、駅馬車から突き落とされた主人公が後を必死で追いかけるのですが、その結末は、もう無残、非道としかいいようのないものです。
 もっとも、妻への暴行シーンや子供を殺す場面などは、映像では一切見せず、主人公が絶望の中で見つめる目線や、月明かりの荒野、長くのびる道などの悪夢のような情景を描き、突然、襲った人生の非情さや理不尽さを観客の感性に訴え、味わせます。もう、どんなグロテスクな死体の映像より何倍も恐ろしいものです。実際、映画を見た夜に夢に出ました。ほんとうに、怖い、見事な演出でした。

 この非道な事件から物語が始まるのです。暴力で町を支配するボス、ボスの弟の口が聞けない美女、葬儀屋をやっている(ここも黒澤?)人道派の町長、優柔不断な保安官、土地を追われる農民たち、そして、その裏にはある謀がある・・というお馴染みの設定に、各人各様の復讐のドラマが絡み合います。よくできた脚本です。これが限定的な公開とは勿体ない話です。

 もっとも、新宿武蔵野館では、観客のほとんどが、年配の方々でしたので、やはり、西部劇は、興行的に、まだまだ観客動員数が期待できないのかもしれません。今大ヒット中のCG製のアメコミ映画よりも、本格的な活劇映画だというのに、本当に残念です。未見の方は、機会があれば、是非、ご覧ください。

2015年7月 5日 (日)

アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン

 「(馬鹿は)伝染るんです。」という名文句(漫画のタイトル?)がありますが、この数年間でアメコミ映画の世界に違和感を感じなくなりました。アメリカ・ハリウッド帝国による、私をはじめとする日本人の総○○化とも思えます。その証拠は、まさに最近の政治家の言動に顕著に顕れています(笑)。
Img_new さて、このアベンジャーズの続篇は、人工知能開発から新たなウルトロンという強敵を自ら創り出したために、お馴染みのアイアンマンやハルク、キャプテン・アメリカ、ソーなどのヒーローが集まり、戦うというお話です。
 といっても、ストーリーは、2008年の映画「アイアンマン」を皮切りに、それぞれの単独映画のシリーズを継続しながら、繋ぎ合わせて、この「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」につながっています。
 細かな筋書やら、戦いの山場の内容については、鑑賞中は、多分物凄くお金をかけたCGの映像を、なんも考えずに楽しんでいましたので、幕が閉じたら、本当に驚くほど覚えていません(笑)。どうやら、140分間、俗世間を離れ、目を開けたままじっくり熟睡していたのかもしれません。・・・まさに、そういう映画でした。
 そのため、記憶を呼び戻す(笑)よう、820円もするパンフレットを購入しました。これは、この映画のシリーズでは、アイアンマンとキャプテン・アメリカに次ぐ快挙です。まあ、今回は、6本見たら1本おまけの番でしたので、これでいいのだ。

 ところで、こういうアメコミのヒーロー達のコラボレーションとして、「バットマン対スーパーマン」の映画が製作されているようです。正直、大丈夫か?と思います(笑)。
Img_0001_new 

 もともとアメコミには興味がなかったので知らなかったのですが、アメリカには、2大老舗の出版社、「DC(ディテクティブ・コミックス)」と「マーベル」があり、前者が、1938~39年にスーパーマン、バットマンを生み出し、後者が1962~63年にハルク、スパイダーマン、ソー、アイアンマン、Xーメンなどで急成長を遂げ、今に至っているということです。(写真の洋泉社の本から引用)
 私が、スーパーマンとバットマン以外、あまり知らない筈です。子供時代の年代が異なります(笑)。

 結局、同じ出版社のヒーローを総動員してるのですが、映画化に際しては、マーベル社のやり手編集者スタン・リーの戦略(映画部門の創設)が功を奏しているようです。なにしろ、マイナーなヒーローやヴィラン(悪役)は、大量に在庫を抱えていますから、出演者には困りません(笑)。
 ちなみに、同じマーベル社のX-メンとファンタスティック・フォーがアベンジャーズに参加しないのは、20世紀フォックスが映画化権をもっているためだそうです。そういえば、それぞれ単品で映画化されています。
 また、ソニーが映画化権を所有しているスパイダーマンは、新シリーズが2作でこけたので、マーベルとの提携したそうです。今後、アベンジャーズに出るかもしれません(笑)。

 そういえば、アベンジャーズのメンバー構成も、ソーのような宇宙人(神)や改造人間などの本物の超人もいる半面、ブラック・ウイドウやホークアイなど、いくら凄腕スパイや弓の名人にしても、生身の人間が参加しているのは笑えます。しかも、超人的な活躍です。そのせいか、「アベンジャーズのメンバーでも、武器はこんな弓しかない。」とホークアイのセリフで弁解させているのが微笑ましい。(脚本陣の苦労が忍ばれる・・。)

 それにしても、アメコミ映画の傑作は、私的には、やはり、リチャード・レスター監督の「スーパーマン2」とサム・ライム監督の「スパイダーマン2」です。まだ、この両作を超えるアメコミ映画はありませんゾ。次点は、ティム・バートンの「バットマン」であり、考えすぎのクリストファー・ノーラン監督の作品は現在再評価中(笑)です。

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