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2015年4月19日 (日)

ワイルド・スピード スカイミッション

 「ワイルド・スピード」シリーズは、尻り上がりにアクションがスケールアップしてきました。初期の頃は、普通のカーアクションでしたが、第5作目のメガマックスで大化けです。何度も言うようですが、南米の街中で、マフィアの大金庫を二台の車で引きずり回し、無数のパトカーをおしゃかにした場面は腹を抱えて笑いました。破壊の物量と馬鹿げたシチュエーションが傑作でした。どうやら、新登場のザロック様ことドウェン・ジョンソンの加入が大きいようです。その後も、このFBIの捜査官は、すっかりおなじみのメンバーとして「ファミリー」の一員になってしまいます(笑)。

 第6作の「ユーロ・ミッション」では、あろうことか、戦車が登場し、高速道路で次々と車を潰していきます。これも名シーンです。キャタピラの凄まじい破壊の迫力と漫画のようなおかしさが見事にミックスされ、しかも、最後は、離陸寸前の大型輸送機から飛び出すのですから、もうこれは、アクション映画ではなく、スラップスティック・コメディ映画(体を張ったコメディ映画)の傑作と言えます。そして、もうこれ以上のパワーアップはないだろうと思っていたら、今度の作品です。
Img_new 第一、「スカイミッション」という題名から笑ってしまいます。予告篇で観ても、飛行中の輸送機から次々と車が飛び出すのです。 
 しかも、今回は、前作のラストの予告通り、今最も売れっ子のアクションスターのジェイソン・ステイサムが問答無用の敵役で登場です。期待と不安で心が躍らないわけはありません。

 そして、映画は、その期待を裏切ることなく、いや、予想を遥かに超える、奇想天外なアクションが展開されます。冒頭のステイサムの無敵ぶりも、完全に一線を超えていますし、予告編の空中飛び出しなどは、ほんの序の口でした。
 とんでもない荒業が続き、「ゼッテー死んでるゼ。」とでも悪態をつきたるようなシーンが続きます。観ている途中で、自分の膝が揺れているのを確認しています。なかなか見る方も力が入ります。
 ともかく、SF超人たちのアメコミ実写版の上をいきます。こんなアクロバットな設定を大真面目に考え出した製作陣に座布団を一枚。・・・結構、私は好きですので(笑)。
 それにしても、アゼルバイジャンの崖跳び、ドバイの超高層ビルの三段階ジャンプ、ロスアンゼルスの無人機(ドローン)とのカーチェイス、もうムチャクチャですがな、とアチャコ先生のフレーズを思い出しました。究極の荒唐無稽ぶりでした。お見事。

 加えて、往年のアクションスターカート・ラッセルが登場したのもうれしいなあ。溢れるサービス精神は、物量だけでなく、こういうところも気がきいています。

 ただ、少し気になったのが、ヴィン・ディーゼル扮する主人公の口癖「仲間じゃない、ファミリーだ」というのが、家族以外は皆敵のようにも聞こえて、自分の家族さえ良ければそれで良しとする昔の過度なマイホーム主義を思い出して、少し気になりました。・・てなことを書くのも大人げないか(笑)。
 また、大物ゲストのステイサムの結末が気になっていましたが、最後は納得のいく形になったので安心するとともに、上手いやり方で顔を立てている処理には感心しました。

 さて、今回、相棒役のポール・ウォーカ-が急死されたので、もう次の作品はないのでしょうねえ。もし、次作があるとすれば。その仕掛け、スケールアップのアイディアは、一体どうなるのでしょう。人ごとながら心配します。・・ご冥福をお祈りします。

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