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2015年5月23日 (土)

アニメクリエイターの選んだ至高の映画

 雑誌「映画秘宝」の別冊「アニメクリエイターの選んだ至高の映画」が、洋泉社から発売されています。中身は、日本のアニメ監督や脚本家など(まとめて、クリエイターと言うらしい。)の推薦する映画へのインタビューを集めたものです。

Img_new 正直、そのアニメクリエイターの皆さんについては、まるで知りません。そして彼らが創ったアニメ作品自体も知りません。「クレヨンしんちゃん」や「魔法少女なんとか」とおぼろげにわかる作品が、数本でしょうか。ほとんどのタイトルが、そんなアニメ、どこで公開しているの?といった状態です(笑)。
 どうやら、この別冊特集の協賛?が「オトナアニメ」という雑誌でもあるようですので、どうやら18禁の分野もあるらしい。日活ロマンポルノから新しい監督が登場してきた例もありますし、多分に素晴らしい才能の持ち主たちだと思います。

 というのも、実は、この本、なかなか面白かったのです。彼らアニメ関係者の選ぶ映画が、SF映画、戦争映画、アクション映画、そして時代劇と、まさに、私のお気に入りの分野なのです。
 皆さん、アニメの人間だけに、なかなかユニークな視点をお持ちで、誠に面白く読みました。しかも、それぞれ、かなりのオタクで、それぞれの分野の見事な博識ぶりです。
 未読の方は、是非、お読みください。
 ただし、思想的な思考はなく、感性と幼児体験の話が多いので、ご注意ください。映画秘宝的、和田誠風、映画オタク談議でした。

 もっとも、文中で、「最近は、アニメしかみないアニメファンと映画しか見ない映画ファンに分かれている」という二極分化への危機意識のコメントは面白かった。私の娘などと話していますと、誠にそのとおりと実感します。
 ただ一つ言えることは、こうした第一線で活躍中(多分?)のアニメ・クリエイターたちは、実に様々な実写映画からインスピレーションを得たり、パクッたりして、創造の源にしていることもよくわかります。

 いやあ、映画ファンだったころの和田誠(この人はイラストレーターで、ちょっと監督)の映画エッセイ以来、久々に、面白い読み物に巡り合いました。やっぱり、自分は、思索系ではなく、視覚系なのでしょうねえ、きっと。

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