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2015年5月 5日 (火)

シンデレラ

 ディズニーの最新作「シンデレラ」というのは、まさしく、アニメの名作「シンデレラ」をそのまんま実写化した映画でした。
 お伽噺のアニメから現実の世界に抜け出した「魔法に魅せられて」やディズニーアニメの大傑作「眠れる森の美女」を悪の女王の目線から描いた「マレフィセント」などのように、これまでの、王子がお姫様を救うという黄金のラブストーリーに新たな世界を描きだすという革命を生み出してきたディズニーなのですが、今回は、何のひねりもありません。
 まさに、王道のお伽話なのです。

Img_new_2 シンデレラは、絵に描いたような優等生であり、アニメと同じくCGのネズミも擬人化されています。王子も結婚に反対していた王様も、シンデレラの「勇気と愛」の一言に一目ぼれです。
 しかも、ケイト・ブランシェット扮する継母も意地悪なのですが、どこか緩いムードです。シンデレラを下女として酷使している状況ものんびりしています(笑)。そのうえ、この継母、王子の政略結婚のためにシンデレラが邪魔な大公と組んでも、殺そうまではしないのです。いまの世相の目線から見ると、どうも中途半端、というより、詰めがなっていない(笑)。いまや、保険金がほしけりゃ、実の子供でも殺す時代ですよ、甘いぞ、継母(あれ、この人、名前がない?)。

 もっとも、さすがに王道のストーリーだけあって、退屈はせず、鑑賞中は面白く見ました。信じられないような幸せな家庭、フェアリー・ゴッドマザー(妖精の女王)の登場、カボチャの馬車、幸せな王国など、まさに、すべてが現実には存在しない魔法の国ですなあ。2Dの線書きのアニメだから成り立つ世界とも思えます。3Dのアニメだと、はや違和感を感じるかもしれません。
 監督は、ケネス・プランナーですが、この人、シェークスピア俳優らしいですが、アメコミの実写化など本当に好きですねえ(笑)。

  この映画の一番の見せ場は、やはりお城の舞踏会ですねえ。実写の凄さをまざまざと見せます。アニメと同じ青いドレスのシンデレラが王子と踊るシーンは、素晴らしい。周囲の女性たちのドレスの色の配色などは、さすがです。美術も豪華で見事です。視覚的に単純に感動します。シンデレラ役の女優さんもこの辺でやっと見直しました。

 まあ、退屈はしませんでしたので、時間があればご覧ください。併映の「アナと雪の女王」の短編はコメントすらもいたしません。「シンデレラ」の興行不安への補強策なのでしょうか。多分、何の助けにもならないと思いました。

 

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